後場コメント No.7 セレス、リプロセル、インベスターズC、カヤック、ホットリンクなど

2017/02/15(水) 15:00
★14:11  セレス-急落  今期営業益7.7%増見込むも市場コンセンサス下回る
 セレス<3696.T>が急落。同社は14日に、17.12期通期の連結営業利益予想を6.0億円(前期比7.7%増)と発表した。継続的なメディアの改良による収益力の強化や、運営するポイントサイトの会員数および広告成果発生数の増加に取り組むとしている。市場コンセンサスは7.5億円となっている。
 併せて発表した16.12期通期の連結営業利益は5.6億円(前期比19.7%増)だった。

★14:13  リプロセル-3日続伸 造血幹細胞の増幅方法に関する米国での特許が成立
 リプロセル<4978.T>が3日続伸。同社は2月14日の大引け後に、2015年11月に公表した、造血幹細胞の増幅方法に関する米国特許出願に関して、特許が正式に成立したと発表した。この特許は、同社と日産化学<4021.T>が共同出願したものであり、臍帯(さいたい)血などに含まれる造血幹細胞を従来の3倍以上、効率的に増幅する技術に関するもの。

★14:14  イマジカロボ-4日ぶり大幅反発 通期営業益を上方修正 映像技術サービスで受注堅調
 イマジカ・ロボットホールディングス<6879.T>が4日ぶり大幅反発。同社は14日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の12.0億円から13.0億円(前期比98.9%増)へと引き上げると発表した。映像技術サービスで受注が堅調となっているほか、売上原価の削減も寄与している。
 3Q累計(4-12月)営業利益は7.1億円(前年同期比12.9倍)だった。

★14:21  インベスターズクラウド-エースが目標株価引き上げ 成長期から飛躍期に入りつつある
 インベスターズクラウド<1435.T>が5日続伸。エース経済研究所では、成長期から飛躍期に入りつつあると判断。投資判断「強気」を継続、目標株価を8150円→9000円と引き上げた。
 注目点は4点。主力の「TATERU」事業を中心に、(1)IoT機器の制御・管理によるスマートライフを実現、民泊への活用も可能なIoT事業「TATERU kit」、(2)P2P型宿泊マッチングプラットフォームやTATERU Phoneの活用により、許認可申請からゲスト対応をサポートするスマート民泊事業「TATERU bnb」、(3)中古物件の定額制リノベーションサービス事業を手掛ける「スマリノ(SMART RENOVATION)」、(4)第1号~第3号まで募集好調で、「TATERU」会員増加をサポートする役割も担う不動産投資型クラウドファンディング事業「TATERUFUNDING」の拡大に積極的に取り組んでいる。
 上記の各事業は今17.12期以降、本格的に収益化してくる見通しで、早ければ19.12期に営業利益100億円達成の可能性を想定。

★14:21  カヤック-大幅に3日続伸 今期24%営業増益見込む 前期64%増益着地
 カヤック<3904.T>が大幅に3日続伸。同社は14日、17.12期通期の連結営業利益予想を8.0億円(前期比24.4%増)とすると発表した。
 ソーシャルゲームで、ガルチ子会社化によるグループ全体としての組織規模の拡大とシナジーの創出を基盤に、既存タイトルの運用力の向上と新規タイトル開発によるタイトル数の増加を図る。
 16.12期通期の営業利益は6.4億円(前の期比63.7%増)だった。ソーシャルゲームで、「ぼくらの甲子園!」シリーズの最新作となる「ぼくらの甲子園!ポケット」が順調に推移したという。

★14:22  ホットリンク-急落  今期営業黒字転換見込むも市場コンセンサス下回る
 ホットリンク<3680.T>が急落。同社は14日に、17.12期通期の連結営業損益予想を0.3億円の黒字と発表した。最先端のAI技術を搭載した新製品の開発や新市場開拓などの先行投資を積極的に実施していく予定としている。市場コンセンサスは1.1億円の黒字となっている。
 併せて発表した16.12期通期の連結営業損益は6.5億円の赤字(前期は1.3億円の黒字)だった。Effyisの買収時に発生したのれんに対する減損損失5億9300万円を計上したことが響いた。

★14:30  アドベンチャー-大幅反発 1月の月次取扱高が前年の2.49倍と急拡大
 アドベンチャー<6030.T>が3日ぶり大幅反発。同社は2月14日に、格安航空券の予約販売サイト「skyticket」において、1月の1カ月間の取扱高が、上場後最大の前年同月比149%増だったと発表した。取扱高は26億2828万9261円を記録。

★14:33  ウェッジHD-急落 1Q営業益17.7%増も材料出尽くしで売り優勢
 ウェッジホールディングス<2388.T>が急落。同社は14日に、17.9期の1Q(10-12月)の連結営業利益は8.7億円(前年同期比17.7%増)だったと発表した。タイ並びにカンボジア、ラオスでのDigital Finance事業(ファイナンス事業)の拡大が寄与した。しかし、決算期待で株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。


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