後場コメント No.6 構造計画、ファインデックス、中外製薬、イマジニア、エスペックなど

2017/02/22(水) 15:00
★14:09  構造計画研究所-続伸 離床時の転倒や徘徊を予防する介護ベッド用見守りセンサー開発
 構造計画研究所<4748.T>が続伸。同社は2月22日前場引け後に、介護施設における課題解決を目的として、非接触で体動や心拍・呼吸などのバイタルデータを感知できるセンサー技術を用いて、ベッド上での起き上がり動作を高精度に検知できる介護ベッド用の離床リスク検知センサー「EVER Relief(エバー・リリーフ)」を開発、同日より販売を開始すると発表した。
 「介護ベッドに取りつけると、ベッドでの起き上がり動作を検知してナースコールを鳴らす」「複数のセンサーで離床直前の状態を正確に検知、誤報・失報の少ない見守りを実現」「バイタルセンサーによるセンシングで就寝中の心拍、呼吸の異常時にも知らせる」「構造計画研究所による開発(特許申請中)」などが特長。

★14:18  ファインデックス-続伸 いちよしが「上位病院への同社システムの浸透が成長けん引へ」
 ファインデックス<3649.T>が続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら、「医療機関の投資姿勢の厳格化がリスクも、上位病院への同社システムの浸透が成長をけん引へ」と題したレポートを公表しており、材料視されているもよう。
 前16.12期通期業績は、需要期の下期(7~12月)に案件期ずれやODM案件の失注などが重なり、期初の会社計画から大幅下方修正されたが、増益を確保した。15.12期に営業譲受した放射線系情報システム事業が、不採算案件の解消などの立て直しに成功したことから、黒字転換したことが奏功。会社は今17.12期に、壁となっている営業利益10億円超えを目指すとされ、いちよしでは会社計画と同水準に予想を合わせて修正するとした。

★14:21  MDV-続伸 いちよしが「新システム普及でデータ利活用の成長加速に期待かかる」
 メディカル・データ・ビジョン<3902.T>が続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら、「新システム『CADA-BOX』の普及でデータ利活用の成長加速に期待がかかる」と題したレポートを公表しており、材料視されているもよう。
 今17.12 期について、いちよしでは会社計画は保守的と考えるとしたが、先行投資の継続から前回予想から利益予想をやや引き下げ。2014年の新規上場の当初から今17.12期以降の先行投資回収による利益成長の拡大を公表しており、今後、「CADA-BOX」の拡販やデータ利活用事業の拡大で高利益成長が続くと予想される。ドクターブックなど新規連結効果も加わる。一方、費用面では、同社計画では前期比2倍増の40人の営業人員採用や連結子会社に関連した費用増加を織り込んでいるが、やや過大感があると考えられるとした。

★14:21  中外製薬-続伸 ロシュが欧州でALK阻害剤「アレセンサ」の承認取得
 中外製薬<4519.T>が続伸。同社は21日、F.ホフマン・ラ・ロシュ(スイス)がALK阻害剤「アレセンサ」について欧州委員会から、「クリゾチニブに不応または不耐容のALK陽性の進行非小細胞肺がん」に対し条件付き承認を取得したと発表した。
 アレセンサは、中外製薬が創製したALK選択性が高い経口のALK阻害剤。NSCLCの約5%でALK融合遺伝子の発現が報告されている。この融合遺伝子が発現している細胞は恒常的にALKチロシンキナーゼ活性が上昇しており、細胞増殖が制御されず、細胞が腫よう化していると考えられているとした。

★14:25  イマジニア-続落 「すみっコぐらし for スゴ得」提供開始
 イマジニア<4644.T>が続落。同社は21日に、サンエックス(東京都千代田区)よりライセンス許諾を受け、NTTドコモ<9437.T>が運営するスマホ向けサービス「スゴ得コンテンツ」にて「すみっコぐらし for スゴ得」の提供を開始すると発表した。
 「すみっコぐらし for スゴ得」は、「すみっコぐらし」たとが暮らすおうちを、かわいい家具や雑貨で自分好みにデコレーションして楽しめるサービス。しかし、マーケットの反応は限定的だ。

★14:29  グローリー-底堅い 顔認証精度最大50倍
 グローリー<6457.T>が底堅い。22日付の日経産業新聞で、同社が顔認証システムの精度を、従来製品と比べて最大で50倍に高めたと報じられた。
 深層学習の治験を取り入れることで、これまで判別が難しかった監視カメラに映る人物が横を向いている場合でも、正確に人物を認証できるようにしたという。2017年春にも小規模な小売店や病院向けに販売するとされる。

★14:36  エスペック-続伸 いちよしが「標準製品を中心に環境試験装置の受注に改善の兆し」
 エスペック<6859.T>が続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら、「標準製品を中心に環境試験装置の受注に改善の兆し」と題したレポートを公表しており、材料視されているもよう。
 今17.3期3Q(10~12月)決算の内容を踏まえて、いちよしでは主に来18.3期以降の業績予想を上方修正。円高是正が進んだことなどから国内メーカーの研究開発投資に改善の兆しが見られ、標準製品を中心に環境試験装置の受注が回復しつつあるもようであるとした。


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