前場コメント No.14 昭和電工、フォスター電機、デュアルタップ、ペプチドリーム、日本プラなど
★10:28 昭和電工－みずほが目標株価引き上げ 半導体用特殊ガスなどの拡大にも期待
昭和電工<4004.T>が3日続伸。みずほ証券では、人造黒鉛電極（GE）の構造改革進ちょくに加え、半導体用特殊ガスなどの拡大にも期待。投資判断「買い」を継続、目標株価を1800円→2400円と引き上げた。
為替前提を変更（1米ドル=100円から同115円へ変更、対米ドル1円の円安は年間5億円程度の営業利益拡大要因）し、業績予想を上方修正（約300円の目標株価引き上げ要因）、想定株式リスク・プレミアムを従来の6.0％から5.5％へ修正（約300円の目標株価引き上げ要因）し、目標株価を上方修正
今後5年程度の期間では、短期的な収益の変動性は高いものの、中長期的にはハードディスク（HD）やGEの市況回復に頼ることなく収益拡大とのシナリオを再確認。ディープトレンチエッチングの拡大に伴うエッチングガスの数量拡大や、自動車の電装化進展に伴う高純度アルミ箔の拡大、車載用LiB材料の拡大に加え、大町事業所の構造改革によるGEの採算改善およびアーカイブ用途等におけるHDの販売構成改善にも期待。
昭和電工<4004.T>が3日続伸。みずほ証券では、人造黒鉛電極（GE）の構造改革進ちょくに加え、半導体用特殊ガスなどの拡大にも期待。投資判断「買い」を継続、目標株価を1800円→2400円と引き上げた。
為替前提を変更（1米ドル=100円から同115円へ変更、対米ドル1円の円安は年間5億円程度の営業利益拡大要因）し、業績予想を上方修正（約300円の目標株価引き上げ要因）、想定株式リスク・プレミアムを従来の6.0％から5.5％へ修正（約300円の目標株価引き上げ要因）し、目標株価を上方修正
今後5年程度の期間では、短期的な収益の変動性は高いものの、中長期的にはハードディスク（HD）やGEの市況回復に頼ることなく収益拡大とのシナリオを再確認。ディープトレンチエッチングの拡大に伴うエッチングガスの数量拡大や、自動車の電装化進展に伴う高純度アルミ箔の拡大、車載用LiB材料の拡大に加え、大町事業所の構造改革によるGEの採算改善およびアーカイブ用途等におけるHDの販売構成改善にも期待。
★10:34 フォスター電機－野村が目標株価引き下げ 車載の収益成長が続く
フォスター電機<6794.T>が3日ぶり反落。野村証券では、スマホ向けシェア低下見通しで下方修正も、車載の収益成長が続くとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は2400円→2200円と引き下げた。
北米スマホヘッドセットの収益見通しを引き下げた上に、今17.3期下期より原材料価格高騰の影響を織り込み、今17.3期以降の収益予想を下方修正。今後、スマホ向けは、ワイヤ付きヘッドセットの成熟化に伴い、同社の市場シェアが低下する見方とした。ただし、スマホにおける音声インターフェースの重要性が高い点や、同社の音響部品ソリューション提案力が高い点を考慮し、新製品立ち上げに苦労し著しく収益性が低下した今17.3期を底に、収益は改善して一定の利益を安定確保できると予想。世界トップシェアで、現在も収益の大半を稼ぐ、車載スピーカーの成長性が今後一段と高まる点を評価。
フォスター電機<6794.T>が3日ぶり反落。野村証券では、スマホ向けシェア低下見通しで下方修正も、車載の収益成長が続くとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は2400円→2200円と引き下げた。
北米スマホヘッドセットの収益見通しを引き下げた上に、今17.3期下期より原材料価格高騰の影響を織り込み、今17.3期以降の収益予想を下方修正。今後、スマホ向けは、ワイヤ付きヘッドセットの成熟化に伴い、同社の市場シェアが低下する見方とした。ただし、スマホにおける音声インターフェースの重要性が高い点や、同社の音響部品ソリューション提案力が高い点を考慮し、新製品立ち上げに苦労し著しく収益性が低下した今17.3期を底に、収益は改善して一定の利益を安定確保できると予想。世界トップシェアで、現在も収益の大半を稼ぐ、車載スピーカーの成長性が今後一段と高まる点を評価。
★10:43 デュアルタップ－大幅に4日続伸 シンガポール不動産仲介と業務提携
デュアルタップ<3469.T>が大幅に4日続伸。同社は22日、シンガポールのDennis Wee Groupと業務提携したと発表した。
不動産販売事業と海外不動産事業での、相互的な協力と継続的な情報交換を目的としている。主に、同社が日本国内で開発・供給する不動産の情報をDWGに優先的に提供し、DWGは海外投資家に国内不動産を紹介する。一方で、同社はDWGが保有する海外不動産情報の提供を受け、国内投資家に海外不動産を紹介する。
デュアルタップ<3469.T>が大幅に4日続伸。同社は22日、シンガポールのDennis Wee Groupと業務提携したと発表した。
不動産販売事業と海外不動産事業での、相互的な協力と継続的な情報交換を目的としている。主に、同社が日本国内で開発・供給する不動産の情報をDWGに優先的に提供し、DWGは海外投資家に国内不動産を紹介する。一方で、同社はDWGが保有する海外不動産情報の提供を受け、国内投資家に海外不動産を紹介する。
★10:44 ペプチドリーム－野村が目標株価引き下げ 契約金額を見直し 業績予想を下方修正
ペプチドリーム<4587.T>が7日続落。野村証券では、契約金額を見直し、業績予想を下方修正。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は8700円→7000円と引き下げた。
今17.6期2Q決算説明会において、共同開発契約やPDPSライセンス契約獲得の順調な進ちょくを確認。一方で、PDPSライセンス契約1件当たり金額が野村予想を下回る見通しであることが判明したため、野村予想および目標株価を下方修正。同社の技術優位性に変わりはなく、引き続き共同開発、PDPSライセンス契約獲得による成長を見込むため、「Buy」レーティングは継続。
ペプチドリーム<4587.T>が7日続落。野村証券では、契約金額を見直し、業績予想を下方修正。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は8700円→7000円と引き下げた。
今17.6期2Q決算説明会において、共同開発契約やPDPSライセンス契約獲得の順調な進ちょくを確認。一方で、PDPSライセンス契約1件当たり金額が野村予想を下回る見通しであることが判明したため、野村予想および目標株価を下方修正。同社の技術優位性に変わりはなく、引き続き共同開発、PDPSライセンス契約獲得による成長を見込むため、「Buy」レーティングは継続。
★10:48 日本プライムリアルティ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 増配基調は続こう
日本プライムリアルティ投資法人<8955.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、賃料増額などにより増配基調は続くと想定。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は51.00万円→52.00万円と引き上げた。
2016年12月以降の物件売買および公募増資、既存物件の収益改善の動きが着実に進んでいる点を勘案し、業績予想および標準化ベースの年間1口当たり分配金を上方修正。スポンサーとの協働による優良物件の取得や、安定した賃料上昇に伴う分配金向上に期待が持てる銘柄として評価するという考えに変わりはなし。一方、現在の分配金利回りやNAV倍率は他の中堅オフィス型REITとの相対比較では相応に評価された水準にあると判断。そのため、中立評価は継続。
日本プライムリアルティ投資法人<8955.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、賃料増額などにより増配基調は続くと想定。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は51.00万円→52.00万円と引き上げた。
2016年12月以降の物件売買および公募増資、既存物件の収益改善の動きが着実に進んでいる点を勘案し、業績予想および標準化ベースの年間1口当たり分配金を上方修正。スポンサーとの協働による優良物件の取得や、安定した賃料上昇に伴う分配金向上に期待が持てる銘柄として評価するという考えに変わりはなし。一方、現在の分配金利回りやNAV倍率は他の中堅オフィス型REITとの相対比較では相応に評価された水準にあると判断。そのため、中立評価は継続。
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