前場コメント No.15 出光興産、ユナイテッド、トクヤマ、インソース、トリドールなど
★10:26 出光興産－野村が目標株価引き上げ 18.3期の石炭高恩恵は株価に織り込み済み
出光興産<5019.T>がもみ合い。野村証券では、来18.3期の石炭高恩恵は株価に織り込み済みと判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2650円→3560円と引き上げた。
豪州石炭スポット価格の上昇により、来18.3期（目標株価の算定基準期）の在庫損益などを除く修正EPS予想を上方修正、目標株価も引き上げた。
16年12月に同社は、昭和シェル石油株（議決権比率31.3％）を1590億円で取得したが、創業家の合意が得られず経営統合のメドは立っていない。含み損が発生している一方、17年1～3月期から持ち分法投資損益や配当収入への寄与が見込まれる。経営統合前に協業を検討中だが、そのシナジー効果額は未定であるとした。
出光興産<5019.T>がもみ合い。野村証券では、来18.3期の石炭高恩恵は株価に織り込み済みと判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2650円→3560円と引き上げた。
豪州石炭スポット価格の上昇により、来18.3期（目標株価の算定基準期）の在庫損益などを除く修正EPS予想を上方修正、目標株価も引き上げた。
16年12月に同社は、昭和シェル石油株（議決権比率31.3％）を1590億円で取得したが、創業家の合意が得られず経営統合のメドは立っていない。含み損が発生している一方、17年1～3月期から持ち分法投資損益や配当収入への寄与が見込まれる。経営統合前に協業を検討中だが、そのシナジー効果額は未定であるとした。
★10:30 ユナイテッド－反落 SSP「AdStir」がDSP「Criteo」 とRTB接続開始 ネイティブアド領域で国内初
ユナイテッド<2497.T>が反落。同社は16日に、運営するスマートフォン媒体社向けのSSP「AdStir」が、CRITEO （東京都渋谷区）のDSP「Criteo」とネイティブアド領域において国内初となるRT接続を行ったと発表した。
今回の接続により、「AdStir」経由で広告を配信しているメディアは、ネイティブアド領域のRTB取引において新たな連携先として「Criteo」が追加されたことで、入札競争が活発化し、広告収益の向上が期待できるとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
ユナイテッド<2497.T>が反落。同社は16日に、運営するスマートフォン媒体社向けのSSP「AdStir」が、CRITEO （東京都渋谷区）のDSP「Criteo」とネイティブアド領域において国内初となるRT接続を行ったと発表した。
今回の接続により、「AdStir」経由で広告を配信しているメディアは、ネイティブアド領域のRTB取引において新たな連携先として「Criteo」が追加されたことで、入札競争が活発化し、広告収益の向上が期待できるとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
★10:33 トクヤマ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 一層の株価上昇は期待し難い
トクヤマ<4043.T>が変わらずを挟んで4日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、株価はすでに成長期待が強く織り込まれ、一層の上昇は期待し難いと判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は450円→510円と引き上げた。
株価はマレーシア工場譲渡発表（9/28）後の4カ月半で58％上昇（2/15終値）。株価上昇の背景として、太陽電池向け多結晶シリコン事業譲渡による業績下振れ懸念の後退や、2Q/3Q業績の好調により一層の利益成長期待が株価に織り込まれたものと推測。
しかし、好事業の中には、今17.3期末に譲渡予定の太陽電池向け多結晶シリコンや、ノンコアで業績の先行きが読み難い売電事業などが含まれる。さらに、ナフサ上昇や石炭価格の高止まりによるコスト上昇も懸念されることから、来18.3期に向けて利益成長の確度が高まったとは言い難く、一段の株価上昇は期待し難い。本格的な株価上昇のために会社側に期待されるのは、優先株の処理などを経たうえで新しい成長領域を生み出すこととの見方に、変わりはないとした。
トクヤマ<4043.T>が変わらずを挟んで4日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、株価はすでに成長期待が強く織り込まれ、一層の上昇は期待し難いと判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は450円→510円と引き上げた。
株価はマレーシア工場譲渡発表（9/28）後の4カ月半で58％上昇（2/15終値）。株価上昇の背景として、太陽電池向け多結晶シリコン事業譲渡による業績下振れ懸念の後退や、2Q/3Q業績の好調により一層の利益成長期待が株価に織り込まれたものと推測。
しかし、好事業の中には、今17.3期末に譲渡予定の太陽電池向け多結晶シリコンや、ノンコアで業績の先行きが読み難い売電事業などが含まれる。さらに、ナフサ上昇や石炭価格の高止まりによるコスト上昇も懸念されることから、来18.3期に向けて利益成長の確度が高まったとは言い難く、一段の株価上昇は期待し難い。本格的な株価上昇のために会社側に期待されるのは、優先株の処理などを経たうえで新しい成長領域を生み出すこととの見方に、変わりはないとした。
★10:34 インソース－3日続伸 「Another Insource キャンペーン」実施 研修以外のサービスも利用可
インソース<6200.T>が3日続伸。同社は17日取引時間前、研修だけでなく同社のさまざまなサービスをリーズナブルに利用できる「Another Insource キャンペーン」を実施すると発表した。展開する事業の認知度を高めることを目的としているという。
インソース<6200.T>が3日続伸。同社は17日取引時間前、研修だけでなく同社のさまざまなサービスをリーズナブルに利用できる「Another Insource キャンペーン」を実施すると発表した。展開する事業の認知度を高めることを目的としているという。
★10:37 トリドール－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 来期以降は2ケタ増益を予想
トリドールホールディングス<3397.T>が5日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、国内新業態や海外の成長などにより、来期以降は2ケタ増益を予想。投資判断「Buy」を継続も、目標株価は3100円→2900円と引き下げた。
今期会社計画の大幅上振れは期待しづらくなったものの、来期以降、国内の新業態の展開や海外事業の伸びなどにより、2ケタ増益基調を評価するというエクイティストーリーに変更はなし。
国内丸亀製麺の既存店売上高が会社計画の前期比+2.8％を上回る進ちょくであることから、会社計画を大きく上回る水準を従来は予想していたとしたが、想定以上に高原価率商品投入による原価率アップや広告宣伝費増などを織り込み、今期業績を減額修正。ただし、想定以上にコストを使っているが、これが足元の既存店売上の堅調さに結びついているとも解釈できる。来期以降も現状の原価率や広告宣伝費水準は続くとみて、来18.3期以降の予想も減額。
トリドールホールディングス<3397.T>が5日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、国内新業態や海外の成長などにより、来期以降は2ケタ増益を予想。投資判断「Buy」を継続も、目標株価は3100円→2900円と引き下げた。
今期会社計画の大幅上振れは期待しづらくなったものの、来期以降、国内の新業態の展開や海外事業の伸びなどにより、2ケタ増益基調を評価するというエクイティストーリーに変更はなし。
国内丸亀製麺の既存店売上高が会社計画の前期比+2.8％を上回る進ちょくであることから、会社計画を大きく上回る水準を従来は予想していたとしたが、想定以上に高原価率商品投入による原価率アップや広告宣伝費増などを織り込み、今期業績を減額修正。ただし、想定以上にコストを使っているが、これが足元の既存店売上の堅調さに結びついているとも解釈できる。来期以降も現状の原価率や広告宣伝費水準は続くとみて、来18.3期以降の予想も減額。
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