後場コメント No.5 浜松ホトニクス、鳥貴族、DLE、英和、三菱商事など

2017/02/15(水) 15:00
★13:22  浜松ホトニクス-SBIが「中立」へ引き下げ 株価上昇によって
 浜松ホトニクス<6965.T>が反発。SBI証券では、株価の目標株価とのかい離率が10%未満となったため、投資評価を「やや強気」→「中立」と引き下げた。目標株価は3510円→3660円と引き上げた。
 今17.9期1Q決算は前年同期比で増収減益であるが、経常利益と四半期純利益は会社側の上期計画に対して進ちょく率は50%を超えており、順調な立ち上がり。1Q売上高は4年連続の増収となり、1Q売上高としては過去最高となっている。けん引役は歯科用のフラットパネルセンサーで1Q売上高は前年同期比27.3%増の24.1億円、半導体故障解析装置も同42.1%増の10.6億円と好調を維持。

★13:27  ワールドHD-反発 レオスキャピタルが5.00%の株を新規取得
 ワールドホールディングス<2429.T>が反発。レオス・キャピタルワークス(東京都千代田区)が、同社の84万2400株を新規取得したと伝えられたことが手がかり。2月14日16時27分公表の大量保有報告書(5%ルール)で判明したもの。保有割合は5.00%となる。

★13:28  住友重機械-大幅反発 酸化膜を低温で作る技術を開発 高知工科大と
 住友重機械工業<6302.T>が大幅反発。15日付の日経産業新聞で、同社が高知工科大学と共同で、比較的低い温度で高品質な酸化膜を金属基板に作る技術を開発したと報じられた。
 酸素原子に電子を結合させてマイナスの電機を帯びた状態にし、プラスの金属と結合させるという。欠陥が少なく頑丈で、半導体や電子回路の製造に使えるとされる。今後、電子機器メーカーと協力し、実用化に向けた改良に取り組む考えのもよう。

★13:31  鳥貴族-反発 レオス・キャピタルワークスが5.13%の株を新規取得
 鳥貴族<3193.T>が反発。レオス・キャピタルワークス(東京都千代田区)が、同社の59万3800株を新規取得したと伝えられたことが手がかり。2月14日16時27分公表の大量保有報告書(5%ルール)で判明したもの。保有割合は5.13%となる。
 また、ヤフーニュースで2月15日午前より、「『鳥貴族をつくった男』の知られざる悪戦苦闘」と題した東洋経済オンラインのニュースが配信されており、こちらを材料視する向きもあるもよう。

★13:33  DLE-急落 上期営業赤字2.4億円 アプリのリリース時期の遅れなどで
 ディー・エル・イー<3686.T>が急落。同社は14日に、17.6期上期(7-12月)の連結営業損益は2.4億円の赤字だったと発表した。同社は17.6期より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同期比較はできない。
 一部案件において当初見込みから納品時期を変更したことおよびアプリのリリース時期の遅れによる売上・利益の計上時期の後ろ倒しなどにより、一時的に収益が低下したことが響いた。なお、通期の会社計画6.6億円の黒字は据え置いた。

★13:39  英和-4日続伸 株主優待制度を拡充 500株以上・3年以上保有でクオカード2000円に
 英和<9857.T>が4日続伸。同社は2月14日の大引け後に、株主優待制度を拡充すると発表した。現行では年1回、500株以上保有の株主に一律で1000円分のクオカードを贈呈していたが、これを保有株式数と保有年数に応じたものにする。500株以上ならば、保有年数3年以上だと2000円に増額。また、100株以上500株未満の株主にも、3年未満で500円分、3年以上で1000円分を贈呈する。

★13:40  三菱商事-大幅反発 AI・IoTを車管理や介護事業で活用 4月に専門部署設置
 三菱商事<8058.T>が大幅反発。15日付の日経産業新聞で、同社がAIやIoTを、自らの事業やサービスに活用する取り組みに乗り出したと報じられた。
 第1弾として、インドネシアでトラックの運行を効率化するシステムや、介護職員の出退勤を管理するアプリの開発に着手したという。これらを含め約60の案件が進行中だとされ、4月には専門部署も設け、取り組みを加速する考えのもよう。


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