後場コメント No.3 鳥居薬品、サンドラッグ、新生銀行、モバクリ、ショーボンドなど
★12:48 住友不動産販売－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ リテール仲介が好調
住友不動産販売<8870.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、中古マンションなどリテール仲介が好調で、収益不動産も取り扱い増えていると判断。投資判断「Buy」を継続、目標株価は3930円→4000円と引き上げた。
中計初年度の今17.3期3Q決算はリテール仲介を中心に好調で、中古住宅市場の拡大に向けた政策支援、都心収益不動産の売買活発などもあり、今17.3期以降の営業利益予想を小幅増額。ホールセール仲介は苦戦が続くが、3Q（10～12月）は前年同期比では底打ち、4Qには大型の売り候補案件を計上余地があるとの見方を示した。
住友不動産販売<8870.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、中古マンションなどリテール仲介が好調で、収益不動産も取り扱い増えていると判断。投資判断「Buy」を継続、目標株価は3930円→4000円と引き上げた。
中計初年度の今17.3期3Q決算はリテール仲介を中心に好調で、中古住宅市場の拡大に向けた政策支援、都心収益不動産の売買活発などもあり、今17.3期以降の営業利益予想を小幅増額。ホールセール仲介は苦戦が続くが、3Q（10～12月）は前年同期比では底打ち、4Qには大型の売り候補案件を計上余地があるとの見方を示した。
★12:49 鳥居薬品－大和が目標株価引き上げ 抗HIV薬は好調だが慎重な見方は維持
鳥居薬品<4551.T>が3日続伸。大和証券では、抗HIV薬は好調だが慎重な見方は維持するとして、投資判断「4（アンダーパフォーム）」を継続した。目標株価は1900円→2400円と引き上げた。
ゲンボイヤは安全性などが評価され、順調に浸透しているもよう。会社予想比では、リオナやトルツなどについて慎重にみているとした。特許切れ薬への利益依存度は高く、新たな特許切れも迫っていると指摘。
鳥居薬品<4551.T>が3日続伸。大和証券では、抗HIV薬は好調だが慎重な見方は維持するとして、投資判断「4（アンダーパフォーム）」を継続した。目標株価は1900円→2400円と引き上げた。
ゲンボイヤは安全性などが評価され、順調に浸透しているもよう。会社予想比では、リオナやトルツなどについて慎重にみているとした。特許切れ薬への利益依存度は高く、新たな特許切れも迫っていると指摘。
★12:51 サンドラッグ－野村が目標株価引き上げ 既存店販売は堅調継続 新業態の店舗数も増加
サンドラッグ<9989.T>が反落。野村証券では、既存店販売は堅調が続いており、新業態の店舗数も増えていると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を8900円→9000円と引き上げた。
今期会社予想は一過性要因で下方修正されたが、食品を強化する成果で客数が回復しており実態は悪くないと判断。短期業績は堅調な既存店販売がけん引する見込み。今期出店の遅れを反映して野村予想は下方修正だが、多業態戦略を評価し、相対的に安定出店が続く見方は不変。ドラッグストア事業は新業態の出店も徐々に増加し、ディスカウント事業は東日本に余地が残ると指摘。
サンドラッグ<9989.T>が反落。野村証券では、既存店販売は堅調が続いており、新業態の店舗数も増えていると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を8900円→9000円と引き上げた。
今期会社予想は一過性要因で下方修正されたが、食品を強化する成果で客数が回復しており実態は悪くないと判断。短期業績は堅調な既存店販売がけん引する見込み。今期出店の遅れを反映して野村予想は下方修正だが、多業態戦略を評価し、相対的に安定出店が続く見方は不変。ドラッグストア事業は新業態の出店も徐々に増加し、ディスカウント事業は東日本に余地が残ると指摘。
★12:56 新生銀行－底堅い 地銀向けにAI活用融資・来店予測システムを提供
新生銀行<8303.T>が底堅い。14日付の日経新聞朝刊で、同社が地方銀行などを対象に、人工知能（AI）を活用した融資や来店予測などができるシステムを提供すると報じられた。
自前のシステム構築には費用や手間がかかるため、一定の需要が見込めると判断したという。子会社の新生フィナンシャルとデータ分析を手がけるグリフィン・ストラテジック・パートナーズが設立したセカンドサイト（千代田区）がシステムを提供するという。
新生銀行<8303.T>が底堅い。14日付の日経新聞朝刊で、同社が地方銀行などを対象に、人工知能（AI）を活用した融資や来店予測などができるシステムを提供すると報じられた。
自前のシステム構築には費用や手間がかかるため、一定の需要が見込めると判断したという。子会社の新生フィナンシャルとデータ分析を手がけるグリフィン・ストラテジック・パートナーズが設立したセカンドサイト（千代田区）がシステムを提供するという。
★12:57 モバイルクリエイト－急落 今期営業益4.2億円見込むも四季報予想下回る
モバイルクリエイト<3669.T>が急落。同社は13日に、17.12期通期の連結営業利益予想を4.2億円と発表した。前期は決算期変更の経過期間となり、7カ月の変則決算となっていることから前期比較はできない。全国版タクシー配車アプリ「らくらくタクシー」に注力し、新たなタクシー利用者の需要とタクシー車両の供給をマッチングするタクシーIoTプラットフォームの構築を目指すとしている。なお、会社四季報（新春号）予想は5.2億円となっている。
併せて発表した16.12期通期の連結営業利益は2.3億円だった。装置等関連事業の業績が、事業構造改革による工程管理と原価管理を徹底したことにより好調に推移した。
モバイルクリエイト<3669.T>が急落。同社は13日に、17.12期通期の連結営業利益予想を4.2億円と発表した。前期は決算期変更の経過期間となり、7カ月の変則決算となっていることから前期比較はできない。全国版タクシー配車アプリ「らくらくタクシー」に注力し、新たなタクシー利用者の需要とタクシー車両の供給をマッチングするタクシーIoTプラットフォームの構築を目指すとしている。なお、会社四季報（新春号）予想は5.2億円となっている。
併せて発表した16.12期通期の連結営業利益は2.3億円だった。装置等関連事業の業績が、事業構造改革による工程管理と原価管理を徹底したことにより好調に推移した。
★12:59 ショーボンドＨＤ－野村が目標株価引き上げ 受注残の増加が中期業績をけん引
ショーボンドホールディングス<1414.T>が3日続伸。野村証券では、受注残の増加が中期業績をけん引していると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を5990円→6050円と引き上げた。
今17.6期は受注が好調に推移したが、会社は通期の業績予想について新規連結化の影響のみを反映し、小幅に上方修正。説明会では受注残高が増加する一方、案件の大型化などにより売上高への計上は長期化しており、今17.6期よりも来18.6期において受注増加の好影響は本格化するとの見方を示した。今17.6期について、地方自治体など工期の短い案件の今後の受注動向によっては売上高の増加余地はあると考え、野村では引き続き会社予想は保守的ととらえるとしたが、高速道路などの大型工事が手持ちに多い状況を考慮し、業績予想をやや下方修正。一方、来18.6期以降については受注好調を考慮し、上方修正。
ショーボンドホールディングス<1414.T>が3日続伸。野村証券では、受注残の増加が中期業績をけん引していると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を5990円→6050円と引き上げた。
今17.6期は受注が好調に推移したが、会社は通期の業績予想について新規連結化の影響のみを反映し、小幅に上方修正。説明会では受注残高が増加する一方、案件の大型化などにより売上高への計上は長期化しており、今17.6期よりも来18.6期において受注増加の好影響は本格化するとの見方を示した。今17.6期について、地方自治体など工期の短い案件の今後の受注動向によっては売上高の増加余地はあると考え、野村では引き続き会社予想は保守的ととらえるとしたが、高速道路などの大型工事が手持ちに多い状況を考慮し、業績予想をやや下方修正。一方、来18.6期以降については受注好調を考慮し、上方修正。
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