前場コメント No.5 関西電力、ジェイテクト、アルバック、トレイダーズ、ティーガイアなど

2017/02/16(木) 11:30
★9:07  関西電力-みずほが目標株価引き上げ 収益力と発電コスト競争力が改善していく点に注目
 関西電力<9503.T>が4日ぶり反発。みずほ証券では、原発再稼働の進展とともに、収益力と発電コスト競争力が改善していく点に引き続き注目。投資判断「買い」を継続、目標株価は1400円→1500円と引き上げた。
 3Q決算内容や市況前提、原発再稼働時期の微修正などを踏まえ、業績予想を見直し。まずは高浜原発3・4号機、大飯原発3・4号機の再稼働とともに収益力が回復、発電コスト競争力も改善していく点を評価する見方に変更ないとした。大飯原発の再稼働時期を若干前倒すことなどで、来18.3期の業績予想を上方修正。

★9:08  三越伊勢丹-大和が目標株価引き上げ 売上高の動向や構造改革の実行力・スピードに注目
 三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が反落。大和証券では、売上高の動向、構造改革の実行力とスピードに注目。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は1200円→1300円と引き上げた。3Qは百貨店の改善が遅れ、想定を下回る内容。同業大手に比べ、同社の苦戦は顕著。自己株式取得は規模が小さいながら、3年連続の実行を評価。

★9:10  ジェイテクト-続伸 エッジ型解析モジュールを工作機械全機種に搭載開始
 ジェイテクト<6473.T>が続伸。同社は2月15日の大引け後に、生産設備に接続し、データ収集・蓄積・解析を行うことが可能なオープンプラットフォームモジュール「TOYOPUC-AAA」を、2017年春よりTOYODAブランド工作機械全機種に標準搭載を開始すると発表した。
 工作機械のCNC装置に接続することで、そこから得られる各種データを蓄積し、表示・解析する機能を備えているため、特別なソフトは必要なく、簡単な設定で 顧客が必要なデータを蓄積・解析し、活用することができる。

★9:10  アルバック-岩井コスモが新規「A」 パネルメーカーの積極投資の恩恵を享受
 アルバック<6728.T>が5日続伸。岩井コスモ証券では、パネルメーカーの積極投資の恩恵を享受できると注目。投資判断「A」、目標株価6000円として、新規カバレッジを開始した。
 真空技術をベースにした成膜装置の引き合いは強く、通期予想が上方修正されるなど、大手パネルメーカーの積極投資を背景に業績拡大局面に入っており、株価の水準訂正は続く見通し。決算発表後に株価は急騰しているが、株価指標に割安感があるため、もう一段の株価上昇が期待できるとした。

★9:11  SMC-JPモルガンが目標株価引き上げ 業績予想を微修正
 SMC<6273.T>がもみ合い。JPモルガン証券では、投資判断「Overweight」を継続、目標株価を36000円→37000円と引き上げた。2016年度第3四半期決算および決算後の取材をもとに、JPモルガンの業績予想を微修正。3Q営業利益実績327億円は、JPモルガンの事前予想310億円を上回った。業績予想を変更。

★9:15  トレイダーズ-底堅い ZEエナジーが中国企業に炭化装置ライセンス供与
 トレイダーズホールディングス<8704.T>が底堅い。同社は15日、子会社のZEエナジーが、中国の宣昌江峡船用機械に対して炭化装置ライセンス供与の基本合意に達したと発表した。
 ZEエナジーが開発した炭化装置を中国で広めることでごみの減容化が図られ、また煙を出さず、有害物質を排出しないことから大気汚染防止に寄与する装置として、地域の環境保全と持続可能な地域経済発展に資する効果も期待されるとした。

★9:15  ティーガイア-大和が目標株価引き上げ 法人部門回復に注力している
 ティーガイア<3738.T>が続伸。大和証券では、法人部門回復に注力していると注目。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は1310円→1720円と引き上げた。
 3Q取材を経て、期末に向けて通期利益の確保を急いでいるとの見方を示し、大和予想は会社目標近辺とした。来18.3期大和予想はやや引き上げ、iPhone販売価格の自由度が向上していると判断。ソリューションの回復が課題で、事業モデルを移行中。


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