〔Market Flash〕2017年の300ミリウエハー需要は月535万枚強と想定~CS

2017/02/15(水) 12:52
【12:50】2017年の300ミリウエハー需要は月535万枚強と想定~CS  クレディ・スイス証券では、シリコンウエハーの需要見通しについてリポートしている。2016年12月のウエハー合計の平均単価は11月比で5%上昇した。SUMCO(3436)によれば、300ミリウエハーの需給タイト化に伴い、2017年1-3月から値上げが始まり、4-6月もさらなる値上げが進行するとのことで、CSでは、300ミリウエハーの平均単価は2017年に10%上昇を予想している。また、SUMCOは年間平均20%の値上げを目指していくと推測している。300ミリウエハーの需要は、2015年の月500万枚強から2016年は月515万枚程度まで拡大したもようで、CSでは2017年の需要は月535万枚強と想定している。 【11:05】月曜日のダウ平均下落終了は需給改善を示唆~大和  大和証券のテクニカルレポートでは、今年これまでは月曜日のダウ平均がマイナスとなる傾向がはっきりしており、火曜日の日経平均も下落が続いていたことを指摘している。この背景の一つは米国個人投資家による売り圧力だとみている。1月は米国内ファンドからの資金流出が続いており、ネット経由売買が多い個人投資家は月曜に土・日を合わせた三日分の売り注文を消化しなければならなかった。しかし、2月に入りファンドの売り越し基調に変化が見られるなかで、とうとう今週は月曜日でも米国株が大幅高となっており、明確な需給改善を感じさせるとコメントしている。また、トランプ大統領のツイッターなどの不規則発言も週初の株価下落の要因とみていたが、これも先週、今週と変化してきたと考えている。今後大統領は議会との調整や外国首脳との会談が多くなるなかで、これまでのようなエキセントリックな態度ではなくなると期待でき、少なくとも政権交代による不透明感は後退してくると予想している。 【10:20】新築マンションの売れ行きが再度悪化、建築費引き下げが課題~みずほ  みずほ証券では、不動産経済研究所発表の1月マンション市場統計で、新規マンション発売戸数が前年同月比で減少し、契約率も61.6%と好調の目安とされる70%を下回るなど、新築マンションの売れ行きが悪化したことを受けてリポートしている。みずほでは、新築マンションの売れ行き回復には、(1)各社の販売促進、(2)建築費の引き下げ、(3)デベロッパーの売値引き下げ―などが待たれると指摘している。デベロッパー各社の3Q決算では、野村不HD(3231)、東急不HD(3289)、住友不(8830)、NTT都市(8933)などのマンションの12月末の完成在庫が9月末比で減少したことが確認された。ただし、引き続き建築費の上昇を販売価格に転嫁できないプロジェクトが見られ、18.3期に向けて営業利益率を引き下げて販売促進、在庫回転を優先する会社が増えるかに注目している。 【10:00】損保は各社17.3期通期目標に対する進ちょくが良好~野村  野村証券では損保各社の3Q決算に関して、4-12月期の各社の通期計画に対する進ちょく度が高いことを指摘している。17.3期上期から継続して保険引受利益が堅調に推移していることに加え、16年11月から金融市場が円安・株高に転じたこともあり、資産運用粗利が改善している。1-3月期の国内の雪害発生を留意し、各社では計画上方修正を見送ったもよう。しかし、国内損保事業のコンバインドレシオ(粗利益率)は良好な水準が続くこと、金融市場の環境は各社にとって引き続き追い風であることを考慮すれば、各社の会社計画は上振れの可能性も高まっているとみている。個別では、東京海上ホールディングス(8766)の「強気」推奨を継続している。 【9:25】大手ゼネコンの3Q決算は大成建設が最もポジティブな印象~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では大手ゼネコンの3Q決算に関して、想定以上にマージン改善が進み、総じてポジティブな内容と捉えている。3Q累計の完工総利益率は、土木、建築ともに大手4社全てが10%超の水準を達成している。営業利益および完工総利益率水準をベースに判断すると、大成建設(1801)、鹿島(1812)、大林組(1802)、清水建設(1803)の順でポジティブな印象としている。受注高に関しては、各社各様の動きとなっているが、これは受注案件大型化によりバラつきが生じていると推測している。各社配当予想は据え置いているが、ゼネコンは4Q(1-3月)に追加工事・設計変更といった要因が確定するため、期中では配当予想を変更しづらいといった業界特有の事情によるものと考えている。 【8:45】寄り前気配はエクセディ、洋缶HD、ウシオ電、三菱倉が高い気配値  主力株の寄り前気配では、エクセディ(7278) +9.95%、洋缶HD(5901) +6.07%、ウシオ電(6925) +5.97%、三菱倉(9301) +5.92%、ポーラオルH (4927) +5.77%、小糸製(7276) +5.52%、T&DHD(8795) +5.23%、トレンド(4704) +5.01%、国際帝石(1605) +4.91%、京王(9008) +4.83%などが高い気配値。  一方、東芝(6502)-12.10%、住友ゴム(5110) -7.89%、TSテック(7313) -6.54%、武蔵銀(8336) -3.03%、イビデン(4062) -2.81%、コクヨ(7984) -2.06%、シマノ(7309) -1.81%、アンリツ(6754) -1.39%、ホンダ(7267) -1.39%、アドバンテ(6857) -1.16%などが安い気配値となっている。
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