前場コメント No.6 そーせい、神戸製鋼所、ＳＭＳ、東京建物、バルニバービなど
★9:09 そーせい－みずほが目標株価引き下げ 開発進展と自社販売に向けて着実に進む
そーせいグループ<4565.T>が続落。みずほ証券では、来18.3期が業績の底だが、開発進展と自社販売に向けて着実に進んでいるとみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は28600円→26100円と引き下げた。
同社の今17.3期会社業績予想の下方修正や、Allergan社の2016年4Qのカンファレンスコールを受け、みずほの業績予想を修正。同社がAllergan社と開発を進める4つの開発品について、最初の開発品のPhase2試験開始を従来予想から保守的に2年後ろ倒しし、19.3期とした。Allergan社以外のプログラムも含め、ライセンスした開発品には中止はなく、同社もオーファン領域の自社販売などのより高い付加価値を目指して着実に事業を進めており、中長期的な見方に変更はないとした。
そーせいグループ<4565.T>が続落。みずほ証券では、来18.3期が業績の底だが、開発進展と自社販売に向けて着実に進んでいるとみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は28600円→26100円と引き下げた。
同社の今17.3期会社業績予想の下方修正や、Allergan社の2016年4Qのカンファレンスコールを受け、みずほの業績予想を修正。同社がAllergan社と開発を進める4つの開発品について、最初の開発品のPhase2試験開始を従来予想から保守的に2年後ろ倒しし、19.3期とした。Allergan社以外のプログラムも含め、ライセンスした開発品には中止はなく、同社もオーファン領域の自社販売などのより高い付加価値を目指して着実に事業を進めており、中長期的な見方に変更はないとした。
★9:11 神戸鋼－底堅い 電力48％経常増益狙う 21.3期に
神戸製鋼所<5406.T>が底堅い。23日付の日経新聞朝刊で、同社が中期経営計画の最終年度となる21.3期をメドに、電力事業の部門経常利益を今期予想比48％増の200億円程度に引き上げる方針だと報じられた。
新設火力発電所のうち2基が19～20年に営業運転を始める予定で、東京ガス<9531.T>への卸販売で利益を上げるという。3本柱のうち鉄鋼、建設機械は構造改革中で先行きは不透明とされ、稼ぎ頭の電力を安定的に伸ばす考えのもよう。
神戸製鋼所<5406.T>が底堅い。23日付の日経新聞朝刊で、同社が中期経営計画の最終年度となる21.3期をメドに、電力事業の部門経常利益を今期予想比48％増の200億円程度に引き上げる方針だと報じられた。
新設火力発電所のうち2基が19～20年に営業運転を始める予定で、東京ガス<9531.T>への卸販売で利益を上げるという。3本柱のうち鉄鋼、建設機械は構造改革中で先行きは不透明とされ、稼ぎ頭の電力を安定的に伸ばす考えのもよう。
★9:11 ＳＭＳ－丸三が目標株価引き上げ 介護職人材紹介の好調と財務基盤改善はポジティブ
エス・エム・エス<2175.T>が反落。丸三証券では、介護職人材紹介の好調と財務基盤の改善をポジティブにとらえているとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を3050円→3150円と引き上げた。
同社の介護職人材紹介の成長が加速している。介護職求人は広告が中心だが、比較的年収帯が高い経験者の採用については人材紹介が広がり始めているもよう。看護師の人材紹介と比較して規模は小さいものの、すでに60万人の介護従事者の会員基盤（2015年の介護職の全従事者数は約200万人（厚労省））を擁する同社は、今後同業他社と比較して高い成長が期待できるとした。
エス・エム・エス<2175.T>が反落。丸三証券では、介護職人材紹介の好調と財務基盤の改善をポジティブにとらえているとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を3050円→3150円と引き上げた。
同社の介護職人材紹介の成長が加速している。介護職求人は広告が中心だが、比較的年収帯が高い経験者の採用については人材紹介が広がり始めているもよう。看護師の人材紹介と比較して規模は小さいものの、すでに60万人の介護従事者の会員基盤（2015年の介護職の全従事者数は約200万人（厚労省））を擁する同社は、今後同業他社と比較して高い成長が期待できるとした。
★9:14 東京建物－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 持続的な成長ドライバーを欠く
東京建物<8804.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来18.12期以降の持続的な成長ドライバーを欠くとみて、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は1280円→1450円と引き上げた。
今17.12期は会社計画420億円を小幅に上回る営業利益を予想。公表済みの都心高額マンション（Brillia Tower 目黒275戸、BrilliaTHE TOWER TOKYO YAESU AVENUE 271戸）の計上が主因だが、コンセンサスを上回る見通しであることから、決算発表後に株価は上昇している。一方、中期（18.12期以降）では今17.12期の住宅事業の営業利益予想を超える増益ドライバーが不在であることなどから、株価上昇は限定的と考えるとした。
東京建物<8804.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来18.12期以降の持続的な成長ドライバーを欠くとみて、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は1280円→1450円と引き上げた。
今17.12期は会社計画420億円を小幅に上回る営業利益を予想。公表済みの都心高額マンション（Brillia Tower 目黒275戸、BrilliaTHE TOWER TOKYO YAESU AVENUE 271戸）の計上が主因だが、コンセンサスを上回る見通しであることから、決算発表後に株価は上昇している。一方、中期（18.12期以降）では今17.12期の住宅事業の営業利益予想を超える増益ドライバーが不在であることなどから、株価上昇は限定的と考えるとした。
★9:15 バルニバービ－大幅に3日ぶりに反落 通期営業益を下方修正 売上高の下振れなどで
バルニバービ<3418.T>が大幅に3日ぶりに反落。同社は22日に、17.7期通期の連結営業利益予想を従来の7.9億円から6.0億円（前期比3.8％増)へ引き下げると発表した。
売上高の下振れに加え、2016年10月にオープンした「ザ カレンダー」の出店費用が予想と比較し増加したことや、簡易宿泊施設や観光案内所・イベント開催などの事業開発の投資が当初の計画より増加したことが響く。
バルニバービ<3418.T>が大幅に3日ぶりに反落。同社は22日に、17.7期通期の連結営業利益予想を従来の7.9億円から6.0億円（前期比3.8％増)へ引き下げると発表した。
売上高の下振れに加え、2016年10月にオープンした「ザ カレンダー」の出店費用が予想と比較し増加したことや、簡易宿泊施設や観光案内所・イベント開催などの事業開発の投資が当初の計画より増加したことが響く。
★9:19 スマートバリュー－大幅続伸 自治体向けクラウド型検診予約を開始
スマートバリュー<9417.T>が大幅続伸。23日付の日経産業新聞で、同社が自治体向けのクラウド型健診・検診予約サービス「スマートヘルスナビ」を3月から全国で初めて提供すると報じられた。
人間ドック予約サイトのマーソ（東京都港区）と提携し、住民がホームページからがん検診などを簡単に予約できるようにするという。自治体の受付業務負担は減り、受診率が向上すれば住民の健康や医療費の削減にもつながるとされる。今後の業績拡大への貢献が期待され、買いが集まっている。
スマートバリュー<9417.T>が大幅続伸。23日付の日経産業新聞で、同社が自治体向けのクラウド型健診・検診予約サービス「スマートヘルスナビ」を3月から全国で初めて提供すると報じられた。
人間ドック予約サイトのマーソ（東京都港区）と提携し、住民がホームページからがん検診などを簡単に予約できるようにするという。自治体の受付業務負担は減り、受診率が向上すれば住民の健康や医療費の削減にもつながるとされる。今後の業績拡大への貢献が期待され、買いが集まっている。
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