前場コメント No.2 LINE、ヤマトHD、シンフォニア、伊藤園、ステラケミファなど

2017/03/02(木) 11:30
★9:01  デジタルアイデンティティ-エースが新規「強気」 ライフテクノロジーの利益貢献を予想
 デジタルアイデンティティ<6533.T>が続伸。エース経済研究所では、デジタルマーケティング事業の拡大、ライフテクノロジー事業の利益貢献を予想。投資判断「強気」、目標株価4200円として、新規カバレッジを開始した。
 前16.12期は売上高49億2000万円(前の期比+36%)、営業利益3億0300万円(同3.7倍)、経常利益2億9800万円(同3.8倍)、当期利益1億9900万円(同4.9倍)。デジタルマーケティング事業は運用型広告サービスを中心に、既存取引先からの受注増額や新規開拓が順調に推移。ライフテクノロジー事業も、チャットで話せる占いアプリ「ウラーラ」が伸長。エースでは、今17.12期を売上高65億円(前期比+32%)、営業利益4億3000万円(同+41%)、経常利益4億3000万円(同+44%)、当期利益2億9000万円(同+45%)と、会社計画を上回る伸びを予想。
 また、会社分割による持ち株会社体制への移行については、長期的な成長戦略に寄与するものとして評価するとした。

★9:01  LINE-買い気配 大和が新規「3」 圧倒的なユーザー基盤を活用した成長に期待
 LINE<3938.T>が買い気配。大和証券では、圧倒的なユーザー基盤を活用した成長に期待。投資判断「3(中立)」、目標株価4000円として、新規カバレッジを開始した。
 16年6月より本格的にスタートのパフォーマンス型広告が大きく成長。コスト面では株式報酬費用が大きく減少し、増益に寄与していると指摘。ユーザー基盤を活用した中長期的なマネタイズに期待するとした。

★9:01  ヤマトHD-続伸 17年度残業1割減図る 値上げや時間指定廃止も検討
 ヤマトホールディングス<9064.T>が続伸。2日付の日経新聞朝刊で、同社が従業員の労働環境の改善を目指し、2017年度の残業時間を16年度比1割減らす方針を固めたと報じられた。
 日本流のきめ細かなサービスが労働負荷を高めているため、事業のあり方を抜本的に見直すという。荷受けの総量を抑制する値上げや配達の時間帯指定の廃止を検討するとされる。一方、宅配ロッカーの整備などを推進し、消費者への影響を抑える手法も探るもよう。

★9:02  シンフォニア-買い気配 岩井コスモが目標株価引き上げ 株価は上昇したが依然出遅れ感は強い
 シンフォニアテクノロジー<6507.T>が買い気配。岩井コスモ証券では、株価は上昇したが依然出遅れ感は強いと判断。投資判断「A」を継続、目標株価を340円→390円と引き上げた。
 半導体搬送から航空宇宙まで、注目産業に機器を供給する装置メーカー。今期は4期連続の増収増益が濃厚であり、来期も好調持続が予想され、株価の上昇基調は続く見通し。会社は第3四半期決算発表と併せて、今期の期末配当を普通配当5円に、記念配当2円を加えて7円にすると発表。期末にかけ、配当取りの動きも期待できそうとした。

★9:02  伊藤園-6日続伸 3Q累計営業益45.6%増 消費者の嗜好にあわせた「お~いお茶」好調
 伊藤園<2593.T>が6日続伸。同社は1日に、17.4期の3Q累計(5-1月)の営業利益は173億円(前年同期比45.6%増)だったと発表した。
 主力製品である「お~いお茶」において、「お~いお茶 絶品ほうじ茶」「お~いお茶 抹茶入り玄米茶」「京都宇治抹茶入り お~いお茶」などの消費者の嗜好にあわせた商品が好調に推移した。また、コーヒー飲料において「TULLY'S COFFEE」ブランドシリーズが販売数量を伸ばしたことも業績向上に寄与した。通期の会社計画205億円(前期比18.9%増)は据え置いた。

★9:02  ステラケミファ-買い気配 通期営業益を上方修正 原料の無水フッ酸の価格下落で
 ステラケミファ<4109.T>が買い気配。同社は1日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の31.6億円から39.1億円(前期比2.8倍)へと引き上げると発表した。
 主要原料の無水フッ酸の価格下落が進み原価負担が減少しているほか、電池部門でも力強い需要が継続し採算が改善した。


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