前場コメント No.16 第一稀元素化学、マツダ、ＩＴｂｏｏｋ、リンナイ、アシックスなど
★10:27 稀元素－大幅に4日続伸 通期営業益を上方修正 3Q累計17.5％増益着地
第一稀元素化学工業<4082.T>が大幅に4日続伸。同社は13日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の41.0億円から46.0億円（前期比6.4％増）へと引き上げると発表した。
3Q累計（4-12月）営業利益は38.1億円（前年同期比17.5％増）だった。販売数量が増加したほか、操業度上昇とコスト低減活動も寄与した。
第一稀元素化学工業<4082.T>が大幅に4日続伸。同社は13日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の41.0億円から46.0億円（前期比6.4％増）へと引き上げると発表した。
3Q累計（4-12月）営業利益は38.1億円（前年同期比17.5％増）だった。販売数量が増加したほか、操業度上昇とコスト低減活動も寄与した。
★10:29 マツダ－みずほが目標株価引き下げ 米国生産拠点を持たない点はリスクも自助努力を評価
マツダ<7261.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、米国生産拠点を持たない点はリスク要因だが、自助努力面を評価。投資判断「買い」を継続した。目標株価は2500円→2400円と引き下げた。
米国に生産拠点を持たないマツダは、米国の通商政策の変更がリスク要因。日米首脳会談において、トップ同士の良好な関係が築けたことはリスクの軽減だが、両国ナンバー2の協議へ問題が先送りされたとの見方もできる。
米国が輸入する自動車に20％の関税相当の国境税を課したとしても、マツダの業績が赤字に陥ることはないと想定。株価はPBRで1倍を割れており（16年10～12月期末のBPS=1687円)、リスクサイドは十分に織り込まれているとの見方を示した。
マツダ<7261.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、米国生産拠点を持たない点はリスク要因だが、自助努力面を評価。投資判断「買い」を継続した。目標株価は2500円→2400円と引き下げた。
米国に生産拠点を持たないマツダは、米国の通商政策の変更がリスク要因。日米首脳会談において、トップ同士の良好な関係が築けたことはリスクの軽減だが、両国ナンバー2の協議へ問題が先送りされたとの見方もできる。
米国が輸入する自動車に20％の関税相当の国境税を課したとしても、マツダの業績が赤字に陥ることはないと想定。株価はPBRで1倍を割れており（16年10～12月期末のBPS=1687円)、リスクサイドは十分に織り込まれているとの見方を示した。
★10:30 ＩＴｂｏｏｋ－急落 3Q累計営業赤字幅拡大 先行費用の増加で
ＩＴｂｏｏｋ<3742.T>が急落。同社は13日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業損益は2.7億円の赤字（前年同期は2.1億円の赤字）だったと発表した。コンサルティング事業において、受注は堅調であるものの、売上高が4Qに集中する傾向にあり、3Q累計期間において先行費用が増加したことなどが響いた。通期の会社計画1.5億円の黒字（前期比3.8倍）は据え置いた。
ＩＴｂｏｏｋ<3742.T>が急落。同社は13日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業損益は2.7億円の赤字（前年同期は2.1億円の赤字）だったと発表した。コンサルティング事業において、受注は堅調であるものの、売上高が4Qに集中する傾向にあり、3Q累計期間において先行費用が増加したことなどが響いた。通期の会社計画1.5億円の黒字（前期比3.8倍）は据え置いた。
★10:32 リンナイ－野村が目標株価引き下げ 需要期に売り上げが伸びず業績下方修正
リンナイ<5947.T>が反落。野村証券では、海外事業は現地通貨ベースで伸長が続いているとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は9800円→9040円と引き下げた。
16年4～12月期業績発表時に、会社は今17.3期通期計画を下方修正した。国内は、安価な製品が主力で採算性が劣る新築の貸家向けが伸び、相対的に採算が良好な新築持家向けが不振だったことに加えて、大型リフォーム向けが不発だったため。同社が製造販売するガス機器の買い替えサイクルは12年程度であることから、国内売上の8割程度が取り替え需要であり、同市場は安定していたが、需要期に売上の伸びが弱かった。
海外事業は、日本からの輸出で対応している米国向けを除き、現地生産現地販売で展開しているため、為替変動に伴う利益のボラティリティはあまり大きくないが、それでも円高となったため、現地通貨ベースで増益の利益も為替換算で増益幅が伸び悩んだ。しかし、足元の為替状況を考えると来18.3期は為替による利益の目減りは小さく、海外利益の増益は再び大きくなってくる見通し。
リンナイ<5947.T>が反落。野村証券では、海外事業は現地通貨ベースで伸長が続いているとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は9800円→9040円と引き下げた。
16年4～12月期業績発表時に、会社は今17.3期通期計画を下方修正した。国内は、安価な製品が主力で採算性が劣る新築の貸家向けが伸び、相対的に採算が良好な新築持家向けが不振だったことに加えて、大型リフォーム向けが不発だったため。同社が製造販売するガス機器の買い替えサイクルは12年程度であることから、国内売上の8割程度が取り替え需要であり、同市場は安定していたが、需要期に売上の伸びが弱かった。
海外事業は、日本からの輸出で対応している米国向けを除き、現地生産現地販売で展開しているため、為替変動に伴う利益のボラティリティはあまり大きくないが、それでも円高となったため、現地通貨ベースで増益の利益も為替換算で増益幅が伸び悩んだ。しかし、足元の為替状況を考えると来18.3期は為替による利益の目減りは小さく、海外利益の増益は再び大きくなってくる見通し。
★10:35 アシックス－野村が目標株価引き下げ 日中好調も欧米低迷の見方を継続
アシックス<7936.T>が5日ぶり大幅反落。野村証券では、日中好調も欧米低迷の見方を続けるとし、レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2300円→2100円と引き下げた。
今17.12期は企画やマーケティング組織の基盤強化のため先行費用が増加するが、けん引役となる製品不在で費用増加をカバーしきれない。日本やアジアでは成長は持続も、欧米事業は低迷が続く見方は不変。日常生活でも選ばれる製品開発を課題認識にマーケティング体制変更など努力が続いており、成果発現が待たれるとした。業績予想を下方修正。
アシックス<7936.T>が5日ぶり大幅反落。野村証券では、日中好調も欧米低迷の見方を続けるとし、レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2300円→2100円と引き下げた。
今17.12期は企画やマーケティング組織の基盤強化のため先行費用が増加するが、けん引役となる製品不在で費用増加をカバーしきれない。日本やアジアでは成長は持続も、欧米事業は低迷が続く見方は不変。日常生活でも選ばれる製品開発を課題認識にマーケティング体制変更など努力が続いており、成果発現が待たれるとした。業績予想を下方修正。
★10:36 オプトＨＤ－ストップ高 電通との提携を解消 「一定の成果を得たとの認識」
オプトホールディング<2389.T>がストップ高。同社は2月13日の大引け後に、電通<4324.T>との間で結んでいた資本・業務提携を解消すると発表した。
インターネット広告の事業環境の変化などを踏まえ、提携が両社の目的に照らして一定の成果を得たとの認識に至ったことから、両社合意の上で提携解消に合意したもの。電通の子会社であり、オプトの主要株主である電通デジタル・ホールディングスが、その保有するオプト株式の全部をEVO FUND（英領ケイマン諸島）に売却する予定。
オプトホールディング<2389.T>がストップ高。同社は2月13日の大引け後に、電通<4324.T>との間で結んでいた資本・業務提携を解消すると発表した。
インターネット広告の事業環境の変化などを踏まえ、提携が両社の目的に照らして一定の成果を得たとの認識に至ったことから、両社合意の上で提携解消に合意したもの。電通の子会社であり、オプトの主要株主である電通デジタル・ホールディングスが、その保有するオプト株式の全部をEVO FUND（英領ケイマン諸島）に売却する予定。
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