前場コメント No.14 東京ガス、ＬＩＮＥ、ベルシステム２４、ソフトバンク、ＥＭシステムズなど
★10:49 東京ガス－みずほが目標株価引き上げ 短期的にガス自由化のリスクは限定的とみる
東京ガス<9531.T>が反落。みずほ証券では、短期的にガス自由化のリスクは限定的とみるが、株価バリュエーションの割安感も限定的として、投資判断「中立」を継続した。目標株価は490円→520円と引き上げた。
3Q決算内容および市況前提の見直しなどを踏まえ、業績予想を見直し。適用PER水準の見直しから目標株価は引き上げ。ガス自由化を4月に控えるが、ライバル会社の顧客獲得目標を見る限り、短期的な収支上の影響は限定的と想定。来18.3期に向けて増益を見通すものの、株価バリュエーションの割安感も限定的とみるとした。
東京ガス<9531.T>が反落。みずほ証券では、短期的にガス自由化のリスクは限定的とみるが、株価バリュエーションの割安感も限定的として、投資判断「中立」を継続した。目標株価は490円→520円と引き上げた。
3Q決算内容および市況前提の見直しなどを踏まえ、業績予想を見直し。適用PER水準の見直しから目標株価は引き上げ。ガス自由化を4月に控えるが、ライバル会社の顧客獲得目標を見る限り、短期的な収支上の影響は限定的と想定。来18.3期に向けて増益を見通すものの、株価バリュエーションの割安感も限定的とみるとした。
★10:50 ＬＩＮＥ－急騰 カメラアプリケーション事業の組織を再編
ＬＩＮＥ<3938.T>が急騰。同社は23日に、子会社であるLINE Plusが運営するカメラアプリケーション事業を持分法適用関連会社であるSnow（大韓民国京畿道）が吸収分割により承継すると発表した。カメラアプリケーション事業とSnowの運営・開発組織を統合し、効率を図りながら更なる事業拡大を目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
ＬＩＮＥ<3938.T>が急騰。同社は23日に、子会社であるLINE Plusが運営するカメラアプリケーション事業を持分法適用関連会社であるSnow（大韓民国京畿道）が吸収分割により承継すると発表した。カメラアプリケーション事業とSnowの運営・開発組織を統合し、効率を図りながら更なる事業拡大を目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:54 大阪ガス－みずほが目標株価引き上げ 新中計では事業戦略やCF配分政策を見極めたい
大阪ガス<9532.T>がもみ合い。みずほ証券では、新中期経営計画では油価下落・自由化を踏まえた事業戦略、CF配分政策を見極めたいとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は440円→450円と引き上げた。
3Q決算内容や市況前提の見直しなどから業績予想を見直し。適用するPER水準の見直しから目標株価は引き上げ。同地域内のライバルである関電がガス事業での顧客獲得に積極的であることから、自由化のリスクは東京ガスに比べて大きいとみられるが、同社の営業拠点網が強いことを踏まえると、顧客離脱による収支下押し影響は、今後の固定費削減と電力事業での収益力の改善で十分補うことができると想定。中期的な経常利益は1000億円～1100億円、ROE7％台との見方に変更はなし。
大阪ガス<9532.T>がもみ合い。みずほ証券では、新中期経営計画では油価下落・自由化を踏まえた事業戦略、CF配分政策を見極めたいとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は440円→450円と引き上げた。
3Q決算内容や市況前提の見直しなどから業績予想を見直し。適用するPER水準の見直しから目標株価は引き上げ。同地域内のライバルである関電がガス事業での顧客獲得に積極的であることから、自由化のリスクは東京ガスに比べて大きいとみられるが、同社の営業拠点網が強いことを踏まえると、顧客離脱による収支下押し影響は、今後の固定費削減と電力事業での収益力の改善で十分補うことができると想定。中期的な経常利益は1000億円～1100億円、ROE7％台との見方に変更はなし。
★10:57 ベルシステム２４－みずほが目標株価引き下げ 18.2期の高い増益率に注目
ベルシステム２４ホールディングス<6183.T>が反落。みずほ証券では、価格転嫁が浸透する来18.2期の高い増益率に注目。投資判断「買い」を継続も、目標株価は1310円→1170円と引き下げた。
コールセンター需要は好調なものの、人件費上昇傾向と価格転嫁までの時間差を考慮して業績予想を引き下げ。今17.2期営業利益は2期連続の減益となる見込みだが、主要顧客ソフトバンク向け需要の減少に苦しんだ前16.2期と意味合いがまったく異なり、業績の転換点がみえてきたいわば「産みの苦しみの段階」と判断。来18.2期2Q以降は価格転嫁浸透に伴う増益転換が期待でき、その後も安定成長基調が期待できることから、投資判断は「買い」を維持。配当落ちや今17.2期会社予想下振れで株価が調整する局面には、押し目買いスタンスで臨みたいとした。
ベルシステム２４ホールディングス<6183.T>が反落。みずほ証券では、価格転嫁が浸透する来18.2期の高い増益率に注目。投資判断「買い」を継続も、目標株価は1310円→1170円と引き下げた。
コールセンター需要は好調なものの、人件費上昇傾向と価格転嫁までの時間差を考慮して業績予想を引き下げ。今17.2期営業利益は2期連続の減益となる見込みだが、主要顧客ソフトバンク向け需要の減少に苦しんだ前16.2期と意味合いがまったく異なり、業績の転換点がみえてきたいわば「産みの苦しみの段階」と判断。来18.2期2Q以降は価格転嫁浸透に伴う増益転換が期待でき、その後も安定成長基調が期待できることから、投資判断は「買い」を維持。配当落ちや今17.2期会社予想下振れで株価が調整する局面には、押し目買いスタンスで臨みたいとした。
★10:59 ソフトバンク－小高い スプリントおよびTBCASoftとブロックチェーン技術の共同開発へ
ソフトバンク<9984.T>が小高い。同社は24日に、米スプリントおよび米TBCASoftと通信事業者向けブロックチェーン技術の共同開発を目的とした技術提携を目指すことに合意したと発表した。
2017年6月よりTBCASoftのブロックチェーン・プラットフォームをソフトバンクおよびスプリントのシステムに接続する実証実験を行うことを目指す。今後、関連技術や事業化へ向けた課題および各国の管轄官庁の法令や規制に関する検討においても、緊密に連携していくとしている。
ソフトバンク<9984.T>が小高い。同社は24日に、米スプリントおよび米TBCASoftと通信事業者向けブロックチェーン技術の共同開発を目的とした技術提携を目指すことに合意したと発表した。
2017年6月よりTBCASoftのブロックチェーン・プラットフォームをソフトバンクおよびスプリントのシステムに接続する実証実験を行うことを目指す。今後、関連技術や事業化へ向けた課題および各国の管轄官庁の法令や規制に関する検討においても、緊密に連携していくとしている。
★11:01 ＥＭシステムズ－3日続伸 診療所・薬局・介護サービス間の情報共有サービスを開発
イーエムシステムズ<4820.T>が3日続伸。24日付の日経産業新聞で、同社が自社システムを利用する診療所と薬局、介護サービス事業者間で情報共有ができるサービス「ひろがるケアネット」を開発したと報じられた。
3月末にもバージョンアップを実施、無料で利用できるようにするという。医師や薬剤師、ケアマネジャーがパソコンなどを通じ患者・介護利用者の申し送り事項を簡単に共有できるようにするとした。
イーエムシステムズ<4820.T>が3日続伸。24日付の日経産業新聞で、同社が自社システムを利用する診療所と薬局、介護サービス事業者間で情報共有ができるサービス「ひろがるケアネット」を開発したと報じられた。
3月末にもバージョンアップを実施、無料で利用できるようにするという。医師や薬剤師、ケアマネジャーがパソコンなどを通じ患者・介護利用者の申し送り事項を簡単に共有できるようにするとした。
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