前場コメント No.14 中部電力、日本金銭機械、オリコン、三菱重工業、オプテックスなど

2017/02/16(木) 11:30
★10:28  中部電力-みずほが目標株価引き下げ JERA社へ火力発電事業を全面移管するかどうか
 中部電力<9502.T>が続落。みずほ証券では、JERA社へ火力発電事業を全面移管するかどうかの判断を見極めたいとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は1700円→1600円と引き下げた。
 3Q決算内容や市況前提の見直しなどを踏まえ、業績予想を見直し。来18.3期はLNG価格上昇に伴うスライドタイムラグ影響の悪化や、新設LNG火力運転開始に伴う償却費負担増などで減益基調との見方に変更はなし。財務体質の健全性や原発再稼働がなくても連結経常利益が1500億円以上を見通せる点は引き続き評価できるものの、2017年春までに判断することが予定されているJERA社へ火力発電事業の全面移管を行うかどうか、見極める必要があるとした。

★10:33  金銭機-3日ぶり反発 カジノ向けに複数賭け事可能なソフト発売
 日本金銭機械<6418.T>が3日ぶり反発。16日付の日経産業新聞で、同社がカジノのスロットマシン用に、アメリカンフットボールなどほかの賭け事もできるソフトを発売すると報じられた。
 米ラスベガスやマカオの需要のほか、昨年末にカジノの推進法案が成立した日本や、新設計画のあるフィリピンなど新興国での受注を狙う考えのもよう。

★10:34  オリコン-3日ぶり反発 トレンドメディアORICON NEWSのLINEフォロワー数100万人突破
 オリコン<4800.T>が3日ぶり反発。同社は15日、子会社で、webメディア事業などを展開するoricon ME(東京都港区)が制作・運営する総合トレンドメディア「ORICON NEWS」がLINEアカウントメディアプラットフォームに参画し、LINEアカウントのフォロワー数が100万登録に達したと発表した。

★10:34  住友重機械工業-大和が目標株価引き上げ 建機がけん引役に復活も量産機械が伸び悩み
 住友重機械工業<6302.T>がもみ合い。大和証券では、建機をけん引役に復活も量産機械が伸び悩んでいると判断。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は600円→800円と引き上げた。為替前提の変更や新規連結効果を考慮して、業績予想を増額。来期の利益けん引役は課題事業であった建機部門の回復。量産機械事業の伸び悩みが残念材料とした。

★10:35  三菱重工業-3日続落 子会社が香港電燈向けに天然ガス焚きGTCC発電設備を連続受注
 三菱重工業<7011.T>が3日続落。同社は15日大引け後に、子会社の三菱日立パワーシステムズが香港電燈が建設する出力35万キロワット級のラマ火力発電所11号機向けに、天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備を受注したと発表した。
 今回のGTCC発電設備は、香港島の南西海域に位置するラマ島において、既設9号機および建設中の10号機に隣接して建設される。三菱日立パワーシステムズは、今後も資源の有効利用と環境負荷の低減に役立つGTCC発電設備をグローバル市場において積極的に提案していくとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★10:40  オプテックスG-いちよしがフェアバリュー引き上げ 中期ベースではM&Aの動向が焦点
 オプテックスグループ<6914.T>が14日続伸。いちよし経済研究所では、中期ベースではさらなるM&A(合併・買収)の動向が焦点になるとコメント。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは2600円→2800円と引き上げた。
 前16.12期業績はいちよしの従来予想におおむね沿った着地。今17.12期はシーシーエスの通年寄与、防犯関連の伸長などを予想。
 来18.12期以降の見通しを若干引き上げ、フェアバリューを修正。今17.12期は新規連結されたシーシーエス(6669)が通年寄与するほか、主力の防犯関連などでの自律成長が期待される。一方、中期的には同社が打ち出しているM&Aの加速による非連続な成長の動向が焦点。


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