前場コメント No.5 ラオックス、JCRファーマ、神戸物産、住友化学、バルニバービなど

2017/02/24(金) 11:30
★9:07  ラオックス-底固い 1月レジ通過数は14%増 春節期ずれ効果もあり好調
 ラオックス<8202.T>が底固い。同社は23日に、1月の月次状況報告を発表し、レジ通過数は同14.0%増の19万7136人だった。例年は2月上旬である春節(旧正月)が今年は1月下旬だったこともあり、1月の訪日観光客および同社レジ通過数は好調に推移したとしている。

★9:07  SUMCO-JPモルガンが目標株価引き上げ 春先の需給改善に期待
 SUMCO<3436.T>が反落。JPモルガン証券では、いったん好材料出尽くしも、春先の需給改善に期待。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1650円→1710円と引き上げた。
 2016年度決算後取材を経て、業績予想を修正。JPモルガンでは、2017年の300ミリウエハーの値上げは前年比で+13%を見ているとし、P/Eは約20倍で投資判断「Neutral」を継続。会社側は今後の値上げ浸透へ強い意思を示しており、仮に+40%の値上げが実現した場合にはP/E10倍程度と割安感は醸成される見込み。まずは春先にかけてウエハー需給のさらなるタイト化を見込むとしたが、中国ではウエハーメーカーの生産開始も公表されており、低ノード品向け中心に需給動向には注意を払う必要があると見ているとした。

★9:08  JCRファーマ-続落 J-Brain Cargoを利用したポンぺ病治療酵素製剤の開発に着手
 JCRファーマ<4552.T>が続落。同社は23日に、独自の血液脳関門通過技術「J-Brain Cargo」を適用した、JR-141に続く新薬の第2弾として、ポンぺ病治療酵素製剤(開発番号:JR-162)の開発に着手すると発表した。
 JR-162は、マウスやサルを用いた動物試験において、骨格筋、心筋および中枢神経系組織への良好な移行性を示し、またポンぺ病モデルマウスを用いた薬効試験では、既存の酵素製剤と比較して、これらの組織に蓄積したグリコーゲンの顕著な減少効果が確認されたという。今後、具体的な開発計画の策定を行い、早期の臨床試験開始を目指すとしている。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。

★9:08  神戸物産-続伸 1月個別売上高3.8%増 既存店0.1%増
  神戸物産<3038.T>が続伸。同社は23日、月次IRニュースで1月度の個別売上高が前年同月比3.8%増の156.9億円だったと発表した。
 商品出荷実績として既存店売上高は0.1%増、全店では3.9%増となった。「業務スーパー」の店舗数は、出店が直轄エリアで2店舗あったため、総店舗数は全国で751店舗となった。

★9:09  住友化学-UBSが目標株価引き上げ 電子材料の再興に期待
 住友化学<4005.T>が8日ぶり反落。UBS証券では、電子材料の再興に期待。レーティング「Buy」を継続、目標株価を660円→720円と引き上げた。国内総合化学セクターでのトップピックとして引き続き推奨。
 会社訪問を経て、業績予想を微調整。農薬およびメチオニンにはやや不透明感が残るが、石油化学や情報電子化学を中心に会社計画を大幅に上回る進ちょく。来18.3期にかけては18%の営業増益を予想。16年は悪材料が続きバリュエーションが低下したが、足元では徐々に回復しつつある。有力顧客に採用されているOLED用タッチセンサーおよびLiB用セパレータが本格的な成長局面に入ることにより、さらに上昇余地があると想定。

★9:12  バルニバービ-エースが目標株価引き下げ 17.7期通期見通しを会社予想並みに修正
 バルニバービ<3418.T>が反発。エース経済研究所では、投資判断「中立」を継続、目標株価は2700円→2500円と引き下げた。
 会社は2月22日の引け後に下方修正を発表。天候不順によるテラス席の稼働率悪化に加えて、一部の新店舗の立ち上がりが遅れたことが主な要因。今回の下方修正で今期の当期利益が微減益の見通しとなったが、来期以降は新規出店による増収に加え、好条件の誘致案件の展開などにより増益基調が続く、エースの見通しは変わりはないとした。エースでは今17.7期通期見通しを会社予想並みに修正。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,139.91 -939.79
TOPIX 2,628.91 -48.54
グロース250 640.01 -19.86
NYダウ 37,775.38 +22.07
ナスダック総合 15,601.50 -81.87
ドル/円 153.94 -0.70
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ