前場コメント No.8 ふくおか、ニューフレア、旭化成、ニッコンＨＤ、リンテックなど
★9:28 ふくおか－大和が目標株価引き上げ 貸出金利息の反転増加が見込める 相対的に良好
ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>が3日続伸。大和証券では、貸出金利息の反転増加が見込め、相対的に良好と判断。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は530円→570円と引き上げた。2016年度の連結純利益は銀行計画に沿った着地を想定。高収益商品の積み上げなどにより、貸出金利息の反転増加が見込みやすいとした。
ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>が3日続伸。大和証券では、貸出金利息の反転増加が見込め、相対的に良好と判断。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は530円→570円と引き上げた。2016年度の連結純利益は銀行計画に沿った着地を想定。高収益商品の積み上げなどにより、貸出金利息の反転増加が見込みやすいとした。
★9:29 ニューフレア－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 業績予想を下方修正
ニューフレアテクノロジー<6256.T>が4日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、競合がマルチビーム（MB）装置で一歩リードし、将来的なリスクが高まったと考え、業績予想を下方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は5400円→5250円と引き下げた。
MB方式のマスク描画装置の成否しだいで、来18.3期以降の業績が大きく変わる見込み。ニューフレアはMB装置の試作段階だが、競合企業はMB装置をすでに顧客の工場に納入済み。この装置はEUV用マスクの製造に先駆けて、3D NAND向けナノインプリント用のマスターテンプレートの製造に用いられると見られ、競合が実用化で一歩リードする。一方、従来型のシングルビーム（SB）方式を進化させ、5nm世代のマスク製造に使うことを検討している半導体メーカーが出てきており、ニューフレアはそのためにSRM-1000という改良型SB描画装置の開発を進めていると注目。
ニューフレアテクノロジー<6256.T>が4日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、競合がマルチビーム（MB）装置で一歩リードし、将来的なリスクが高まったと考え、業績予想を下方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は5400円→5250円と引き下げた。
MB方式のマスク描画装置の成否しだいで、来18.3期以降の業績が大きく変わる見込み。ニューフレアはMB装置の試作段階だが、競合企業はMB装置をすでに顧客の工場に納入済み。この装置はEUV用マスクの製造に先駆けて、3D NAND向けナノインプリント用のマスターテンプレートの製造に用いられると見られ、競合が実用化で一歩リードする。一方、従来型のシングルビーム（SB）方式を進化させ、5nm世代のマスク製造に使うことを検討している半導体メーカーが出てきており、ニューフレアはそのためにSRM-1000という改良型SB描画装置の開発を進めていると注目。
★9:29 楽天－急騰 電力小売事業へ本格参入 小売電気事業者登録が完了
楽天<4755.T>が急騰。同社は21日に、経済産業省・資源エネルギー庁による小売電気事業者への登録を受け、電力小売事業に本格参入すると発表した。
今回、小売電気事業者として登録されたことで、「楽天市場」に出店する工場・事務所・倉庫・ビルなどを運営する事業者や「楽天トラベル」に加盟する宿泊施設を含む、高圧・特別高圧の電力を利用している顧客に、低価格な電力サービスを提供することが可能となるとしている。
楽天<4755.T>が急騰。同社は21日に、経済産業省・資源エネルギー庁による小売電気事業者への登録を受け、電力小売事業に本格参入すると発表した。
今回、小売電気事業者として登録されたことで、「楽天市場」に出店する工場・事務所・倉庫・ビルなどを運営する事業者や「楽天トラベル」に加盟する宿泊施設を含む、高圧・特別高圧の電力を利用している顧客に、低価格な電力サービスを提供することが可能となるとしている。
★9:30 旭化成－ＵＢＳが目標株価引き上げ 安定感が際立つ
旭化成<3407.T>が3日続伸。ＵＢＳ証券では、安定感が際立つと評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1080円→1250円と引き上げた。
会社訪問を経て業績予想を再考。会社計画はAN-プロピレンの1～3月期前提を315ドル/トン（足元までの平均：443ドル/トン）とする点が特に保守的と判断。また、株式市場にて懸念事項とされるセパレータ子会社ポリポアは、四半期ごとに着実に稼働を高めている。来期にかけては各主力事業がバランス良く成長し、前年比12％増益、過去最高益を更新すると予想。
旭化成<3407.T>が3日続伸。ＵＢＳ証券では、安定感が際立つと評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1080円→1250円と引き上げた。
会社訪問を経て業績予想を再考。会社計画はAN-プロピレンの1～3月期前提を315ドル/トン（足元までの平均：443ドル/トン）とする点が特に保守的と判断。また、株式市場にて懸念事項とされるセパレータ子会社ポリポアは、四半期ごとに着実に稼働を高めている。来期にかけては各主力事業がバランス良く成長し、前年比12％増益、過去最高益を更新すると予想。
★9:30 ニッコンＨＤ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 修正PERは妥当水準
ニッコンホールディングス<9072.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、中計超過ペースだが修正PERは妥当水準とみて、投資判断「Hold」を継続した。目標株価は2500円→2600円と引き上げた。
今17.3期3Q累計（4～12月）営業利益は前年同期比9％増の135億円、3Q（10～12月）では同16％増と好調に推移。今17.3期3Q累計営業利益では、テスト事業が同33％増、梱包事業が同25％増と増益をけん引。新車種投入などによるテスト項目増加や、エアバッグのリコールに伴う部品の緊急輸送などが増加している。自動車の販売台数の回復、テスト事業などアウトソーシング受託の拡大が続くとみて、今17.3期以降の営業利益予想を小幅増額。
ニッコンホールディングス<9072.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、中計超過ペースだが修正PERは妥当水準とみて、投資判断「Hold」を継続した。目標株価は2500円→2600円と引き上げた。
今17.3期3Q累計（4～12月）営業利益は前年同期比9％増の135億円、3Q（10～12月）では同16％増と好調に推移。今17.3期3Q累計営業利益では、テスト事業が同33％増、梱包事業が同25％増と増益をけん引。新車種投入などによるテスト項目増加や、エアバッグのリコールに伴う部品の緊急輸送などが増加している。自動車の販売台数の回復、テスト事業などアウトソーシング受託の拡大が続くとみて、今17.3期以降の営業利益予想を小幅増額。
★9:32 リンテック－みずほが目標株価引き上げ 18.3期以降の2ケタ利益成長シナリオは不変
リンテック<7966.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、来18.3期以降の2ケタ利益成長シナリオは不変と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を2800円→2900円と引き上げた。
みずほでは従前より、（1）半導体テープやMLCC用コートフィルム､液晶用偏光板先着製品など電子・光学関連の伸長、（2）米Madico社ならびにインドネシア子会社の採算改善を主因に、来18.3期以降は2ケタ利益成長を予想しており、現状もこうした見方に変更はないとした。昨年買収を発表した欧米3社の業績予想は織り込んだが、リンテック製品の拡販や新製品の共同開発といったシナジーは考慮せず。今年5月に発表するものと予想される新中期経営計画の中で、成長戦略の1つとして「グローバル化」が示されるようであれば、成長シナリオがより一層加速する可能性があると考えるとした。
リンテック<7966.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、来18.3期以降の2ケタ利益成長シナリオは不変と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を2800円→2900円と引き上げた。
みずほでは従前より、（1）半導体テープやMLCC用コートフィルム､液晶用偏光板先着製品など電子・光学関連の伸長、（2）米Madico社ならびにインドネシア子会社の採算改善を主因に、来18.3期以降は2ケタ利益成長を予想しており、現状もこうした見方に変更はないとした。昨年買収を発表した欧米3社の業績予想は織り込んだが、リンテック製品の拡販や新製品の共同開発といったシナジーは考慮せず。今年5月に発表するものと予想される新中期経営計画の中で、成長戦略の1つとして「グローバル化」が示されるようであれば、成長シナリオがより一層加速する可能性があると考えるとした。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
