後場コメント No.4 鈴木、清水建設、住友電気工業、トラスコ中山、NTTデータなど
★12:59 鈴木-大幅に3日続伸 通期営業益を上方修正 車電装向け部品が堅調
鈴木<6785.T>が大幅に3日続伸。同社は13日、17.6期通期の連結営業利益予想を従来の8.9億円から12.7億円(前期比11.3%減)へと引き上げると発表した。
部品セグメントで、車電装向け部品が堅調に推移しているほか、民生向けのコネクタ用部品については、スマートフォン向けで伸びている。
上期(7-12月)営業利益は8.3億円(前年同期比2.4%増)だった。
鈴木<6785.T>が大幅に3日続伸。同社は13日、17.6期通期の連結営業利益予想を従来の8.9億円から12.7億円(前期比11.3%減)へと引き上げると発表した。
部品セグメントで、車電装向け部品が堅調に推移しているほか、民生向けのコネクタ用部品については、スマートフォン向けで伸びている。
上期(7-12月)営業利益は8.3億円(前年同期比2.4%増)だった。
★13:04 九州電力-野村が目標株価引き上げ 玄海再稼働による業績回復余地は大きい
九州電力<9508.T>がもみ合い。野村証券では、玄海再稼働による業績回復余地は大きいと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1140円→1390円と引き上げた。
燃料価格前提の引き上げに伴い、玄海3~4号の再稼働メリットの拡大を見込み、19.3 期(目標株価の算定基準期)の燃料費調整制度上の差損益などを除く修正EPS予想を上方修正。原発再稼働による利益の回復ポテンシャルは高いと見られるが、目標株価とのかい離率を考慮し、レーティングは「Neutral」を継続。当面は、玄海3・4号の審査進ちょくと運転差止仮処分の判決、鹿児島県専門委員会から提出される提言書を受けての県知事の対応に注目するとした。
九州電力<9508.T>がもみ合い。野村証券では、玄海再稼働による業績回復余地は大きいと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1140円→1390円と引き上げた。
燃料価格前提の引き上げに伴い、玄海3~4号の再稼働メリットの拡大を見込み、19.3 期(目標株価の算定基準期)の燃料費調整制度上の差損益などを除く修正EPS予想を上方修正。原発再稼働による利益の回復ポテンシャルは高いと見られるが、目標株価とのかい離率を考慮し、レーティングは「Neutral」を継続。当面は、玄海3・4号の審査進ちょくと運転差止仮処分の判決、鹿児島県専門委員会から提出される提言書を受けての県知事の対応に注目するとした。
★13:05 清水建設-後場プラス転換 3Q累計営業益31.3%増 完成工事総利益率の改善で
清水建設<1803.T>が後場プラス転換。同社は14日13時に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は881億円(前年同期比31.3%増)だったと発表した。完成工事総利益率の改善による完成工事総利益の増加などが寄与した。通期の会社計画1140億円(前期比20.4%増)は据え置いた。
清水建設<1803.T>が後場プラス転換。同社は14日13時に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は881億円(前年同期比31.3%増)だったと発表した。完成工事総利益率の改善による完成工事総利益の増加などが寄与した。通期の会社計画1140億円(前期比20.4%増)は据え置いた。
★13:07 住友電気工業-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 円安のみならず実態も堅調
住友電気工業<5802.T>が5日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、円安のみならず実態も堅調と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は2350円→2550円と引き上げた。
円安トレンドは同社に追い風だが、自動車・情報通信・環境エネルギーの各セグメントで着実に利益を積み上げていく局面に入ったと判断。為替を110円/ドルと見直したことで、今17.3期以降は08.3期の営業最高利益(1490億円)更新する見通し。
なお、同社のバリュエーションは自動車セクターに連動していた。しかし、今後の同社の収益構造は環境エネルギー事業を軸とした非自動車事業が中心となる局面に入るとの考え方は変更なし。高付加価値の環境エネルギー事業や産業素材他事業のバリュエーションを考慮すると、足もとの株価水準には割安感があるとした。
住友電気工業<5802.T>が5日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、円安のみならず実態も堅調と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は2350円→2550円と引き上げた。
円安トレンドは同社に追い風だが、自動車・情報通信・環境エネルギーの各セグメントで着実に利益を積み上げていく局面に入ったと判断。為替を110円/ドルと見直したことで、今17.3期以降は08.3期の営業最高利益(1490億円)更新する見通し。
なお、同社のバリュエーションは自動車セクターに連動していた。しかし、今後の同社の収益構造は環境エネルギー事業を軸とした非自動車事業が中心となる局面に入るとの考え方は変更なし。高付加価値の環境エネルギー事業や産業素材他事業のバリュエーションを考慮すると、足もとの株価水準には割安感があるとした。
★13:09 トラスコ中山-後場マイナス転換 今期5.9%営業増益見込むも市場予想より弱い
トラスコ中山<9830.T>が後場マイナス転換。同社は14日13時、17.12期通期の連結営業利益予想を150億円(前期比5.9%増)とすると発表した。しかし市場は161億円を予想しており、会社側の予想値がこれを下回っていることが嫌気され、売りが出ている。
16.12期通期の営業利益は142億円(前の期比9.1%増)だった。少量多品種の受注に対応する通販企業への売上高が、在庫商品を中心に拡大した。新規取扱アイテムとプライベート・ブランド商品の売上高増加も利益率の向上につながった。
トラスコ中山<9830.T>が後場マイナス転換。同社は14日13時、17.12期通期の連結営業利益予想を150億円(前期比5.9%増)とすると発表した。しかし市場は161億円を予想しており、会社側の予想値がこれを下回っていることが嫌気され、売りが出ている。
16.12期通期の営業利益は142億円(前の期比9.1%増)だった。少量多品種の受注に対応する通販企業への売上高が、在庫商品を中心に拡大した。新規取扱アイテムとプライベート・ブランド商品の売上高増加も利益率の向上につながった。
★13:11 NTTデータ-三菱UFJMSが目標株価引き上げ GBの本格的な収益改善を示す必要あり
NTTデータ<9613.T>が3日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、株価上昇にはGB(グローバルビジネス)の本格的な収益改善を示す必要があろうとコメント。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は5250円→5550円と引き上げた。
短期業績は不採算案件抑制や公共分野の更新需要を背景に堅調だが、得意かつ相対的に高採算の公共分野が中期的に縮小方向に向かうとみているとし、GBの収益改善がカギとなる。三菱UFJMSの同社GBへの見方は、黒字化は可能だが全体のOPMを引き上げるほどの期待は現時点では持てないというもの。18年度(IFRS移行予定)が最終年の中期目標、調整後営業利益50%増(15年度対比)はIFRS移行に伴うのれん償却負担減や買収効果を考慮すれば、達成可能な水準とみるとした。
NTTデータ<9613.T>が3日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、株価上昇にはGB(グローバルビジネス)の本格的な収益改善を示す必要があろうとコメント。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は5250円→5550円と引き上げた。
短期業績は不採算案件抑制や公共分野の更新需要を背景に堅調だが、得意かつ相対的に高採算の公共分野が中期的に縮小方向に向かうとみているとし、GBの収益改善がカギとなる。三菱UFJMSの同社GBへの見方は、黒字化は可能だが全体のOPMを引き上げるほどの期待は現時点では持てないというもの。18年度(IFRS移行予定)が最終年の中期目標、調整後営業利益50%増(15年度対比)はIFRS移行に伴うのれん償却負担減や買収効果を考慮すれば、達成可能な水準とみるとした。
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