前場コメント No.14 日本ライフライン、ホシデン、ヨロズ、楽天、出光興産など

2017/02/15(水) 11:30
★9:50  日本ライフライン-野村が目標株価引き上げ 薬剤溶出ステント販売を業績予想に織り込む
 日本ライフライン<7575.T>が反発。野村証券では、薬剤溶出ステント販売を業績予想に織り込むとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3100円→3200円と引き上げた。
 2月14日に同社は、Biotronik社が開発した薬剤溶出ステントOrsiroの日本における独占販売契約を締結したことを発表。来18.3期の1~3月期に承認を取得し、発売する予定。 Biotronik社日本法人はあるものの、営業部隊は小さいために、同社に託したと推察。臨床試験費用など費用の発生はなし。来18.3期以降の業績予想を上方修正。

★9:51  ホシデン-三菱UFJMSが目標株価引き上げ ゲーム機新モデルの販売台数見通しに注目
 ホシデン<6804.T>が大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ゲーム機新モデルの販売台数見通しに注目。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は850円→1000円と引き上げた。
 3Q(10~12月)売上高は11月時会社計画から115億円下回る一方、12月末のたな卸資産は9月末比119億円増加の283億円に膨らんだ。同社は据え置き型ゲーム機の新モデル関連の生産を下期に立ち上げる計画であり、出荷直前の製品在庫が滞留していた可能性が高いと推定。下期合計でみれば、計画通りの出荷が実現される可能性が高いとみるとした。一方、韓国スマホ向け機構部品は会社計画に沿って推移しており、車載関連製品(マイクロフォン、タッチパネル、機構部品)も順調に拡大中。

★9:51  ミネベアミツミ-大和が目標株価引き上げ 事業統合前にミツミ電機の再建前倒し
 ミネベアミツミ<6479.T>が4日続伸。大和証券では、事業統合前にミツミ電機の再建前倒しと想定。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を1250円→1500円と引き上げた。3Qはバックライトが大和予想を大幅に上振れ。1月に統合したミツミ電機は3Qに改善した上、大きな評価損・減損を計上。暫定的に低かった大和予想を上方修正するとした。

★9:52  ヨロズ-大幅反発 メキシコ2工場の生産能力拡大 22億円投資
 ヨロズ<7294.T>が大幅反発。15日付の日経産業新聞で、同社がメキシコにある2工場の生産能力を高めると報じられた。
 2018年までに総額22億円を投じてプレス機を増設するという。協力会社への外注比率をゼロにできるようにして生産効率を高めるとされる。トランプ米大統領は北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しに言及しているが、メキシコはなおコスト競争力が高いとみて投資を決めたもよう。

★9:53  楽天-大和が目標株価引き下げ 4Qの国内EC流通総額は前年同期比14.7%増
 楽天<4755.T>が続落。大和証券では、4Qの国内EC流通総額は前年同期比14.7%増と注目。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は1350円→1260円と引き下げた。ユーザー数、注文件数ともに2ケタ増と力強い伸び。Fin Tech事業はカード、銀行の業績が堅調。国内ECは今期増益に転じると大和では予想。

★9:54  出光興産-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 豪州石炭鉱山など資源事業の増益を見込む
 出光興産<5019.T>が4日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、来18.3期は豪州石炭鉱山など資源事業の増益を想定。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3690円→3970円と引き上げた。
 エクイティストーリーは変更なし。昭和シェル石油との経営統合時期は未定だが、両社の競争力を高めるための経営統合に向けた協議は継続している。出光創業家などの一部の出光興産株主との経営統合などに関する協議の進ちょく状況に注目。株価上昇カタリストは、昭和シェル石油との経営統合について、進展がみられること。


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