前場コメント No.10 アイリッジ、横河電機、シンワアート、アズビル、中村超硬など
★9:40 アイリッジ－反落 「popinfo」活用のバンキング機能付きアプリが信金向けに提供開始へ
アイリッジ<3917.T>が3日ぶり反落。同社は2月20日の大引け後に、提供する「popinfo」を活用した、ＮＴＴデータ<9613.T>の信用金庫向けスマートフォンアプリ「アプリバンキング」が、9月をメドに提供開始の予定であると発表した。
信用金庫が「アプリバンキング」を導入することで、顧客はインターネットバンキングの申し込み手続きを行うことなく、スマートフォンからリアルタイムで残高や入出金明細を確認できる（信用金庫業界初）。また、入出金などの残高変動のお知らせを指定のタイミングで受け取ることが可能。さらに、信金は顧客の位置情報を活用し、位置連動型プッシュ通知などを行うことが可能となり、地域に密着した信用金庫ならではのキャンペーンやお知らせなどを最適なタイミングで配信することが可能とした。
アイリッジ<3917.T>が3日ぶり反落。同社は2月20日の大引け後に、提供する「popinfo」を活用した、ＮＴＴデータ<9613.T>の信用金庫向けスマートフォンアプリ「アプリバンキング」が、9月をメドに提供開始の予定であると発表した。
信用金庫が「アプリバンキング」を導入することで、顧客はインターネットバンキングの申し込み手続きを行うことなく、スマートフォンからリアルタイムで残高や入出金明細を確認できる（信用金庫業界初）。また、入出金などの残高変動のお知らせを指定のタイミングで受け取ることが可能。さらに、信金は顧客の位置情報を活用し、位置連動型プッシュ通知などを行うことが可能となり、地域に密着した信用金庫ならではのキャンペーンやお知らせなどを最適なタイミングで配信することが可能とした。
★9:44 横河電機－みずほが目標株価引き上げ 事業環境改善などを評価すべき局面
横河電機<6841.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、事業環境改善などを評価すべき局面と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を1900円→2100円と引き上げた。
3Q（3カ月）の制御事業の受注高（為替や買収影響を除く）は前年同期比13％減と低調だったが、同社を含むプラント制御機器各社の受注は、エンドユーザーであるエネルギー大手やNOC（国営石油会社）の投資、EPC各社の受注などに遅れる傾向がある。足元の局面はOPEC減産合意に伴う油価反発などを背景に、中東やアジアを中心に、顧客のエネルギー分野への投資回復の兆しが現れつつあることを評価すべき局面と判断。既存プラントの生産効率改善や、運用/保守サービスなどの下支えに加え、徐々に新設向けの回復も期待されるという見方は不変とした。
横河電機<6841.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、事業環境改善などを評価すべき局面と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を1900円→2100円と引き上げた。
3Q（3カ月）の制御事業の受注高（為替や買収影響を除く）は前年同期比13％減と低調だったが、同社を含むプラント制御機器各社の受注は、エンドユーザーであるエネルギー大手やNOC（国営石油会社）の投資、EPC各社の受注などに遅れる傾向がある。足元の局面はOPEC減産合意に伴う油価反発などを背景に、中東やアジアを中心に、顧客のエネルギー分野への投資回復の兆しが現れつつあることを評価すべき局面と判断。既存プラントの生産効率改善や、運用/保守サービスなどの下支えに加え、徐々に新設向けの回復も期待されるという見方は不変とした。
★9:44 シンワアート－続伸 カイカなどと共同でブロックチェーンの実証実験開始
シンワアートオークション<2437.T>が続伸。同社は20日に、同社と子会社であるエーペック（東京都中央区）ならびにカイカ<2315.T>は、ブロックチェーンの実証実験を共同で開始したと発表した。
今回の実証実験は、シンワアートが行っているオークション事業における美術品所有権管理およびエスクロー業務について、ブロックチェーン技術の適用性を確認するためのものという。シンワアートはこの実証実験を皮切りにエスクロー業務のプラットフォーム化を目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
シンワアートオークション<2437.T>が続伸。同社は20日に、同社と子会社であるエーペック（東京都中央区）ならびにカイカ<2315.T>は、ブロックチェーンの実証実験を共同で開始したと発表した。
今回の実証実験は、シンワアートが行っているオークション事業における美術品所有権管理およびエスクロー業務について、ブロックチェーン技術の適用性を確認するためのものという。シンワアートはこの実証実験を皮切りにエスクロー業務のプラットフォーム化を目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★9:46 アズビル－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ BAは中期的な業績拡大局面へ
アズビル<6845.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、BAは中期的な業績拡大局面を想定。AAの体質強化にも注目するとし、投資判断「Overweight」を継続、目標株価は4000円→4200円と引き上げた。
エクイティストーリーに変更はなし。主力のBA事業の業績伸長によって、連結営業利益は過去最高益を更新するとの見方を継続。来18.3期連結営業利益は08.3期のピーク利益204億円を更新すると予想。BA事業では「新設」の首都圏オフィス再開発案件、その後の「既設」の更新需要が当面の受注ドライバーであり、中期的な業績拡大が期待できる。
また、今後はAA事業の収益性改善にも注目。原価改善施策によって利益率は改善傾向にあるが、同業他社比ではまだ低水準であるため、上昇ポテンシャルがある印象。中国ビジネスの回復と体質強化によって、AA事業の中期的な業績回復の道筋が見えるようになれば、さらなる業績の上積みから、株価評価の切り上がりにつながる。来18.3期から始まる次期中期経営計画では、AA事業の収益性改善が注力点になると推測。
アズビル<6845.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、BAは中期的な業績拡大局面を想定。AAの体質強化にも注目するとし、投資判断「Overweight」を継続、目標株価は4000円→4200円と引き上げた。
エクイティストーリーに変更はなし。主力のBA事業の業績伸長によって、連結営業利益は過去最高益を更新するとの見方を継続。来18.3期連結営業利益は08.3期のピーク利益204億円を更新すると予想。BA事業では「新設」の首都圏オフィス再開発案件、その後の「既設」の更新需要が当面の受注ドライバーであり、中期的な業績拡大が期待できる。
また、今後はAA事業の収益性改善にも注目。原価改善施策によって利益率は改善傾向にあるが、同業他社比ではまだ低水準であるため、上昇ポテンシャルがある印象。中国ビジネスの回復と体質強化によって、AA事業の中期的な業績回復の道筋が見えるようになれば、さらなる業績の上積みから、株価評価の切り上がりにつながる。来18.3期から始まる次期中期経営計画では、AA事業の収益性改善が注力点になると推測。
★9:47 中村超硬－いちよしがフェアバリュー引き上げ 多結晶ウエハー切断用など拡大が本格化
中村超硬<6166.T>が5日続伸。いちよし経済研究所では、多結晶ウエハー切断用や線径60μmのダイヤモンドワイヤーの拡大が本格化していると判断。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは1000円→1200円と引き上げた。
今17.3期3Q（10～12月）決算の内容を踏まえて、いちよしでは来18.3期以降の業績予想を上方修正。今17.3期は棚卸資産評価損の計上を含めて大幅な赤字となる見通しだが、主力のダイヤモンドワイヤー（電子材料スライス周辺事業）において、多結晶ウエハー切断用の拡大および高付加価値の線径60μm製品へのシフトが進むことから、黒字化を予想するとした。
中村超硬<6166.T>が5日続伸。いちよし経済研究所では、多結晶ウエハー切断用や線径60μmのダイヤモンドワイヤーの拡大が本格化していると判断。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは1000円→1200円と引き上げた。
今17.3期3Q（10～12月）決算の内容を踏まえて、いちよしでは来18.3期以降の業績予想を上方修正。今17.3期は棚卸資産評価損の計上を含めて大幅な赤字となる見通しだが、主力のダイヤモンドワイヤー（電子材料スライス周辺事業）において、多結晶ウエハー切断用の拡大および高付加価値の線径60μm製品へのシフトが進むことから、黒字化を予想するとした。
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