後場コメント No.2 ＯＢＣ、ニッポン高度紙、ＩＨＩ、ヤマハ発動機、博報堂ＤＹなど
★12:37 ＯＢＣ－6日ぶり反発 日立システムズとパートナー契約締結
オービックビジネスコンサルタント<4733.T>が6日ぶり反発。同社は23日に、日立製作所<6501.T>子会社の日立システムズと旅費などの経費管理システムの分野でパートナー契約を締結したと発表した。
ＯＢＣの財務会計システム「勘定奉行」とシームレスに連動する日立システムズの総合経費管理システム「Traveler’sWAN」のSaaS版を「Traveler'sWAN for 勘定奉行」として、両社ならびにＯＢＣの販売パートナーを通じて、2017年3月から販売開始するとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
オービックビジネスコンサルタント<4733.T>が6日ぶり反発。同社は23日に、日立製作所<6501.T>子会社の日立システムズと旅費などの経費管理システムの分野でパートナー契約を締結したと発表した。
ＯＢＣの財務会計システム「勘定奉行」とシームレスに連動する日立システムズの総合経費管理システム「Traveler’sWAN」のSaaS版を「Traveler'sWAN for 勘定奉行」として、両社ならびにＯＢＣの販売パートナーを通じて、2017年3月から販売開始するとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★12:44 ニッポン高度紙－いちよしがフェアバリュー引き上げ コンデンサ用セパレータ需要は回復へ
ニッポン高度紙工業<3891.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、コンデンサ用セパレータの需要回復への道筋がつきつつあると判断。レーティング「B」を継続、フェアバリューは950円→1100円と引き上げた。
コンデンサ用セパレータの売上高は前16.3期1Q（4～6月）以降、前年同期比での減収が続いていたが、2Q（7～9月）から増収（9.7％増）に転じ、同3Qでは加速した。エアコン用インバータ向けの回復に加え、車載用機器向けの拡大がけん引したもよう。特に、今後も電装化需要が期待できる車載用機器向けは拡大持続が予想される。デジタル家電やPC向けの減少などから長らくリーマンショック前の水準（コンデンサ用セパレータ売上高08.3期116億円）を超えていないが、ようやく回復への道筋がつきつつあるとした。
ニッポン高度紙工業<3891.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、コンデンサ用セパレータの需要回復への道筋がつきつつあると判断。レーティング「B」を継続、フェアバリューは950円→1100円と引き上げた。
コンデンサ用セパレータの売上高は前16.3期1Q（4～6月）以降、前年同期比での減収が続いていたが、2Q（7～9月）から増収（9.7％増）に転じ、同3Qでは加速した。エアコン用インバータ向けの回復に加え、車載用機器向けの拡大がけん引したもよう。特に、今後も電装化需要が期待できる車載用機器向けは拡大持続が予想される。デジタル家電やPC向けの減少などから長らくリーマンショック前の水準（コンデンサ用セパレータ売上高08.3期116億円）を超えていないが、ようやく回復への道筋がつきつつあるとした。
★12:48 ＩＨＩ－4日続伸 CO2再利用で設備導入容易な技術実現に道筋
ＩＨＩ<7013.T>が4日続伸。23日付の日経産業新聞で、石炭火力発電所から排出される二酸化炭素（CO2）を回収して地中深くに貯留したり、再利用したりする技術の開発について、同社が「酸素燃焼法」という、設備導入が比較的容易な技術の実用化に道筋をつけたと報じられた。
新興国にも温暖化ガス削減の努力目標を課すパリ協定が昨年発効したこともあり、世界各地からの受注獲得を目指すという。酸素燃焼法はボイラーに取り込ませる空気からあらかじめ窒素を取り除き酸素の濃度を高めるとされる。通常の空気燃焼では15％程度にとどまるCO2の濃度を90％程度に高められ、排気から簡単にCO2が回収できるとした。今後の業績の伸びへの貢献が期待され、買われている。
ＩＨＩ<7013.T>が4日続伸。23日付の日経産業新聞で、石炭火力発電所から排出される二酸化炭素（CO2）を回収して地中深くに貯留したり、再利用したりする技術の開発について、同社が「酸素燃焼法」という、設備導入が比較的容易な技術の実用化に道筋をつけたと報じられた。
新興国にも温暖化ガス削減の努力目標を課すパリ協定が昨年発効したこともあり、世界各地からの受注獲得を目指すという。酸素燃焼法はボイラーに取り込ませる空気からあらかじめ窒素を取り除き酸素の濃度を高めるとされる。通常の空気燃焼では15％程度にとどまるCO2の濃度を90％程度に高められ、排気から簡単にCO2が回収できるとした。今後の業績の伸びへの貢献が期待され、買われている。
★12:49 昭和シェル石油－ジェフリーズが目標株価引き上げ 健全なバランスシート
昭和シェル石油<5002.T>が4日続伸。ジェフリーズ証券では、投資判断「BUY」を継続、目標株価を1200円→1400円と引き上げた。健全なバランスシートであり、15％のフリーCFで魅力的な被買収ターゲットと注目。15％のフリーCFで、足もとの株価を勘案すると、買収側は7年以内で買収資金を回収できる計算になるとした。
昭和シェル石油<5002.T>が4日続伸。ジェフリーズ証券では、投資判断「BUY」を継続、目標株価を1200円→1400円と引き上げた。健全なバランスシートであり、15％のフリーCFで魅力的な被買収ターゲットと注目。15％のフリーCFで、足もとの株価を勘案すると、買収側は7年以内で買収資金を回収できる計算になるとした。
★12:51 ヤマハ発動機－ジェフリーズが目標株価引き上げ 現在の株価はフェアバリュー
ヤマハ発動機<7272.T>が続落。ジェフリーズ証券では、現在の株価はフェアバリューとみて、投資判断「HOLD」を継続した。目標株価は2450円→2500円と引き上げた。
決算発表前の株価はやや悲観に傾き過ぎであったが、ROV事業の再構築を含んだ慎重な会社計画の公表が株価の立ち直りのカタリストとなった。ここからの上昇余地は、アジア（特にインドとインドネシア）の回復度に大きく支配される見込み。トランプ新政権の経済政策が新興国にどのような影響を及ぼすかは現段階では不透明であり、慎重なスタンスを維持。
ヤマハ発動機<7272.T>が続落。ジェフリーズ証券では、現在の株価はフェアバリューとみて、投資判断「HOLD」を継続した。目標株価は2450円→2500円と引き上げた。
決算発表前の株価はやや悲観に傾き過ぎであったが、ROV事業の再構築を含んだ慎重な会社計画の公表が株価の立ち直りのカタリストとなった。ここからの上昇余地は、アジア（特にインドとインドネシア）の回復度に大きく支配される見込み。トランプ新政権の経済政策が新興国にどのような影響を及ぼすかは現段階では不透明であり、慎重なスタンスを維持。
★12:52 博報堂ＤＹ－5日続伸 未来の兆しを可視化する 「フューチャー・シナリオ・マッピング｣提供開始
博報堂ＤＹホールディングス<2433.T>が5日続伸。同社傘下の博報堂は23日に、博報堂のイノベーション創発の専門組織博報堂イノベーションデザインが企業・組織の新規事業創造をサポートする独自のプログラム「フューチャー・シナリオ・マッピング」の提供を開始したと発表した。
「フューチャー・シナリオ・マッピング」は、未来に関わる事象や兆しなどを幅広く情報収集・分析し、それらに意味付けをして未来を洞察。企業・組織で共有し、イノベーション活性化につながるアウトプットを制作するという。事業・商品開発、研究テーマ開発などに取り組む企業・組織への提供を想定している。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
博報堂ＤＹホールディングス<2433.T>が5日続伸。同社傘下の博報堂は23日に、博報堂のイノベーション創発の専門組織博報堂イノベーションデザインが企業・組織の新規事業創造をサポートする独自のプログラム「フューチャー・シナリオ・マッピング」の提供を開始したと発表した。
「フューチャー・シナリオ・マッピング」は、未来に関わる事象や兆しなどを幅広く情報収集・分析し、それらに意味付けをして未来を洞察。企業・組織で共有し、イノベーション活性化につながるアウトプットを制作するという。事業・商品開発、研究テーマ開発などに取り組む企業・組織への提供を想定している。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
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