前場コメント No.5 ソラスト、トピー工業、ピジョン、ジーンズメイト、サムコなど

2017/02/22(水) 11:30
★9:05  ソラスト-8日続伸 1月訪問介護利用者数は14.6%増 12月を上回る
 ソラスト<6197.T>が8日続伸。同社は21日、1月の介護サービス利用状況について、訪問介護利用者数は前年同月比14.6%増(12月は同12.7%増)、デイサービス利用者数は同11.5%増(11月は同12.5%増)だったと発表した。
 月末時点での入居率について、グループホームは97.5%(前年同月は98.6%)、有料老人ホームは98.3%(同97.0%)、サービス付き高齢者向け住宅は92.0%(同92.7%)だった。

★9:05  HUG-岩井コスモが「B+」へ引き上げ 来期の営業増益率は高まる見通し
 ハーツユナイテッドグループ<3676.T>が3日続伸。岩井コスモ証券では、来期の営業増益率は高まるとみて、投資判断を「B」→「B+」と引き上げた。目標株価は1700円を継続。
 今17.3期業績予想の下方修正が発表され、悪材料の出尽くし感が浮上。同社が強みを持つ主力事業のデバッグ(不具合検査)業務への需要は家庭用ゲーム機向けやスマートフォン向けゲームなどで強いと考えられ、主力事業をけん引役に来期の営業増益率は高まる可能性が高い。今後、来期以降の業績拡大を先取りする形で株価回復が期待できるとの見方を示した。

★9:09  トピー工業-5日ぶり反発 通期最終益を上方修正 固定資産譲渡による特別利益計上で
 トピー工業<7231.T>が5日ぶり反発。同社は21日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の75.0億円から57.0億円(前期比43.0%減)へ引き下げると発表した。鉄スクラップ価格が3Qに高騰し、4Qも上昇基調で推移すると想定されることから、鉄鋼事業の利益水準が大きく下振れすることが見込まれるとしている。
一方で、17.3期通期の連結純利益予想については、従来の45.0億円から59.0億円(前期比3.5倍)に引き上げた。固定資産の譲渡を決定し、それに伴い、17年3月期決算において70億4600万円を特別利益として計上する予定であることが寄与する。株価は純利益の上方修正を好感して買いが優勢となっている。

★9:09  ピジョン-4日続伸 前期7%営業増益との観測 インバウンド需要でベビー用品底堅く
 ピジョン<7956.T>が4日続伸。22日付の日経新聞朝刊で、同社の17.1期の連結営業利益が前の期比7%増の155億円前後になったもようだと報じられた。
 従来予想(150億円)を上回り、6期連続で過去最高を更新するという。インバウンド(訪日客)のベビー用品需要は底堅く、哺乳瓶や乳首、スキンケア商品などの販売が好調だったとされる。

★9:09  ジーンズメイト-反発 2月度既存店売上高0.5%増 客数11.4%増
 ジーンズメイト<7448.T>が反発。同社は21日、2月度既存店売上高が前年同月比0.5%増だったと発表した。全店では5.2%増。既存店客数は11.4%増、客単価は9.8%低下した。
 機能系を中心にジーンズ類はやや復調の兆しが見らたが、イージーパンツ、トラウザーなど、その他のボトムスで苦戦した。シャツは苦戦が続いているが、その他トップス類は堅調に推移し、前年を上回る実績となった。

★9:10  サムコ-大幅続落 通期営業益を下方修正 出荷までのリードタイム修正
 サムコ<6387.T>が大幅続落。同社は21日、17.7期通期の営業利益予想を従来の7.5億円から1.3億円(前期比82.5%減)へと引き下げると発表した。
 複数の案件で顧客が最終ユーザーからの発注見極めに時間を要しており、出荷までのリードタイムを修正したという。

★9:11  大和ハウスと三菱倉庫-底堅い インドネシアで倉庫事業推進
 大和ハウス工業<1925.T>と三菱倉庫<9301.T>が底堅い。22日付の日経新聞朝刊で、大和ハウスがインドネシアで100億円を投じて大規模倉庫を建設し、タイでも計画すると報じられた。
 また、三菱倉庫もインドネシアで稼働させるとしている。所得が向上するアジアでは、ネット通販などで速く確実に商品を届けてほしいという消費者の需要が拡大しており、豊富なノウハウを持つ日本企業に商機を生み出しているとみられる。


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