前場コメント No.1 ソフトバンク、堀場製作所、テンプHD、放電精密加工、東芝など

2017/02/20(月) 11:30
★9:00  ソフトバンクG-買い気配 米スプリント経営権のTモバイルへの譲渡を検討
 ソフトバンクグループ<9984.T>が買い気配。17日付のロイター通信で、同社が子会社の米携帯電話スプリントの経営権を米TモバイルUSに譲渡することを検討していると報じられた。
 ソフトバンクは保有するスプリント株の一部をTモバイルの親会社である独通信大手ドイツテレコムに売却することを検討しているという。まだ打診はしておらず、4月以降に協議が始まる見込みだという。

★9:00  ソフトバンクG-買い気配 三菱UFJMSが目標株価引き上げ 「いろいろと展開が速いですよね」
 ソフトバンクグループ<9984.T>が買い気配。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、「いろいろと展開が速いですよね」とコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は9500円→10100円と引き上げた。
 引き続き、(1)高収益かつ安定推移が期待できる国内通信、(2)ネットワーク品質改善やコスト変革プログラム進展による業績改善が期待できるスプリント、(3)同社投資先の企業価値の3点を踏まえ、株価上昇余地が相対的に大きいと判断。
 カタリストは、(1)スプリントの市場期待を上回る利益成長、(2)同社投資先IPOによる含み益拡大やSoftBank Vision Fundのポジティブ成果、(3)ARMの想定以上の業績拡大やポジティブニュースフローなど。

★9:00  堀場製作所-MSMUFGが「EW」へ引き下げ MFC・WLTPともほぼ株価に織り込まれた
 堀場製作所<6856.T>が反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、MFC・WLTPともほぼ株価に織り込まれたとみて、投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」と引き下げた。目標株価は5300円→5800円と引き上げた。
 同社への投資テーマと位置付けてきた「半導体マスフローコントローラ(MFC)のウエハファブ装置(WFE)市場を上回る成長」「世界統一排ガス試験法(WLTP)による排ガス計測システムの売上高拡大」はほぼ株価に織り込まれたと判断。さらなる株価上昇には、18年以降の主力製品の増収継続、利益率改善の確度が高まることなどが必要。
 ただし、排ガス以外の自同車計測システムの収益改善が遅れるリスクなどがあるうえ、(シクリカルな事業である)半導体MFCが業績のドライバーとなっており、その受注が過去最高水準にあることを考えれば、マルチプル拡大余地は小さいと考えられるとした。

★9:00  テンプHD-売り気配 株式売り出しを発表 筆頭株主が放出 自社買いも発表
 テンプホールディングス<2181.T>が売り気配。同社は17日、筆頭株主の篠原欣子氏を売出人とする2435万株の売り出し、上限365万株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。発行条件は2月27日~3月1日のいずれかの日に決める。
 併せて、上限187万5000株・30億円の自己株取得枠を設定すると発表した。売り出しに伴う株式需給への影響を緩和するためで、その結果によって売り出し株数は減少することがある。取得期間は2月21日~2月22日。上限187万5000株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は0.80%となる。

★9:01  放電精密-売り気配 成田事業所における爆発事故で2名死亡
 放電精密加工研究所<6469.T>が売り気配。同社は20日に、17日に発生した同社の成田事業所における爆発事故で2名が死亡したと発表した。爆発事故は、工場内で自動車部品への耐熱塗装中に同塗装施設で発生した。業績に与える影響については現在精査中としている。

★9:01  東芝-底堅い 8000億円の調達計画で米アップルなど関心
 東芝<6502.T>が底堅い。20日付の日刊工業新聞で、同社が、分社して設立する半導体メモリー新会社の株式を売却し、8000億円規模の資金を調達する計画を進めていると報じられた。出資には米アップルなど複数の米国企業が関心を示しているという。


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