後場コメント No.4 Ｔ＆ＤＨＤ、ＦＦＲＩ、ＲＶＨ、グリコ、ＵＭＮファーマなど
★13:01 Ｔ＆ＤＨＤ－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 3Q決算は利益・営業成果・EVとも堅調
Ｔ＆Ｄホールディングス<8795.T>が3日ぶり大幅反発。ＪＰモルガン証券では、3Q決算は利益、営業成果、EVとも堅調と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は2350円→2390円と引き上げた。
配当予想上方修正（従来期末15円→新17.5円で通期32.5円）で、自己株式取得50億円を発表。今回発表の自己株取得は2015年度の利益に対する還元への上乗せであり、2016年5月発表の140億円に50億円上乗せし、2015年度からの総還元は46.2％ということになった。同社は、総還元性向を4割以上との方針であり、基本は4割とＪＰモルガンでも理解していたとしたが、現在の株価が安いことを踏まえたとみられ、ポジティブと評価。
Ｔ＆Ｄホールディングス<8795.T>が3日ぶり大幅反発。ＪＰモルガン証券では、3Q決算は利益、営業成果、EVとも堅調と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は2350円→2390円と引き上げた。
配当予想上方修正（従来期末15円→新17.5円で通期32.5円）で、自己株式取得50億円を発表。今回発表の自己株取得は2015年度の利益に対する還元への上乗せであり、2016年5月発表の140億円に50億円上乗せし、2015年度からの総還元は46.2％ということになった。同社は、総還元性向を4割以上との方針であり、基本は4割とＪＰモルガンでも理解していたとしたが、現在の株価が安いことを踏まえたとみられ、ポジティブと評価。
★13:06 ＦＦＲＩ－大幅反発 いちよしが「主力の法人向け製品販売が好調」と注目
ＦＦＲＩ<3692.T>が大幅反発。いちよし経済研究所では、レーティング。フェアバリューは未付与ながら、「主力の法人向け製品販売が好調で、17.3 期3Q 累計の営業利益が通期会社計画を上回った」と題したレポートを公表している。
業績予想を上方修正。今17.3期は売上高14億5000万円（前期比53％増）、営業利益2億円（前期は営業損失3億4300万円）と予想、主に3Qでの上ブレを反映。4Q（1～3月）は企業向け・官公庁向けのシステム納期が重なるため、引き続き堅調な業績推移が続くことを見込んでいるとした。来18.3期以降も法人向け製品の販売が堅調に推移するとみているとした。
ＦＦＲＩ<3692.T>が大幅反発。いちよし経済研究所では、レーティング。フェアバリューは未付与ながら、「主力の法人向け製品販売が好調で、17.3 期3Q 累計の営業利益が通期会社計画を上回った」と題したレポートを公表している。
業績予想を上方修正。今17.3期は売上高14億5000万円（前期比53％増）、営業利益2億円（前期は営業損失3億4300万円）と予想、主に3Qでの上ブレを反映。4Q（1～3月）は企業向け・官公庁向けのシステム納期が重なるため、引き続き堅調な業績推移が続くことを見込んでいるとした。来18.3期以降も法人向け製品の販売が堅調に推移するとみているとした。
★13:11 ＲＶＨ－急落 3Q累計営業益2.6倍も進ちょくの悪さを嫌気
ＲＶＨ<6786.T>が急落。同社は14日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の営業利益は22.4
億円（前年同期比2.6倍）だったと発表した。通期の会社計画40.0億円（前期比41.7％増）は据え置いた。
EC機能強化による収益向上のための施策としてリリースしたアプリ「ミュゼパスポート」のダウンロード数は好調に推移。併せて予約キャンセルに関する会員規約の見直しや当日予約会員に対するキャンペーンを実施するなどして役務消化効率の向上に取り組んだことが奏功した。ただし、通期計画に対する進ちょくは55.9％と悪く、これを嫌気した売りが出ている。
ＲＶＨ<6786.T>が急落。同社は14日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の営業利益は22.4
億円（前年同期比2.6倍）だったと発表した。通期の会社計画40.0億円（前期比41.7％増）は据え置いた。
EC機能強化による収益向上のための施策としてリリースしたアプリ「ミュゼパスポート」のダウンロード数は好調に推移。併せて予約キャンセルに関する会員規約の見直しや当日予約会員に対するキャンペーンを実施するなどして役務消化効率の向上に取り組んだことが奏功した。ただし、通期計画に対する進ちょくは55.9％と悪く、これを嫌気した売りが出ている。
★13:15 グリコ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 株価の出遅れ感が強い
江崎グリコ<2206.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、株価の出遅れ感が強いと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は6700円→7000円と引き上げた。
チョコレートと冷菓市場での強いブランド力を背景とした国内外での同社の成長ポテンシャルに対して、現状の株価は割安と判断。同社株価は、2016年4～6月以降の中国事業の販売モメンタム悪化を背景に、調整が続いている。
今回の中国事業の調整は「ポッキー」のブランド力が低下したのではなく、販売チャネル構成の変化や在庫調整などによるものであり、現在取り組んでいる課題を明確にした構造改革を進めることで、2017年下期（7～12月）以降販売モメンタムは回復に転じると予想。
江崎グリコ<2206.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、株価の出遅れ感が強いと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は6700円→7000円と引き上げた。
チョコレートと冷菓市場での強いブランド力を背景とした国内外での同社の成長ポテンシャルに対して、現状の株価は割安と判断。同社株価は、2016年4～6月以降の中国事業の販売モメンタム悪化を背景に、調整が続いている。
今回の中国事業の調整は「ポッキー」のブランド力が低下したのではなく、販売チャネル構成の変化や在庫調整などによるものであり、現在取り組んでいる課題を明確にした構造改革を進めることで、2017年下期（7～12月）以降販売モメンタムは回復に転じると予想。
★13:16 ＵＭＮファーマ－3日ぶり大幅反発 前期営業赤字拡大も悪材料出尽くしで
ＵＭＮファーマ<4585.T>が3日ぶり大幅反発。同社は14日、16.12期通期の連結営業損益が35.6億円の赤字（前の期は32.1億円の赤字）だった。
開発中であった製品の審査対応、提携先と各開発パイプラインの研究開発に係る費用に加えて、「UMN-0502」製造販売承認申請取り下げに伴い、UMN-0502製品売り上げに対応する製造原価に反映すべく計上していた仕掛品を費用化した。しかし株価は、悪材料出尽くし感から大きく上昇している。
ＵＭＮファーマ<4585.T>が3日ぶり大幅反発。同社は14日、16.12期通期の連結営業損益が35.6億円の赤字（前の期は32.1億円の赤字）だった。
開発中であった製品の審査対応、提携先と各開発パイプラインの研究開発に係る費用に加えて、「UMN-0502」製造販売承認申請取り下げに伴い、UMN-0502製品売り上げに対応する製造原価に反映すべく計上していた仕掛品を費用化した。しかし株価は、悪材料出尽くし感から大きく上昇している。
★13:21 リンク＆モチベーション－急落 今期営業益19.2％増見込むも材料出尽くしで売り
リンクアンドモチベーション<2170.T>が急落。同社は14日に、17.12期通期の連結営業利益予想を30.0億円（前期比19.2％増）と発表した。市場コンセンサスは21.0億円となっている。
16.12期通期の連結営業利益は19.2億円（前期比2.2倍）だった。利益率の高い組織開発ディビジョンの好調などが寄与した。しかしながら、決算期待で株価が上昇していたことから、材料出尽くし売りが出ている。
リンクアンドモチベーション<2170.T>が急落。同社は14日に、17.12期通期の連結営業利益予想を30.0億円（前期比19.2％増）と発表した。市場コンセンサスは21.0億円となっている。
16.12期通期の連結営業利益は19.2億円（前期比2.2倍）だった。利益率の高い組織開発ディビジョンの好調などが寄与した。しかしながら、決算期待で株価が上昇していたことから、材料出尽くし売りが出ている。
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