前場コメント No.8 栗田工業、ポーラオルビス、フロンテオ、イーレックス、東洋水産など

2017/02/15(水) 11:30
★9:13  日本ペイント-4日ぶり反落  今期営業益810億円見込むも四季報予想下回る
 日本ペイントホールディングス<4612.T>が4日ぶり反落。同社は14日に、17.12期通期の連結営業利益予想を810億円と発表した。同社は16.12期に決算日を3月31日から12月31日に変更したため、前期比較はできない。自動車用塗料においてシェアの拡大・部品メーカーへの新規参入を図るほか、汎用塗料において顧客ニーズに沿った差別化製品の市場投入を推進するとしている。なお、会社四季報(新春号)予想は840億円となっている。
 16.12期通期の連結営業利益は725億円だった。16.12期は決算期変更により9カ月の変則決算となっている。高付加価値製品の拡販や継続した原価低減活動が奏功した。

★9:13  リファインバース-大幅続伸 1:2の株式分割を実施
 リファインバース<6531.T>が大幅続伸。同社は14日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上を図るため。3月31日を基準日に、普通株式1株につき2株の割合で分割する。

★9:14  小松ウオール-反落 通期営業益を下方修正 売上総利益率の低下などで
 小松ウオール工業<7949.T>が反落。同社は14日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の29.8億円から21.0億円(前期比27.6%減)へ引き下げると発表した。売上総利益率の低下に加え、人件費などの固定費が増加傾向にあることが響く。

★9:14  栗田工業-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 海外事業の業績貢献には時間を要する
 栗田工業<6370.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、海外事業の業績貢献には時間を要するとの見方を維持。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2200円→2300円と引き上げた。
 エクイティストーリーに変更はなく、海外事業が全社をけん引する業績ドライバーとなるには時間を要するとの見方を継続。株価は超純水供給事業での海外成長や自社株買いなどへの期待を反映し、目標株価に対して上方で推移している。しかし、海外の超純水供給事業に関しては、プラント建設リスクなど、投資回収に対するリスクを意識する必要がある。当面は海外既存顧客からの受注獲得など、地域と顧客を選んだ限定的なものにとどまると予想し、海外成長の実現速度は緩やかなものを想定。

★9:14  ポーラオルビス-4日続落 1:4の株式分割を実施
 ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が4日続落。同社は14日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上を図るため。3月31日を基準日に、普通株式1株につき4株の割合で分割する。

★9:15  FRONTEO-大幅続落 通期営業益を下方修正 減収や売上総利益率の低下で
 FRONTEO<2158.T>が大幅続落。同社は14日に、17.3期通期の連結営業損益予想を従来の1.0億円の黒字から8.5億円の赤字(前期は0.7億円の黒字)へと引き下げると発表した。リーガル事業において韓国の大手クライアント向けの売り上げが下がったことなどによる売上高の減少に加え、プロダクトミックスの変化による売上総利益率の低下が響いた。
 併せて発表した17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業損益は8.3億円の赤字(前年同期は1.3億円の黒字)だった。

★9:15  イーレックス-大幅に6日続伸 1:3の株式分割を実施
 イーレックス<9517.T>が大幅に6日続伸。同社は14日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上を図るため。3月6日を基準日に、普通株式1株につき3株の割合で分割する。

★9:16  東洋水産-大和が目標株価引き下げ 為替の影響を除くとおおむね想定通りの内容
 東洋水産<2875.T>が反発。大和証券では、為替の影響を除くとおおむね想定通りの内容と判断。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は4300円→4200円と引き下げた。今3Qは原材料安と円安メリット、低温食品の収益改善策がけん引。大型新製品「QTTA」の販売動向に注目するとした。


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