後場コメント No.2 三井造船、日本化薬、ベルシステム24、MORESCO、双日など

2017/02/20(月) 15:00
★12:44  三井造船-底堅い ガスタービンコージェネ設備4台を連続受注
 三井造船<7003.T>が底堅い。20日付の日刊工業新聞で、同社がガスタービンコージェネレーション(熱電供給)設備4台を連続受注したと報じられた。
 東洋ゴム工業<5105.T>の仙台工場に2台、他社の滋賀県内の工場に2台をそれぞれ納入するという。受注額は明らかにしていないもよう。同設備は有害な排気成分をほとんど含まない天然ガスを燃料としており、環境保全に貢献するとされる。

★12:44  キヤノン-JPモルガンが目標株価引き上げ 業績予想を微調整
 キヤノン<7751.T>が3日続落。JPモルガン証券では、12月本決算を経て業績予想を微調整。投資判断「Underweight」を継続も、目標株価は2700円→2800円と引き上げた。2017年度以降のモデルに、買収したメディカル事業とOLED蒸着装置関連子会社トッキなどの売上高も予想。17年度営業利益予想を2200億円→2400億円と引き上げた。

★12:48  日本化薬-野村が目標株価引き上げ 円安も加わり18.3期は大幅な業績回復へ
 日本化薬<4272.T>が3日ぶり反発。野村証券では、円安も加わり、来18.3期は大幅な業績回復を想定。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1350円→1650円と引き上げた。
 機能化学品事業を要因として、今17.3期以降の業績予想を引き上げ。10~12月期には、長らく低迷していた半導体エポキシ樹脂の好調、触媒事業の復調、子会社ポラテクノ(4239)が販売する車載用偏光フィルム減少の一巡が確認された。来18.3期には製品に加え、タッチパネル用接着剤やカラーTFT向けヨウ素系偏光フィルム新製品の業績貢献も加わる見込み。セイフティは堅調な需要増が続く見込み。なお、3Qまでの機能化学品事業の海外売上比率は約6割、セイフティは約7割。両事業ともに円安による収益拡大の貢献も大きい。両事業の採算性改善が来18.3期業績をけん引する見込み。

★12:52  ベルシステム24-続伸 映像でリアルタイム接客できる窓口向けサービスを提供
 ベルシステム24ホールディングス<6183.T>が続伸。20日付の日経新聞朝刊で、同社が、映像や音声をリアルタイムにやりとりできる、企業の顧客対応窓口向けのサービスを5月から提供すると報じられた。
 実物を見ないと判断しにくい高額商品のオンライン接客や、ハイテク製品の技術サポートなどに向けるという。3年後に30億円の売上高を目指す考えのもよう。

★12:53  MORESCO-続伸 有機デバイス関連事業を加速と報道 18年度10億円の事業に育成
 MORESCO<5018.T>が続伸。2月20日付け化学工業日報で、同社が有機デバイス関連事業を加速すると伝えられた。
 3月に立ち上げる「デバイス材料事業部」では、有機EL(エレクトロルミネッセンス)用封止材の拡販、有機薄膜太陽電池(OPV)の量産化に取り組む。また、世界最高水準の測定精度を誇る水分透過率測定装置を使った受託ビジネスでは受注拡大を目指すほか、装置販売にも力を入れる。これらの施策により2017年度には売上高3億円、2018年度は同10億円の事業に育成していく考えと報じられた。

★12:56  双日-もみ合い ドイツの大手化学品商社ソルバディスを買収 欧州の新たな販売基盤獲得
 双日<2768.T>がもみ合い。同社は20日12時35分に、ドイツの大手化学品商社ソルバディスを買収すると発表した。
 今後の関係当局の承認を経て、双日はソルバディスを完全子会社化し、欧州における化学品の新たな販売基盤を獲得しする。なお、同社は今後3年目を目処に欧州域内での化学品取扱高1200億円規模を目標として取り組んでいくとしている。

★13:04  メディアグローバルリンクス-4日続伸 タワー投資顧問が5.06%の株を新規取得
 メディアグローバルリンクス<6659.T>が4日続伸。タワー投資顧問(東京都港区)が、同社の28万4200株を新規取得したことを材料視する向きもあるようだ。2月17日15時31分公表の大量保有報告書(5%ルール)で判明したもの。保有割合は5.06%となる。


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