前場コメント No.17 テクノホライゾン、三菱ガス化学、パイオニア、ソニー、ピクスタなど

2017/02/14(火) 11:30
★10:36  テクノホライゾン-4日続伸 ユニット型で低価格な電子黒板「つたエルモん」発売
 テクノホライゾン・ホールディングス<6629.T>が変わらずを挟んで4日続伸。同社は2月13日の大引け後に、連結子会社であるエルモ社(名古屋市)が、学校や教育機関向けに65インチまでの大型液晶テレビやプロジェクターに対応したユニット型電子黒板CRB-2(愛称:つたエルモん)を発売すると発表した。
 液晶テレビで最大65インチ、プロジェクターであれば最大90インチまでの画面で使用が可能。提示装置の大型化への対応とセンサー感度向上による使い勝手の向上を図り、価格も税別9万円を下回る価格として、学校単位の予算でも整備できるものとした。

★10:37  オープンハウス-5日ぶり反落 1Qは5%最終増益で過去最高との観測 マンション価格高止まりで
 オープンハウス<3288.T>が5日ぶり反落。14日付の日経新聞朝刊で、同社の17.9期1Q(10-12月)の連結純利益が前年同期比5%程度増え、55億円強と過去最高になったもようだと報じられた。新築マンション価格の高止まりで、割安感の出た戸建て販売が好調だったという。

★10:39  三菱ガス化学-みずほが目標株価引き上げ メタノール価格前提・為替前提を見直し
 三菱ガス化学<4182.T>が4日続伸。みずほ証券では、メタノール価格前提と為替前提を見直し、業績予想を上方修正。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1650円→2300円と引き上げた。
 今17.3期3Q経常利益が、3カ月累計経常利益として過去最高を達成した点を高く評価。「我が国最大の天然ガス系総合化学会社」である三菱ガス化学(MGC)のメタノール海外合弁会社群のコスト競争力や、特殊芳香族や無機薬品、電子材料および脱酸素剤などの競争力に対する高評価も再確認。ただし、ガソリン価格との相対感から、メタノール価格のさらなる大幅な上昇は現状では想定し難いと判断。

★10:41  パイオニア-急落 3Q累計営業益11.8%減 OEM事業の減少や円高で
 パイオニア<6773.T>が急落。同社は13日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は33.9億円(前年同期比11.8%減)だったと発表した。
 円高の影響に加え、カーエレクトロニクスが主にOEM事業において減少したことなどで売上高が減少したことが響いた。通期の会社計画の連結営業利益80.0億円(前期比9.5%増)は据え置いたが、連結売上高については従来の4000.0億円から3900.0億円(前期比13.3%減)に引き下げた。

★10:43  ソニー-みずほが目標株価引き上げ セクターでのトップピックを継続
 ソニー<6758.T>が反発。みずほ証券では、投資判断「買い」を継続、目標株価を4400円→4700円と引き上げた。セクターでのトップピックを継続。
 来18.3期に営業利益の5000億円超えが視野に入ると注目。好調なゲームや音楽に続き、みずほが期待していた半導体が早くも回復基調に入り、来期は営業利益が1000億円を超え、大きな収益貢献役になると想定。
 来18.3期営業利益はパネル価格上昇によるテレビの減益、モバイルや映画の不振継続、一定の構造改革費を織り込んでも5000億円の達成が可能と予想。19.3期は成長事業の収益拡大継続に不振事業の回復が加わり、6000億円超の営業利益を予想するとした。

★10:50  ピクスタ-急落  今期営業益45.8%減見込む 市場コンセンサス下回る
 ピクスタ<3416.T>が急落。同社は13日に、17.12期通期の連結営業利益予想を8400万円(前期比45.8%減)と発表した。「Snapmart」などの新規事業のさらなる成長のための施策や、台湾およびタイを始めとしたアジア地域における海外事業展開のための施策を実施し、これらに対して必要な投資を行うとしている。なお、市場コンセンサスは2億2200万円だった。
 併せて発表した16.12期通期の連結営業利益は1億5500万円だった。同社は16.12期より連結財務諸表を作成しているため、15.12期との比較はできない。


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