前場コメント No.12 ミルボン、新日本電工、トレンドマイクロ、ＤＯＷＡ、ＡＢＣマートなど
★9:58 ユニチャーム－大和が目標株価引き上げ アジア市場の数量成長鈍化はネガティブ
ユニ・チャーム<8113.T>が反発。大和証券では、アジア市場の数量成長鈍化はネガティブとして、投資判断「3（中立）」を継続した。目標株価は2170円→2240円と引き上げた。
16年度営業利益は783億円（前の期比2％減）で、大和予想並み。17年度営業利益の会社見通しはIFRS基準で840億円（前期比6％増）。なお、会社は中国などアジアで従来期待ほどは使用枚数が伸びていないと発言。
ユニ・チャーム<8113.T>が反発。大和証券では、アジア市場の数量成長鈍化はネガティブとして、投資判断「3（中立）」を継続した。目標株価は2170円→2240円と引き上げた。
16年度営業利益は783億円（前の期比2％減）で、大和予想並み。17年度営業利益の会社見通しはIFRS基準で840億円（前期比6％増）。なお、会社は中国などアジアで従来期待ほどは使用枚数が伸びていないと発言。
★9:59 ミルボン－岩井コスモが目標株価引き上げ 最高益の更新が続く
ミルボン<4919.T>が反発。岩井コスモ証券では、最高益の更新が続くと評価。投資判断「B+」を継続、目標株価を5200円→5700円と引き上げた。
前16.12期売上高は前の期比6％増の291億円、営業利益は同8％増の51億円と会社計画を上回る着地。主力のヘアケア用剤は、高価格帯の「オージュア」がエイジングケアニーズに応えるラインを中心に好調だったほか、6月に発売したプレミアムブランド「milbon」が大きく伸長。ヘアケアを成長ドライバーとした国内外の成長が期待可能。営業力・製品力を強みとした国内外の成長力を評価するとした。
ミルボン<4919.T>が反発。岩井コスモ証券では、最高益の更新が続くと評価。投資判断「B+」を継続、目標株価を5200円→5700円と引き上げた。
前16.12期売上高は前の期比6％増の291億円、営業利益は同8％増の51億円と会社計画を上回る着地。主力のヘアケア用剤は、高価格帯の「オージュア」がエイジングケアニーズに応えるラインを中心に好調だったほか、6月に発売したプレミアムブランド「milbon」が大きく伸長。ヘアケアを成長ドライバーとした国内外の成長が期待可能。営業力・製品力を強みとした国内外の成長力を評価するとした。
★10:04 新日電工－大幅反発 前期最終赤字縮小見込む 予定していた減損実施せず
新日本電工<5563.T>が大幅反発。同社は16日、16.12期通期の連結最終損益予想を従来の10億円の赤字から1億円の赤字（前の期は142億円の赤字）へと引き下げると発表した。
一昨年の連結決算で減損の対象となった合金鉄事業の徳島工場での新規取得固定資産について、4Qに10億円の減損損失を予定していたが、11月以降の合金鉄の市況回復などで今後の収益好転が見込まれることから、減損損失を計上しないことにしたという。
新日本電工<5563.T>が大幅反発。同社は16日、16.12期通期の連結最終損益予想を従来の10億円の赤字から1億円の赤字（前の期は142億円の赤字）へと引き下げると発表した。
一昨年の連結決算で減損の対象となった合金鉄事業の徳島工場での新規取得固定資産について、4Qに10億円の減損損失を予定していたが、11月以降の合金鉄の市況回復などで今後の収益好転が見込まれることから、減損損失を計上しないことにしたという。
★10:05 トレンドマイクロ－野村が目標株価引き上げ グローバルセキュリティは予想以上に拡大
トレンドマイクロ<4704.T>が大幅続伸。野村証券では、グローバルセキュリティ市場は予想以上に拡大していると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は5100円→5800円と引き上げた。
決算は実績、計画ともに強気の野村予想を上回る水準でポジティブ・サプライズ。ポイントは3点。（1）4Qの一過性利益を除くベースの営業利益は前年同期比19％営業増益と、日米欧のエンタープライズ向けが拡大したため、3Q（一過性利益を除くベースで同18％営業増益）に続いて好調が継続。（2）4QのTP事業の売上高は28.6億円（3Q比16％増収）、Pre-GAAP（繰延収益考慮前売上高）は47.9億円（同21％増）、のれん除く営業損益は-0.3 億円（同1.6億円改善）と、予想以上に業績は改善。（3）4Qのクラウド関連製品のPre-GAAPは前年同期比15％増と、3Q（同横ばい）から伸び率は加速。欧州、日本が急増、北米も好調で、同製品の高成長は今後も続く見込み。
トレンドマイクロ<4704.T>が大幅続伸。野村証券では、グローバルセキュリティ市場は予想以上に拡大していると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は5100円→5800円と引き上げた。
決算は実績、計画ともに強気の野村予想を上回る水準でポジティブ・サプライズ。ポイントは3点。（1）4Qの一過性利益を除くベースの営業利益は前年同期比19％営業増益と、日米欧のエンタープライズ向けが拡大したため、3Q（一過性利益を除くベースで同18％営業増益）に続いて好調が継続。（2）4QのTP事業の売上高は28.6億円（3Q比16％増収）、Pre-GAAP（繰延収益考慮前売上高）は47.9億円（同21％増）、のれん除く営業損益は-0.3 億円（同1.6億円改善）と、予想以上に業績は改善。（3）4Qのクラウド関連製品のPre-GAAPは前年同期比15％増と、3Q（同横ばい）から伸び率は加速。欧州、日本が急増、北米も好調で、同製品の高成長は今後も続く見込み。
★10:05 ＤＯＷＡ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 非製錬事業は無風が続く
ＤＯＷＡホールディングス<5714.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では2月15日付けレポートで、市況など外部環境は追い風だが、非製錬事業は無風が続くとみて、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は850円→920円と引き上げた。
足もとの市況好転や円安は同社の株価に織り込まれているとみられ、さらなる上値には『将来のグロース性の確認』が不可欠。差し当たり今17.3期3Qまででは、将来のグロース性を確認することはできないことから、上値は限定的であると想定。
現中期経営計画は、前中期経営計画の新規事業ではなく既存事業の強化に軸足を置いているとみられる。すなわち、カギは既存事業の収益性強化であり、次期中期経営計画（19.3期スタート）に向けて、なんらかの形で将来のグロース性が確認できることが中長期のカタリストとなってくるとした。
ＤＯＷＡホールディングス<5714.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では2月15日付けレポートで、市況など外部環境は追い風だが、非製錬事業は無風が続くとみて、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は850円→920円と引き上げた。
足もとの市況好転や円安は同社の株価に織り込まれているとみられ、さらなる上値には『将来のグロース性の確認』が不可欠。差し当たり今17.3期3Qまででは、将来のグロース性を確認することはできないことから、上値は限定的であると想定。
現中期経営計画は、前中期経営計画の新規事業ではなく既存事業の強化に軸足を置いているとみられる。すなわち、カギは既存事業の収益性強化であり、次期中期経営計画（19.3期スタート）に向けて、なんらかの形で将来のグロース性が確認できることが中長期のカタリストとなってくるとした。
★10:07 ＡＢＣマート－続落 着こなし合わせた靴選びなどの配信メディアを新設
エービーシー・マート<2670.T>が続落。17日付の日経新聞朝刊で、同社が着こなしに合わせた靴の選び方などを配信するメディアを立ち上げたと報じられた。
同社が扱う商品をアピールし、記事中からEC（電子商取引）サイトに誘導するという。テレビCMなど従来の広告手法で取り込めていなかった顧客を開拓するとされる。売り上げに占めるEC比率を現状の3倍の10％に高める手段の一つとして活用する考えのもよう。
エービーシー・マート<2670.T>が続落。17日付の日経新聞朝刊で、同社が着こなしに合わせた靴の選び方などを配信するメディアを立ち上げたと報じられた。
同社が扱う商品をアピールし、記事中からEC（電子商取引）サイトに誘導するという。テレビCMなど従来の広告手法で取り込めていなかった顧客を開拓するとされる。売り上げに占めるEC比率を現状の3倍の10％に高める手段の一つとして活用する考えのもよう。
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