前場コメント No.7 ローソン、アプリックス、パーク24、飯田GHD、太平洋セメントなど

2017/02/24(金) 11:30
★9:26  東ソー-乱高下 「誤発注」か 一時21%安の後は買い気配に
 東ソー<4042.T>が乱高下の展開。特に材料は観測されていないが、一時21%安まで急落した後、一転して買い気配となっている。市場では「誤発注」との見方が広がっているもよう。

★9:26  ローソン-JPモルガンが目標株価引き下げ 本業苦戦の傾向が続く
 ローソン<2651.T>が続落。JPモルガン証券では、本業苦戦の傾向が続くと想定。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は8800円→8000円と引き下げた。
 3Q実績、4Qの販売進ちょくなどを踏まえ、業績予想を下方修正。今来期営業利益は、従来比、7%、10%下方修正し、新予想は市場予想以下の水準とした。一方、今後も70%以上の配当性向と緩やかな増配を継続するとの予想、株価の下値をサポートすると見られるが、本業の業況軟調と見通し不透明感から、小売株の中でアンダーパフォーム傾向が続く懸念があるとした。

★9:28  初値決定-フュージョンは2.5倍の2872円
 札幌証券取引所のアンビシャス市場に上場して2日目のフュージョン<3977.SP>に初値が付いた。公開価格1140円の2.52倍となる2872円で、出来高は12万7000株。売買代金は約3.6億円だった。親引けを差し引いた公開株式数に対する売却率は81.78%だった。

★9:29  アプリックス-急騰 通期は営業黒字確保を見込む 固定費の削減や業務の効率化などで
 アプリックスIPホールディングス<3727.T>が急騰。同社は23日に、これまで未定とした17.12期通期の連結営業損益予想を0.1億円の黒字(前期は9.3億円の赤字)とすると発表した。前期までに実施してきた固定費の削減や業務の効率化などのコスト削減策の実施などを当期も引き続き継続することによる。
併せて、子会社であるアプリックス出版ホールディングス(東京都新宿区)が保有するアプリックスIPパブリッシング、フレックスコミックスおよびほるぷ出版の全株式を譲渡すると発表した。本株式譲渡により、17.12期1Qにおいて、関係会社株式売却損として連結で約3億円の特別損失を計上することを見込んでいる。

★9:29  パーク24-続伸 1Q1割経常減益も通期最高益更新見通し維持との観測
 パーク24<4666.T>が続伸。24日付の日経新聞朝刊で、同社の17.10期1Q(11-1月)の連結経常利益が45億円前後と、前年同期比で1割弱減ったもようだと報じられた。
 減益は8四半期ぶりで、海外5カ国で駐車場事業を買収したのに伴う費用や新事業への先行投資が負担になったという。ただ本業は駐車場、カーシェアともに好調が続き、17年10月期通期ベースで最高益の見通しは変えないとみられる。

★9:30  飯田GHD-三菱UFJMSが「Buy」へ引き上げ 経営統合効果が持続している
 飯田グループホールディングス<3291.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、経営統合効果が持続しており、マンション代替で建て売りの好調が続くと想定。投資判断を「Hold」→「Buy」、目標株価を2700円→2900円と引き上げた。
 「Buy」引き上げの理由は、経営統合効果による値引き抑制およびマンションに対する価格優位性などで、戸建分譲(建売)の粗利益率が高水準で安定、株価下落により割安感が高まったと考えるため。今17.3期の戸建分譲の粗利益率は、販売価格上昇などにより前年同期比1.7ポイント増の16.5%に上昇。来18.3期以降も拠点拡大による戸建分譲の増加、経営統合効果の上積み、価格が高止まっているマンションに対する価格優位性が続くと考え、増益が持続するとした予想を据え置くとした。

★9:35  太平洋セメント-大和が目標株価引き上げ 会社計画に沿った業績モメンタム改善が続く
 太平洋セメント<5233.T>が続落。大和証券では、会社計画に沿った業績モメンタム改善が続くと想定。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は360円→420円と引き上げた。
 3Qは国内セメント販売数量のプラス転換もあり、2四半期連続で営業増益を達成。17年度は海外セメント事業をけん引役に増益基調維持を予想。国内と米国の需要、中国の構造改革効果を引き続き注視するとした。


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