前場コメント No.16 綜研化学、アルプス電気、東洋紡、三井物産、フルキャストなど
★11:04 東芝－マイナス転換 「メモリ事業の価値1.5兆円と見積もり」とブルームバーグが報道
東芝<6502.T>がマイナス圏に転換。3月1日11時前に、ブルームバーグニュースで「メモリ事業の価値1.5兆円と見積もり、応札呼びかけ」と伝えられたことが材料。関係者の話として報じたもの。当初は2兆円超とされていた。
東芝<6502.T>がマイナス圏に転換。3月1日11時前に、ブルームバーグニュースで「メモリ事業の価値1.5兆円と見積もり、応札呼びかけ」と伝えられたことが材料。関係者の話として報じたもの。当初は2兆円超とされていた。
★11:05 綜研化学－小安い 期末配当金を45円に増配
綜研化学<4972.T>が小安い。同社は2月28日、17.3期の期末配当予想について、普通配当を5円増配するとともに特別配当5円を実施し、35円→45円（前期は35円）へと引き上げると発表した。年間配当も同額となる。
綜研化学<4972.T>が小安い。同社は2月28日、17.3期の期末配当予想について、普通配当を5円増配するとともに特別配当5円を実施し、35円→45円（前期は35円）へと引き上げると発表した。年間配当も同額となる。
★11:06 ソフトバンクＧ－5日ぶり反発 出資先米衛生ベンチャーがインテルサットと合併
ソフトバンクグループ<9984.T>が5日ぶり反発。同社は28日、出資している米衛星通信ベンチャーのワンウェブが、米同業のインテルサットと合併すると発表した。
ソフトバンクはインテルサットに17億ドル（約1913億円）を出資し、株式保有比率39.9％の筆頭株主になる。新会社は低コストの衛星通信サービスを提供する。
ソフトバンクグループ<9984.T>が5日ぶり反発。同社は28日、出資している米衛星通信ベンチャーのワンウェブが、米同業のインテルサットと合併すると発表した。
ソフトバンクはインテルサットに17億ドル（約1913億円）を出資し、株式保有比率39.9％の筆頭株主になる。新会社は低コストの衛星通信サービスを提供する。
★11:12 アルプス電気－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き上げ 18年度も大幅増益と予想
アルプス電気<6770.T>が続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、17年度最高益更新のみならず、18年度も大幅増益と予想。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3300円→4000円と引き上げた。
営業利益予想を16年度410億円→422億円（会社予想420億円）、17年度595億円→612億円、18年度709億円→732億円と引き上げ。為替前提を従来の110円/ドルから113円/ドルに変更し、北米スマホ向けハプティックモーターの収益見通しを引き上げたことが主な理由。2017年の北米スマホにおいてOIS付カメラアクチュエータを2個搭載したDual OISカメラ採用により、カメラアクチュエータの収益が17年度の業績をけん引するとの従来からの見方に変化はなし。16年度のみならず17年度も大幅増益を予想しているとし、株価の上昇基調は続く見込み。
アルプス電気<6770.T>が続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、17年度最高益更新のみならず、18年度も大幅増益と予想。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3300円→4000円と引き上げた。
営業利益予想を16年度410億円→422億円（会社予想420億円）、17年度595億円→612億円、18年度709億円→732億円と引き上げ。為替前提を従来の110円/ドルから113円/ドルに変更し、北米スマホ向けハプティックモーターの収益見通しを引き上げたことが主な理由。2017年の北米スマホにおいてOIS付カメラアクチュエータを2個搭載したDual OISカメラ採用により、カメラアクチュエータの収益が17年度の業績をけん引するとの従来からの見方に変化はなし。16年度のみならず17年度も大幅増益を予想しているとし、株価の上昇基調は続く見込み。
★11:15 東洋紡－底堅い 硫化水素除去する小型装置販売
東洋紡<3101.T>が底堅い。1日付の日経産業新聞で、同社が化学工場などで発生する有毒の硫化水素を除去する小型装置の販売を強めると報じられた。
従来の工場に加え、下水道などインフラ設備への設置が可能として、新たに自治体などに受注活動を始めるという。硫化水素は銀や銅を腐食させる性質があり、電子機器の寿命を縮めるとされる。従来の除去装置より設置コストを低減できる利点を訴え、潜在需要を掘り起こす考えのもよう。業績拡大への貢献が期待され、買いが入っている。
東洋紡<3101.T>が底堅い。1日付の日経産業新聞で、同社が化学工場などで発生する有毒の硫化水素を除去する小型装置の販売を強めると報じられた。
従来の工場に加え、下水道などインフラ設備への設置が可能として、新たに自治体などに受注活動を始めるという。硫化水素は銀や銅を腐食させる性質があり、電子機器の寿命を縮めるとされる。従来の除去装置より設置コストを低減できる利点を訴え、潜在需要を掘り起こす考えのもよう。業績拡大への貢献が期待され、買いが入っている。
★11:15 三井物産－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 今後の焦点は鉄鉱石価格の持続性など
三井物産<8031.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、今後の焦点は、鉄鉱石価格の持続性と新中計での資本配分とコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は1600円→1750円と引き上げた。
純利益予想は、今17.3期3080億円（従来2550億円）、来18.3期3740億円（2600億円）、19.3期3120億円（2440億円）。従来対比での大幅な増額修正は、今17.3期と同様に、資産リサイクルに伴う一過性利益が来18.3期以降も計上されるとの前提に立ったことや、鉄鉱石の弊社前提価格引き上げが主因。このほか、来18.3期にはVale社に関する評価益として300億円織り込んだとした。19.3期にかけては鉄鉱石価格の緩やかな下落トレンドを予想する点は変わらず、19.3期は前期比減益と予想。
三井物産<8031.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、今後の焦点は、鉄鉱石価格の持続性と新中計での資本配分とコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は1600円→1750円と引き上げた。
純利益予想は、今17.3期3080億円（従来2550億円）、来18.3期3740億円（2600億円）、19.3期3120億円（2440億円）。従来対比での大幅な増額修正は、今17.3期と同様に、資産リサイクルに伴う一過性利益が来18.3期以降も計上されるとの前提に立ったことや、鉄鉱石の弊社前提価格引き上げが主因。このほか、来18.3期にはVale社に関する評価益として300億円織り込んだとした。19.3期にかけては鉄鉱石価格の緩やかな下落トレンドを予想する点は変わらず、19.3期は前期比減益と予想。
★11:16 フルキャストＨＤ－反落 シニア層特化の人材サービス提供するフルキャストシニアワークス営業開始
フルキャストホールディングス<4848.T>が反落。同社は1日に、シニア層に特化した人材サービスを提供する新会社フルキャストシニアワークス（東京都品川区）の営業を開始したと発表した。
フルキャストシニアワークスは、アクティブシニアに働きやすい環境を提供し、企業の人手不足解消と併せて双方のニーズに応えることで、企業の活性化だけでなく、「一億総活躍社会」の実現に向けて「生きがいを持って社会参加したいシニア層のための多様な就業機会の確保」に貢献するとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
フルキャストホールディングス<4848.T>が反落。同社は1日に、シニア層に特化した人材サービスを提供する新会社フルキャストシニアワークス（東京都品川区）の営業を開始したと発表した。
フルキャストシニアワークスは、アクティブシニアに働きやすい環境を提供し、企業の人手不足解消と併せて双方のニーズに応えることで、企業の活性化だけでなく、「一億総活躍社会」の実現に向けて「生きがいを持って社会参加したいシニア層のための多様な就業機会の確保」に貢献するとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
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