前場コメント No.12 南海、ＲＳテクノロジーズ、小糸製作所、アップル、ピーエイなど
★9:46 南海電鉄－みずほが目標株価引き上げ 関空新ターミナル開業で空港線の成長は続くと予想
南海電気鉄道<9044.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、関空新ターミナル開業で空港線の成長は続くと予想。投資判断「買い」を継続、目標株価は740円→750円と引き上げた。
3Q決算などを踏まえてみずほ予想を微修正するものの、投資判断は「買い」を継続。成長戦略である空港線と物流センター高度化は着実に進展。2017年1月には関西国際空港の新第2ターミナルが開業し、処理能力は開業前比で約15％増の約3100万人となった。また、1月には泉北高速鉄道が北大阪トラックターミナル新棟計画を発表。2020年春頃に高度化した物流施設を開業する予定。2019年9月の新南海会館ビル開業も控え､今後の不動産開発案件が充実してきたと考えているとした。
南海電気鉄道<9044.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、関空新ターミナル開業で空港線の成長は続くと予想。投資判断「買い」を継続、目標株価は740円→750円と引き上げた。
3Q決算などを踏まえてみずほ予想を微修正するものの、投資判断は「買い」を継続。成長戦略である空港線と物流センター高度化は着実に進展。2017年1月には関西国際空港の新第2ターミナルが開業し、処理能力は開業前比で約15％増の約3100万人となった。また、1月には泉北高速鉄道が北大阪トラックターミナル新棟計画を発表。2020年春頃に高度化した物流施設を開業する予定。2019年9月の新南海会館ビル開業も控え､今後の不動産開発案件が充実してきたと考えているとした。
★9:51 ＲＳテクノロジーズ－大幅続伸 いちよしが「18.12期以降の利益は漸増傾向を予想」
ＲＳ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ<3445.T>が大幅に6日続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら、「18.12期以降の利益は漸増傾向を予想」としており、買い材料視されているようだ。
前16.12期決算を受け、いちよしでは今17.12期以降の業績予想を見直し。業績見通しを上方修正したものの、来18.12期以降の利益は漸増傾向との見方に変更はないとした。旺盛と見られる再生ウエハー需要を背景に、同社が本格的な設備増強に踏み切るか否かが引き続き焦点と考えられる。中期業績を見る上では、設備投資動向がカギと指摘。
ＲＳ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ<3445.T>が大幅に6日続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら、「18.12期以降の利益は漸増傾向を予想」としており、買い材料視されているようだ。
前16.12期決算を受け、いちよしでは今17.12期以降の業績予想を見直し。業績見通しを上方修正したものの、来18.12期以降の利益は漸増傾向との見方に変更はないとした。旺盛と見られる再生ウエハー需要を背景に、同社が本格的な設備増強に踏み切るか否かが引き続き焦点と考えられる。中期業績を見る上では、設備投資動向がカギと指摘。
★9:51 小糸製作所－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 短期では懸念事項も
小糸製作所<7276.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、中期的には安心感が大きいが短期では懸念事項もとコメント。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は6200円→6400円と引き上げた。
LEDを中心とした受注数量の好調や製品ミックス向上により、業績予想を上方修正。中期的にもADBの普及などによる付加価値アップが期待可能など懸念材料も少ない。だが、来期の慎重な期初ガイダンスには留意が必要な時期と判断。今17.3期会社計画は、3Q決算発表時に上方修正されたが、4Qの前提レートは105円/ドル。過去を顧みる限り、同社は同業他社に対して慎重な各種前提を置くケースが多く、コンセンサスを大幅に下回る来期のガイダンスを意識し、当面の株価の上値は限定的と考えるとした。
小糸製作所<7276.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、中期的には安心感が大きいが短期では懸念事項もとコメント。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は6200円→6400円と引き上げた。
LEDを中心とした受注数量の好調や製品ミックス向上により、業績予想を上方修正。中期的にもADBの普及などによる付加価値アップが期待可能など懸念材料も少ない。だが、来期の慎重な期初ガイダンスには留意が必要な時期と判断。今17.3期会社計画は、3Q決算発表時に上方修正されたが、4Qの前提レートは105円/ドル。過去を顧みる限り、同社は同業他社に対して慎重な各種前提を置くケースが多く、コンセンサスを大幅に下回る来期のガイダンスを意識し、当面の株価の上値は限定的と考えるとした。
★9:52 千代田化工建設－大和が目標株価引き下げ サブシー事業の再建と受注拡大が当面の注目点
千代田化工建設<6366.T>が3日続落。大和証券では、サブシー事業の再建と受注拡大が当面の注目点とし、投資判断「3（中立）」を継続した。目標株価は800円→700円と引き下げた。今期はコストプラスJOBの増加を織り込み、営業利益予想を増額。一方で、受注低迷により来期予想は減額、営業減益予想とした。
千代田化工建設<6366.T>が3日続落。大和証券では、サブシー事業の再建と受注拡大が当面の注目点とし、投資判断「3（中立）」を継続した。目標株価は800円→700円と引き下げた。今期はコストプラスJOBの増加を織り込み、営業利益予想を増額。一方で、受注低迷により来期予想は減額、営業減益予想とした。
★9:53 アップル－大幅に3日続伸 通期営業益を下方修正も悪材料出尽くしで
アップルインターナショナル<2788.T>が変わらずを挟み大幅に3日続伸。同社は17日、16.12期通期の連結営業利益予想を従来の8.6億円から4.9億円（前期比63.0％減）へと引き下げると発表した。
タイ国王崩御の影響による自粛ムードの買い控えで、東南アジア諸国向け高額車両の販売台数が計画に達しなかった。しかし株価は、悪材料出尽くし感から上昇している。
アップルインターナショナル<2788.T>が変わらずを挟み大幅に3日続伸。同社は17日、16.12期通期の連結営業利益予想を従来の8.6億円から4.9億円（前期比63.0％減）へと引き下げると発表した。
タイ国王崩御の影響による自粛ムードの買い控えで、東南アジア諸国向け高額車両の販売台数が計画に達しなかった。しかし株価は、悪材料出尽くし感から上昇している。
★9:55 ピーエイ－急落 今期営業益21.6％増見込むも前期は計画下振れ着地
ピーエイ<4766.T>が急落。同社は17日に、17.12期通期の連結営業利益予想を5000万円（前期比51.6％増）と発表した。無料求人情報誌「ジョブポスト」や新聞折込求人紙「おしごとハロー」、スマホ向けインターネットサイト「ジョブポストWEB」の収益基盤強化に努めるとしている。なお、会社四季報（新春号）予想は1億円となっている。
併せて発表した16.12期通期の連結営業利益は3200万円（前期比65.5％減）だった。通期の会社計画は4500万円だったので着地は下振れた。求人広告事業の収益基盤強化のための人員採用および広告宣伝、子会社のピーエイケアの保育施設拡大および海外関連事業への先行投資などが響いた。
ピーエイ<4766.T>が急落。同社は17日に、17.12期通期の連結営業利益予想を5000万円（前期比51.6％増）と発表した。無料求人情報誌「ジョブポスト」や新聞折込求人紙「おしごとハロー」、スマホ向けインターネットサイト「ジョブポストWEB」の収益基盤強化に努めるとしている。なお、会社四季報（新春号）予想は1億円となっている。
併せて発表した16.12期通期の連結営業利益は3200万円（前期比65.5％減）だった。通期の会社計画は4500万円だったので着地は下振れた。求人広告事業の収益基盤強化のための人員採用および広告宣伝、子会社のピーエイケアの保育施設拡大および海外関連事業への先行投資などが響いた。
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