前場コメント No.15 中村超硬、日立造船、トヨタ、近鉄エクスプレス、ニプロなど
★10:16 中村超硬－急落 通期営業赤字転落見込む ダイヤモンドワイヤの大幅な販売減などで
中村超硬<6166.T>が急落。同社は13日に、17.3期通期の連結営業損益予想を従来の4.6億円の黒字から15.8億円の赤字（前期は14.4億円の黒字）へと引き下げると発表した。ダイヤモンドワイヤの大幅な販売減や生産稼働率低下に伴う原価率の上昇などが響く。市場コンセンサスは4.5億円の赤字。
17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業損益は13.8億円の赤字（前年同期は9.8億円の黒字）だった。
併せて、17.3期の期末配当予想を10円から無配（前期は10円）に修正すると発表した。
中村超硬<6166.T>が急落。同社は13日に、17.3期通期の連結営業損益予想を従来の4.6億円の黒字から15.8億円の赤字（前期は14.4億円の黒字）へと引き下げると発表した。ダイヤモンドワイヤの大幅な販売減や生産稼働率低下に伴う原価率の上昇などが響く。市場コンセンサスは4.5億円の赤字。
17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業損益は13.8億円の赤字（前年同期は9.8億円の黒字）だった。
併せて、17.3期の期末配当予想を10円から無配（前期は10円）に修正すると発表した。
★10:18 ＪＦＥＨＤ－野村が目標株価引き上げ 18.3期の業績は大幅回復へ
ＪＦＥホールディングス<5411.T>が3日続伸。野村証券では、来18.3期の業績は大幅回復を想定。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1650円→2230円と引き上げた。
業績予想を上方修正。野村ではこれまで、為替が110円/ドル程度で推移すれば来18.3期の経常利益で1500億円程度を達成できると考えていたとしているが、為替効果を除くスプレッドも従来予想に比べると改善すると判断、来18.3期経常利益予想を1300億円から1700億円まで上方修正した。来18.3期にはスプレッドの改善、数量増効果だけではなく、コークス炉の改修などによるコスト削減効果も期待できるため、大幅な増益が予想される点は注目できると指摘。
ＪＦＥホールディングス<5411.T>が3日続伸。野村証券では、来18.3期の業績は大幅回復を想定。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1650円→2230円と引き上げた。
業績予想を上方修正。野村ではこれまで、為替が110円/ドル程度で推移すれば来18.3期の経常利益で1500億円程度を達成できると考えていたとしているが、為替効果を除くスプレッドも従来予想に比べると改善すると判断、来18.3期経常利益予想を1300億円から1700億円まで上方修正した。来18.3期にはスプレッドの改善、数量増効果だけではなく、コークス炉の改修などによるコスト削減効果も期待できるため、大幅な増益が予想される点は注目できると指摘。
★10:20 日立造船－大幅に3日続伸 次世代型排ガス浄化装置を初受注 中国エンジン大手から
日立造船<7004.T>が大幅に3日続伸。14日付の日経新聞朝刊で、同社が船舶用ディーゼルエンジンに取り付けて有害な窒素酸化物（NOx）を大幅に減らせる次世代型排ガス浄化装置を初受注したと報じられた。
中国のエンジン大手の大連マリンディーゼル（遼寧省）からの受注で、2017年末に2基を納入するという。世界的に船舶の環境規制が強化されており、今回の装置を今後3年で50基販売したい考えのもよう。
日立造船<7004.T>が大幅に3日続伸。14日付の日経新聞朝刊で、同社が船舶用ディーゼルエンジンに取り付けて有害な窒素酸化物（NOx）を大幅に減らせる次世代型排ガス浄化装置を初受注したと報じられた。
中国のエンジン大手の大連マリンディーゼル（遼寧省）からの受注で、2017年末に2基を納入するという。世界的に船舶の環境規制が強化されており、今回の装置を今後3年で50基販売したい考えのもよう。
★10:21 トヨタ－野村が目標株価引き下げ 米国でやや苦戦も日本・アジアの高収益は不変
トヨタ自動車<7203.T>が3日ぶり反落。野村証券では、米国でやや苦戦も日本・アジアの高収益は不変とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は8500円→7650円と引き下げた。
日米の販売台数はモデルサイクルや車種ごとの供給制約の関係で来18.3期は前期並みとみられるが、市場環境が底打ちしたASEAN やC-HRのハイブリッド車が、好調な欧州が台数増をけん引する見込み。来18.3期も大幅な台数増は見込めないが、日本、北米、ASEANでバランスよく稼ぐ高収益体質や高水準のネットキャッシュを背景とした、積極的な株主還元に変化はないとみられるとした。
トヨタ自動車<7203.T>が3日ぶり反落。野村証券では、米国でやや苦戦も日本・アジアの高収益は不変とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は8500円→7650円と引き下げた。
日米の販売台数はモデルサイクルや車種ごとの供給制約の関係で来18.3期は前期並みとみられるが、市場環境が底打ちしたASEAN やC-HRのハイブリッド車が、好調な欧州が台数増をけん引する見込み。来18.3期も大幅な台数増は見込めないが、日本、北米、ASEANでバランスよく稼ぐ高収益体質や高水準のネットキャッシュを背景とした、積極的な株主還元に変化はないとみられるとした。
★10:25 近鉄エクスプレス－みずほが目標株価引き上げ 株価はAPLLで一喜一憂する局面が続く
近鉄エクスプレス<9375.T>がもみ合い。みずほ証券では、株価はAPLLで一喜一憂する局面が続くとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1300円→1560円と引き上げた。
同社株は3Q決算発表の翌日に高騰。APLLの3Qの赤字幅が1Qや2Qに対して縮小したことを受け、株式市場の来18.3期以降の業績回復への期待が高まったためと考えられる。当面はAPLLの業績に一喜一憂する局面が続く見込。みずほでは、APLLは従来から下期に利益が偏重する業態であり、今17.3期1～3Qの実質的な収益は前年同期比ほぼ横ばいで推移しているとみられる。APLL営業利益は、今17.3期が32億円の赤字、来18.3期は旧親会社からの分離費用の減少などにより同22億円の赤字と予想。
近鉄エクスプレス<9375.T>がもみ合い。みずほ証券では、株価はAPLLで一喜一憂する局面が続くとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1300円→1560円と引き上げた。
同社株は3Q決算発表の翌日に高騰。APLLの3Qの赤字幅が1Qや2Qに対して縮小したことを受け、株式市場の来18.3期以降の業績回復への期待が高まったためと考えられる。当面はAPLLの業績に一喜一憂する局面が続く見込。みずほでは、APLLは従来から下期に利益が偏重する業態であり、今17.3期1～3Qの実質的な収益は前年同期比ほぼ横ばいで推移しているとみられる。APLL営業利益は、今17.3期が32億円の赤字、来18.3期は旧親会社からの分離費用の減少などにより同22億円の赤字と予想。
★10:26 ニプロ－もみ合い ベトナムに医療機器製造子会社を設立
ニプロ<8086.T>がもみ合い。同社は2月13日の大引け後に、ベトナムのホーチミン市に医療機器製造子会社「ニプロベトナム」を設立すると発表した。
今後拡大が予想される医療機器需要に応えるため、生産能力を向上を図る。輸出入に適した立地環境をもち、豊富な若年労働力を有するホーチミン市近郊にあるサイゴンハイテクパーク工業団地に、医療機器製造子会社を設立する。
ニプロ<8086.T>がもみ合い。同社は2月13日の大引け後に、ベトナムのホーチミン市に医療機器製造子会社「ニプロベトナム」を設立すると発表した。
今後拡大が予想される医療機器需要に応えるため、生産能力を向上を図る。輸出入に適した立地環境をもち、豊富な若年労働力を有するホーチミン市近郊にあるサイゴンハイテクパーク工業団地に、医療機器製造子会社を設立する。
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