前場コメント No.14 村田製作所、新日鉄住金、中部電力、ＮＪＳ、日本ゼオンなど
★10:06 村田製－3日ぶり反落 アジアで交通情報サービスを開始 今夏にも
村田製作所<6981.T>が3日ぶり反落。14日付の日経新聞朝刊で、同社が今夏にもアジアで道路の渋滞などの幅広い交通情報を提供するサービス事業を始めると報じられた。
第1弾としてタイで信号に設置したセンサーを活用して、交通状態や雨量など気象状況のデータを大量に集めるシステムを構築し、データを販売するという。電子部品の販売だけでなく、自社の技術を生かしたサービス事業に参入し、安定的な収益源に育てる考えのもよう。
村田製作所<6981.T>が3日ぶり反落。14日付の日経新聞朝刊で、同社が今夏にもアジアで道路の渋滞などの幅広い交通情報を提供するサービス事業を始めると報じられた。
第1弾としてタイで信号に設置したセンサーを活用して、交通状態や雨量など気象状況のデータを大量に集めるシステムを構築し、データを販売するという。電子部品の販売だけでなく、自社の技術を生かしたサービス事業に参入し、安定的な収益源に育てる考えのもよう。
★10:07 新日鉄住金－野村が目標株価引き上げ 引き続き大幅な業績回復を予想
新日鉄住金<5401.T>がもみ合い。野村証券では、引き続き大幅な業績回復を予想。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2450円→2750円と引き上げた。
業績予想を上方修正。野村ではこれまでの業績予想において、為替レートが110円/ドル程度で推移すれば、来18.3期に経常利益で3000億円程度の達成の可能性を指摘してきたが、この業績の方向性の考え方に大きな変更はなし。今後の為替レート前提を従来予想の103円/ドルから114円/ドルに変更し、大分製鐵所の厚板工場の火災影響を織り込み、来18.3期の経常利益予想を2700億円から3000億円へ上方修正。QUICKコンセンサスも約2900億円であり、現状の株価はこの程度の業績回復をおおむね織り込んだ水準と判断。
新日鉄住金<5401.T>がもみ合い。野村証券では、引き続き大幅な業績回復を予想。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2450円→2750円と引き上げた。
業績予想を上方修正。野村ではこれまでの業績予想において、為替レートが110円/ドル程度で推移すれば、来18.3期に経常利益で3000億円程度の達成の可能性を指摘してきたが、この業績の方向性の考え方に大きな変更はなし。今後の為替レート前提を従来予想の103円/ドルから114円/ドルに変更し、大分製鐵所の厚板工場の火災影響を織り込み、来18.3期の経常利益予想を2700億円から3000億円へ上方修正。QUICKコンセンサスも約2900億円であり、現状の株価はこの程度の業績回復をおおむね織り込んだ水準と判断。
★10:08 インベスターズクラウド－反落 太陽光発電関連事業のＢＩＪを持ち分法適用関連会社化
インベスターズクラウド<1435.T>が4日ぶり反落。同社は2月13日の大引け後に、インターアクション<7725.T>から、太陽光発電関連製品のシステム設計などを行うＢＩＪ（東京都渋谷区）の株式を取得すると発表した。株式取得日は2月16日の予定で、所有割合は32.05％、取得価格は1億円。これにより、持ち分法適用関連会社となる。しかし、株価への影響は限定的のもよう。
インベスターズクラウド<1435.T>が4日ぶり反落。同社は2月13日の大引け後に、インターアクション<7725.T>から、太陽光発電関連製品のシステム設計などを行うＢＩＪ（東京都渋谷区）の株式を取得すると発表した。株式取得日は2月16日の予定で、所有割合は32.05％、取得価格は1億円。これにより、持ち分法適用関連会社となる。しかし、株価への影響は限定的のもよう。
★10:11 スクリーン－ジェフリーズが目標株価引き上げ 独自の成長シナリオに注目
ＳＣＲＥＥＮホールディングス<7735.T>が変わらずを挟んで5日続伸。ジェフリーズ証券では、独自の成長シナリオに注目。投資判断「HOLD」を継続、目標株価は7400円→7900円と引き上げた。
3Q決算はSPE受注が648億円と過去最高を更新、営業利益も下期計画に対して高い進ちょくとなり、会社は通期予想を引き上げた。SPE売上は2017年度も拡大傾向が続くとみられるが、一方で同社の場合、3DNAND、液晶G10投資といった今後の成長要素の取り込みという点で課題が残る。3Q決算を踏まえて業績予想を引き上げ、目標株価は引き上げるとした。
ＳＣＲＥＥＮホールディングス<7735.T>が変わらずを挟んで5日続伸。ジェフリーズ証券では、独自の成長シナリオに注目。投資判断「HOLD」を継続、目標株価は7400円→7900円と引き上げた。
3Q決算はSPE受注が648億円と過去最高を更新、営業利益も下期計画に対して高い進ちょくとなり、会社は通期予想を引き上げた。SPE売上は2017年度も拡大傾向が続くとみられるが、一方で同社の場合、3DNAND、液晶G10投資といった今後の成長要素の取り込みという点で課題が残る。3Q決算を踏まえて業績予想を引き上げ、目標株価は引き上げるとした。
★10:12 東電力ＨＤと中部電－底堅い インド再生可能エネルギー最大手に共同出資
東京電力ホールディングス<9501.T>と中部電力<9502.T>が底堅い。14日付の日経新聞朝刊で、両社が共同でインドの再生可能エネルギー最大手に出資すると報じられた。
200億円超で第三者割当増資を引き受け、全株の10％を取得するという。電気需要が急増するインドで収益拡大を見込むとされる。東電は福島第1原子力発電所の廃炉・賠償費用の捻出が急務となっており、新興市場開拓で収益力を高める考えのもよう。
東京電力ホールディングス<9501.T>と中部電力<9502.T>が底堅い。14日付の日経新聞朝刊で、両社が共同でインドの再生可能エネルギー最大手に出資すると報じられた。
200億円超で第三者割当増資を引き受け、全株の10％を取得するという。電気需要が急増するインドで収益拡大を見込むとされる。東電は福島第1原子力発電所の廃炉・賠償費用の捻出が急務となっており、新興市場開拓で収益力を高める考えのもよう。
★10:15 ＮＪＳ－反発 宇部市から公共下水道事業の導入可能性調査業務を受託
ＮＪＳ<2325.T>が反発。同社は2月13日の大引け後に、山口県宇部市から、コンセッション事業に伴う導入可能性調査業務を受託すると発表した。受託したのは、「宇部市公共下水道事業西部処理区コンセッション事業に伴う導入可能性調査」。受注金額は約1億円。
ＮＪＳ<2325.T>が反発。同社は2月13日の大引け後に、山口県宇部市から、コンセッション事業に伴う導入可能性調査業務を受託すると発表した。受託したのは、「宇部市公共下水道事業西部処理区コンセッション事業に伴う導入可能性調査」。受注金額は約1億円。
★10:15 日本ゼオン－みずほが目標株価引き上げ LiB材料やH-NBRの拡大を好感
日本ゼオン<4205.T>が3日続伸。みずほ証券では、LiB材料やH-NBRの拡大を好感するとし、業績予想を上方修正。投資判断「買い」を継続、目標株価を1250円→1450円と引き上げた。
今17.3期3Q決算において、エラストマー素材事業の回復およびリチウムイオン二次電池（LiB）材料の拡大などを確認した点を好感、新規水素化ニトリルゴム（H-NBR）や有機EL用途を含む光学フィルムの拡大にも期待する上、C5留分を出発原料とする香料および工業薬品などの安定収益貢献も期待できると判断。ただし、高付加価値かつ高シェアの特殊品比率が高いゼオンの短期的な収益変動性は比較的高いとの判断を再確認するとした。
日本ゼオン<4205.T>が3日続伸。みずほ証券では、LiB材料やH-NBRの拡大を好感するとし、業績予想を上方修正。投資判断「買い」を継続、目標株価を1250円→1450円と引き上げた。
今17.3期3Q決算において、エラストマー素材事業の回復およびリチウムイオン二次電池（LiB）材料の拡大などを確認した点を好感、新規水素化ニトリルゴム（H-NBR）や有機EL用途を含む光学フィルムの拡大にも期待する上、C5留分を出発原料とする香料および工業薬品などの安定収益貢献も期待できると判断。ただし、高付加価値かつ高シェアの特殊品比率が高いゼオンの短期的な収益変動性は比較的高いとの判断を再確認するとした。
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