前場コメント No.2 オープンハウス、ミライアル、Jフロント、武田、光通信など

2017/02/16(木) 11:30
★9:02  オープンハウス-大和が目標株価引き上げ 改めて都心戸建の優位性を示したかたち
 オープンハウス<3288.T>が3日ぶり反発。大和証券では、改めて都心戸建の優位性を示したかたちとコメント。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価を3700円→4000円と引き上げた。今17.9期1Q営業利益は86億円(前年同期比+1.7%)。収益不動産は一巡も、戸建てで数量と収益性が好調。決算発表後の株価下落で、ビジネスモデルの評価余地が高まったと指摘。

★9:03  ミライアル-続伸 前期営業益を上方修正 販売回復・経費削減で
 ミライアル<4238.T>が続伸。同社は15日、17.1期通期の連結営業利益予想を従来の3.7億円から4.7億円(前期横ばい)へと引き上げると発表した。販売回復、経費削減が寄与した。

★9:03  アサヒ-反発  今期営業益6.7%増見込む 増配も発表
 アサヒグループホールディングス<2502.T>が反発。同社は15日に、17.12期通期の連結営業利益予想を1460億円(前期比6.7%増)と発表した。国内収益基盤の盤石化と国際事業の成長エンジン化による「稼ぐ力」の強化を図るとしている。市場コンセンサスは1681億円。
 16.12期通期の連結営業利益は1369億円(前期比41.7%増)だった。飲料事業において炭酸飲料やコーヒー飲料の販売数量が前年実績を上回ったことなどが寄与した。
 併せて16.12期の期末配当を27円→28円(前期は26円)に修正すると発表した。年間配当は53円→54円(前期は50円)となる。

★9:03  東芝-3日続落 R&Iが発行体格付けを「BB」→「B」 レーティング・モニター継続
 東芝<6502.T>が3日続落。格付投資情報センター(R&I)は2月15日、同社の発行体格付けを「BB」→「B」へ引き下げると発表した。格下げ方向のレーティング・モニターを継続。
 東芝は14日、内部統制に関する調査の遅れから第3四半期の決算発表を見送った。代わりに、未監査だが第3四半期、および通期業績の見通しを示した。それによれば2015年に買収した原子力の建設会社に関連したのれんと、既存の原子力事業ののれんを含めて7000億円超の減損を実施する。2016年12月末で自己資本がマイナスになるなど財務基盤は深刻な状態にあり、短期間で立て直せるか予断を許さないと指摘した。

★9:03  Jフロント-反落 1月売上高0.6%減 降雪や低気温で定価商品が苦戦
 J.フロントリテイリング<3086.T>が反落。同社は15日、1月度の連結営業報告で連結合計の売上高が前年同月比0.6%減、百貨店事業の売上高が0.7%増だったと発表した。
 百貨店事業で、一部店舗で中旬の降雪によるマイナス影響を受けたほか、気温が昨年より低く推移したことで、婦人服の定価商品が苦戦した。

★9:03  武田-続伸 PRA社との戦略的パートナーシップを日本において拡大 合弁会社設立へ
 武田薬品工業<4502.T>が続伸。同社は15日に、PRA Health Sciences(米国ノースカロライナ、以下「PRA社」)と昨年締結したグローバルでの戦略的パートナーシップを日本においてさらに拡大することに合意したと発表した。
 本提携では、日本における武田の臨床試験実施業務および安全性情報関連業務に従事する合弁会社を武田とPRA社がそれぞれ50%の出資比率にて設立する。また、現在武田の連結子会社である武田医薬データサービス(大阪市中央区)の全株式をPRA社に譲渡する。これにより、武田の日本における開発業務の効率性の改善、グローバル化のさらなる推進を実現できるとしている。

★9:04  光通信-大和が目標株価引き上げ 投資収益の寄与に注目
 光通信<9435.T>が続伸。大和証券では、投資収益の寄与に注目。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を10000円→11230円と引き上げた。3Q取材を経て、営業外利益の見方を上方修正。3Qは順調な法人販売実績を残したもよう。自社SIMと外販コンテンツが成長資源になり始めたと指摘。


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