前場コメント No.13 内田洋行、牧野フライス、レオパレス２１、昭和シェル、バーチャレクスなど
★10:13 産業ファンド－野村が目標株価引き上げ 次回の大型投資時に強みを証明へ
産業ファンド投資法人<3249.T>が続落。野村証券では、次回の大型投資時に強みを証明へとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は62.50万円→64.50万円と引き上げた。
同投資法人は2月に増資を実施し、工場2物件と物流施設9物件を取得。工場を土地・建物の形で取得するのは今回が初めて。コマツからニコンの工場を取得した今回の事例を引合いに出すことで、今後大手企業などから工場の売却ニーズを引き出しやすくなる見込み。他方、同都市法人は今回、汎用性が高い立地の「プライム物流施設」も6物件取得。16年9月に1棟借りテナントが退去した「IIF 東雲R&D センター」について、結果的に当該物件を簿価以上の価格で売却できたものの、改めてポートフォリオの分散を進めることの意義を感じ、プライム物流施設へも投資することで規模拡大ペースを速める意向であると注目。
産業ファンド投資法人<3249.T>が続落。野村証券では、次回の大型投資時に強みを証明へとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は62.50万円→64.50万円と引き上げた。
同投資法人は2月に増資を実施し、工場2物件と物流施設9物件を取得。工場を土地・建物の形で取得するのは今回が初めて。コマツからニコンの工場を取得した今回の事例を引合いに出すことで、今後大手企業などから工場の売却ニーズを引き出しやすくなる見込み。他方、同都市法人は今回、汎用性が高い立地の「プライム物流施設」も6物件取得。16年9月に1棟借りテナントが退去した「IIF 東雲R&D センター」について、結果的に当該物件を簿価以上の価格で売却できたものの、改めてポートフォリオの分散を進めることの意義を感じ、プライム物流施設へも投資することで規模拡大ペースを速める意向であると注目。
★10:16 内田洋行－3日ぶり反発 上期営業益2.2倍 増収や売上総利益率の改善などで
内田洋行<8057.T>が3日ぶり反発。同社は2月28日に、17.7期上期（7月21日-1月20日）の連結営業利益は7.7億円（前年同期比2.2倍）だったと発表した。同社は、2月23日に上期の業績予想の上方修正を行っており、ほぼ想定どおりの着地となった。売り上げの増加や売上総利益率の改善などが寄与した。
内田洋行<8057.T>が3日ぶり反発。同社は2月28日に、17.7期上期（7月21日-1月20日）の連結営業利益は7.7億円（前年同期比2.2倍）だったと発表した。同社は、2月23日に上期の業績予想の上方修正を行っており、ほぼ想定どおりの着地となった。売り上げの増加や売上総利益率の改善などが寄与した。
★10:18 牧野フライス－野村が目標株価引き上げ PBR0.9倍で過去レンジのほぼ中位
牧野フライス製作所<6135.T>が続伸。野村証券では、PBR0.9倍で過去レンジ（0.5～1.2倍）のほぼ中位と判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は980円→1160円と引き上げた。
中立評価の中では相対的にポジティブに評価。（1）「ミッド・サイクル」（製造業景気全体とほぼ同じ）である工作機械需要が世界全体で底入れし、来18.3期に回復が予想される。（2）同社は金型（スマホや家電部品、自動車用など）、自動車部品、航空機部品の加工に適した特徴ある機械をそろえ、競争力は健在。需要回復を見込み、利益予想を増額修正。（3）CB（転換社債）の転換（希薄化率13％、転換期限18年3月、転換価格831円）を考慮した希薄化後EPSをもとにする18.3期予想基準PERは15倍で、目標株価は同17倍を適用して1160円と算出。現在の株価は18.3期末予想基準PBRで0.9倍となり、PBR重視の投資家に魅力があると指摘。
牧野フライス製作所<6135.T>が続伸。野村証券では、PBR0.9倍で過去レンジ（0.5～1.2倍）のほぼ中位と判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は980円→1160円と引き上げた。
中立評価の中では相対的にポジティブに評価。（1）「ミッド・サイクル」（製造業景気全体とほぼ同じ）である工作機械需要が世界全体で底入れし、来18.3期に回復が予想される。（2）同社は金型（スマホや家電部品、自動車用など）、自動車部品、航空機部品の加工に適した特徴ある機械をそろえ、競争力は健在。需要回復を見込み、利益予想を増額修正。（3）CB（転換社債）の転換（希薄化率13％、転換期限18年3月、転換価格831円）を考慮した希薄化後EPSをもとにする18.3期予想基準PERは15倍で、目標株価は同17倍を適用して1160円と算出。現在の株価は18.3期末予想基準PBRで0.9倍となり、PBR重視の投資家に魅力があると指摘。
★10:18 レオパレス２１－続伸 マイクロアドと広告配信で業務提携
レオパレス２１<8848.T>が続伸。1日付の日経新聞朝刊で、インターネット広告大手のマイクロアド（渋谷区）がレオパレス２１と業務提携し、レオパレス２１が入居者向けに提供するスマートテレビに広告を配信できるようにすると報じられた。
当初は約30万戸が対象で、テレビ向けに居住地域や入居者の属性などに合わせて広告を出し分けられるようになるという。業績への貢献が期待され、買いが入っている。
レオパレス２１<8848.T>が続伸。1日付の日経新聞朝刊で、インターネット広告大手のマイクロアド（渋谷区）がレオパレス２１と業務提携し、レオパレス２１が入居者向けに提供するスマートテレビに広告を配信できるようにすると報じられた。
当初は約30万戸が対象で、テレビ向けに居住地域や入居者の属性などに合わせて広告を出し分けられるようになるという。業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★10:22 昭和シェル－野村が目標株価引き上げ 太陽電池を黒字化できるか不透明
昭和シェル石油<5002.T>が続伸。野村証券では、太陽電池を黒字化できるか不透明とみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1010円→1140円と引き上げた。
太陽電池の損失縮小を織り込み、今17.12期の在庫損益などを除く修正EPS予想を上方修正。ただし、太陽電池の黒字化は見通し難い上、出光興産との経営統合に関する不透明感もあり、積極的な投資スタンスは困難とした。
16年12月末のネットD/Eレシオは0.3倍と、財務体質は他元売りに比べて健全。会社は財務基盤の強化よりも株主還元や成長投資にキャッシュフローを配分していく方針。ただし、増配の条件は明示されておらず、今17.12期予想のDPS（1株当たり配当金）は前期比横ばいの38円に据え置かれていると指摘。
昭和シェル石油<5002.T>が続伸。野村証券では、太陽電池を黒字化できるか不透明とみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1010円→1140円と引き上げた。
太陽電池の損失縮小を織り込み、今17.12期の在庫損益などを除く修正EPS予想を上方修正。ただし、太陽電池の黒字化は見通し難い上、出光興産との経営統合に関する不透明感もあり、積極的な投資スタンスは困難とした。
16年12月末のネットD/Eレシオは0.3倍と、財務体質は他元売りに比べて健全。会社は財務基盤の強化よりも株主還元や成長投資にキャッシュフローを配分していく方針。ただし、増配の条件は明示されておらず、今17.12期予想のDPS（1株当たり配当金）は前期比横ばいの38円に据え置かれていると指摘。
★10:28 バーチャレクス－3日ぶり反発 バンダイに顧客情報基盤としてCRMソフト「inspirX」を提供
バーチャレクス・コンサルティング<6193.T>が3日ぶり反発。同社は2月28日に、顧客対応業務支援のためのCRMソフト「inspirX」をバンダイナムコＨＤ<7832.T>傘下のバンダイ（東京都台東区）に導入したと発表した。
公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」のコールセンターにおける業務効率化やマルチチャネル対応の実現を目的として、バーチャレクスの「inspirX」が採用されたという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
バーチャレクス・コンサルティング<6193.T>が3日ぶり反発。同社は2月28日に、顧客対応業務支援のためのCRMソフト「inspirX」をバンダイナムコＨＤ<7832.T>傘下のバンダイ（東京都台東区）に導入したと発表した。
公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」のコールセンターにおける業務効率化やマルチチャネル対応の実現を目的として、バーチャレクスの「inspirX」が採用されたという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
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