前場コメント No.15 オリンパス、日清オイリオ、不二家、山崎製パン、雪印メグミルクなど
★10:49 オリンパス－大和が目標株価引き上げ 利益成長ピッチが上昇するか注目
オリンパス<7733.T>が4日ぶり反落。大和証券では、利益成長ピッチが上昇するか注目。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は3600円→4100円と引き上げた。外科は新製品効果で成長拡大を図るとし、業務効率にも改善余地ありと判断。大和予想は為替前提見直しなどを主因に上方修正。
オリンパス<7733.T>が4日ぶり反落。大和証券では、利益成長ピッチが上昇するか注目。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は3600円→4100円と引き上げた。外科は新製品効果で成長拡大を図るとし、業務効率にも改善余地ありと判断。大和予想は為替前提見直しなどを主因に上方修正。
★10:50 日清オイリオ－反発 中鎖脂肪酸食べやすくする製造技術を開発
日清オイリオグループ<2602.T>が反発。23日付の日経産業新聞で、同社は、吸収が早く高齢者に適した中鎖脂肪酸を食べやすくする製造技術を開発したと報じられた。
油っぽさを消したうえ、粉末のため味や色付けが自由だという。食品メーカーとシニア向け商品を共同開発するとされる。今後の業績への寄与が期待され、買いが入っている。
日清オイリオグループ<2602.T>が反発。23日付の日経産業新聞で、同社は、吸収が早く高齢者に適した中鎖脂肪酸を食べやすくする製造技術を開発したと報じられた。
油っぽさを消したうえ、粉末のため味や色付けが自由だという。食品メーカーとシニア向け商品を共同開発するとされる。今後の業績への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:53 不二家－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 国内洋菓子の構造問題など克服できるか注目
不二家<2211.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、国内洋菓子の構造問題と中国事業の踊り場を克服できるか注目。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は200円→210円と引き上げた。
今17.12期の国内洋菓子事業の営業赤字が前期並みの10億円になると予想。ケーキ類の需要が専門店から相対的に単価の低いコンビニエンスストアへシフトする流れが続くなど、業界環境は厳しい。同社は前16.12期に入り、店舗数を縮小するとともに、大手流通向け販売を強化するなどして店舗経由の販売不振をカバーするよう努めているが、大手流通向け製品は相手先ごとに製品包装する必要があるなど、経費もかかる。従って、この事業全体の収支改善には時間がかかりそうであるとした。中国事業は踊り場を迎えつつあり、前16.12期は現地通貨ベースの増収率が3％程度へ鈍化したと指摘。
不二家<2211.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、国内洋菓子の構造問題と中国事業の踊り場を克服できるか注目。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は200円→210円と引き上げた。
今17.12期の国内洋菓子事業の営業赤字が前期並みの10億円になると予想。ケーキ類の需要が専門店から相対的に単価の低いコンビニエンスストアへシフトする流れが続くなど、業界環境は厳しい。同社は前16.12期に入り、店舗数を縮小するとともに、大手流通向け販売を強化するなどして店舗経由の販売不振をカバーするよう努めているが、大手流通向け製品は相手先ごとに製品包装する必要があるなど、経費もかかる。従って、この事業全体の収支改善には時間がかかりそうであるとした。中国事業は踊り場を迎えつつあり、前16.12期は現地通貨ベースの増収率が3％程度へ鈍化したと指摘。
★10:53 東洋エンジニアリング－6日ぶり反発 インドネシアで天然ガス圧縮設備を受注
東洋エンジニアリング<6330.T>が6日ぶり反発。同社は23日に、同社のインドネシア法人イーカーペーテーが天然ガス圧縮設備を受注したと発表した。
現地エンジニアリング会社ティマスとのコンソーシアムにて、コノコフィリップス・インドネシアの天然ガス生産量維持のための、ガスタービン圧縮機5基、ガスタービン発電機1基、および付帯機器で構成される圧縮設備プロジェクトの設計・調達・建設業務を受注した。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
東洋エンジニアリング<6330.T>が6日ぶり反発。同社は23日に、同社のインドネシア法人イーカーペーテーが天然ガス圧縮設備を受注したと発表した。
現地エンジニアリング会社ティマスとのコンソーシアムにて、コノコフィリップス・インドネシアの天然ガス生産量維持のための、ガスタービン圧縮機5基、ガスタービン発電機1基、および付帯機器で構成される圧縮設備プロジェクトの設計・調達・建設業務を受注した。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:55 山崎製パン－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 連結全体の資本効率向上への取り組みに期待
山崎製パン<2212.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、業績は改善傾向であり、連結全体の資本効率向上への取り組みに期待。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は1910円→1920円と引き上げた。
連結営業利益の7割程度を占める単体が、原料コストの増減対応に追われて変動するシクリカル性から脱却している点は評価が可能。高単価製品、低単価製品共に需要に応じた開発を行い、過度な低価格販売などに依存しない体制が確立されてきた。こうした経営改革のメスは子会社にも入り始めており、懸案のデイリーヤマザキ事業も、営業赤字の削減が着々と進み始めている。ヤマザキビスケットでは、ポテト系スナック菓子での局地的な競争や一部製品の取り扱い中止の影響などが出ているが、単体で培った業績改善施策を各々実行することで、業績回復できる可能性はあると想定。
山崎製パン<2212.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、業績は改善傾向であり、連結全体の資本効率向上への取り組みに期待。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は1910円→1920円と引き上げた。
連結営業利益の7割程度を占める単体が、原料コストの増減対応に追われて変動するシクリカル性から脱却している点は評価が可能。高単価製品、低単価製品共に需要に応じた開発を行い、過度な低価格販売などに依存しない体制が確立されてきた。こうした経営改革のメスは子会社にも入り始めており、懸案のデイリーヤマザキ事業も、営業赤字の削減が着々と進み始めている。ヤマザキビスケットでは、ポテト系スナック菓子での局地的な競争や一部製品の取り扱い中止の影響などが出ているが、単体で培った業績改善施策を各々実行することで、業績回復できる可能性はあると想定。
★11:04 雪印メグミルクなど－乳製品関連高い 生乳流通自由化の改革進む
雪印メグミルク<2270.T>など、乳製品関連が高い。23日付の日経新聞朝刊で、生乳の流通を自由化する農林水産省の改革案が固まったと報じられた。
農協系の団体に全量を出荷しなければ補助金がもらえない仕組みを改め、乳業メーカーと直接取引する酪農家も補助金を受け取れるようにするという。補助金をもらえない酪農家は飲用乳が中心だったが、法改正で不足気味のバターの生産拡大もめざすとした。
雪印メグミルクのほか、森永乳業<2264.T>、ラクト・ジャパン<3139.T>、江崎グリコ<2206.T>、六甲バター<2266.T>などにも買いが入っている。
雪印メグミルク<2270.T>など、乳製品関連が高い。23日付の日経新聞朝刊で、生乳の流通を自由化する農林水産省の改革案が固まったと報じられた。
農協系の団体に全量を出荷しなければ補助金がもらえない仕組みを改め、乳業メーカーと直接取引する酪農家も補助金を受け取れるようにするという。補助金をもらえない酪農家は飲用乳が中心だったが、法改正で不足気味のバターの生産拡大もめざすとした。
雪印メグミルクのほか、森永乳業<2264.T>、ラクト・ジャパン<3139.T>、江崎グリコ<2206.T>、六甲バター<2266.T>などにも買いが入っている。
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