後場コメント No.3 TDK、テラ、トリドール、大塚家具、豊田通商など

2017/02/17(金) 15:00
★12:58  KYB-4日ぶり反落 ポンプとモータ分離の無段階変速機を発売
 KYB<7242.T>が4日ぶり反落。17日付の日刊工業新聞で、同社がポンプ部とモーター部を分離させた静油圧式無段階変速装置(HST)を2月下旬に発売すると報じられた。
 コンバインや運搬車の走行用ベルトを動かす目的などに訴求するという。ポンプとモーターが分かれたことで、HSTを搭載する機械の設計自由度が増すとされる。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。

★13:00  任天堂-続伸 ポケモンGO 80匹以上のポケモン追加へ 大型アップデート実施
 任天堂<7974.T>が続伸。16日に、Nianticがの開発・配信・運営を、任天堂子会社のポケモン(東京都港区)が開発・運営協力を行っているスマホ向けゲーム「ポケモンGO」について、80匹以上のポケモンが新たに登場するアップデートが今週末に行われることが公式サイトで発表された。
今回のアップデートでは、ポケモンの追加のほかポケモンを捕まえるモードの変化や新しい「きのみ」の追加、ポケモントレーナーの着せ替え機能が追加される。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★13:00  TDK-反発 中期戦略評価を高める中でリスク・リターン改善 「買い」へ引き上げ
 TDK<6762.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、中期戦略評価を高める中、リスク・リターンは改善していると判断。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を8200円→9000円と引き上げた。
 センサーの成長加速、バッテリーの成長持続、HDDヘッドの収益安定化の中、昨今の株価下落で割安感が台頭。株価は複数のノイズから軟調も影響は限定的と判断。センサーなどへの成長戦略を高く評価。18年度PER約13倍で、リスク・リターンの観点から魅力は上昇しているとの見方を示した。

★13:10  テラ-3日ぶり反発 樹状細胞ワクチン療法の治験を3月に開始
 テラ<2191.T>が3日ぶり反発。17日付の日経産業新聞で、同社が自由検診で患者に投与している「樹状細胞ワクチン」療法について、膵臓がんを対象に3月に臨床試験を始めると報じられた。
 子会社のテラファーマと和歌山県立医科大学が計画した治験で、185人に樹状細胞ワクチンを投与する計画だという。2022年の承認申請を目指すとみられる。

★13:11  トリドール-5日続落 食材に関するEコマースで「バルーン」設立
 トリドールホールディングス<3397.T>が5日続落。同社は2月17日12時30分に、食材に関するEコマース(電子商取引)事業を行う子会社として、バルーン(東京都品川区)を設立したと発表した。
 バルーンでは、2月下旬より自社で運営するサイト「BallooMe(バルーミー)」を立ち上げ、食材販売を開始する予定。販売チャネルとしての機能と同時に情報サイトとしての機能も併せ持たせる。生産や加工の現場で大切に商品が扱われている様子や、生産者がすすめる食べ方など、食材にまつわるストーリーの発信にも力を入れるとした。しかし、株価への影響は限定的のもよう。

★13:17  大塚家具-反発 四国で初の販売拠点「いよてつ髙島屋」を3月オープン
 大塚家具<8186.T>が反発。同社は2月17日11時に、伊予鉄髙島屋(松山市)で3月1日より、商品の販売を開始すると発表した。同店は店舗のなかった四国エリアで初の販売拠点となる。いよてつ髙島屋での販売開始にあたり、 愛媛県内は曜日を限定し、無料で配送を行う。

★13:17  豊田通商-底堅い カザフスタンのセキュリティ強化でNECと協業
 豊田通商<8015.T>が底堅い。同社は17日、日本電気<6701.T>と、カザフスタンのセキュリティ強化に向けて協業すると発表した。
 同協業では、カザフスタンの投資発展省が設立した投資実行機関カズネックスとも連携する。豊田通商が持つ収益面・法制面・金融面でのノウハウを活用し、プロジェクトへの参画を検討するという。


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