前場コメント No.9 第一三共、ＤＤＳ、ＩＨＩ、四国電力、住友化学など
★9:46 第一三共－続伸 変異型IDH1阻害剤の悪性脳腫ように対する第I治験を開始
第一三共<4568.T>が続伸。同社は1日、国立がん研究センターと、悪性腫ように対する新規分子標的薬として変異型イソクエン酸脱水素酵素IDH1に対する選択的阻害剤（DS-1001）を共同開発し、悪性脳腫よう（神経膠腫／グリオーマ）の患者を対象に世界で初めて人に投与するファースト・イン・ヒューマン試験として第I相臨床試験を開始したと発表した。
悪性脳腫よう（神経こう腫／グリオーマ）・急性骨髄性白血病・胆管がん・軟骨肉腫などの悪性腫ようではIDH1/2遺伝子に高頻度に変異が見られる。国立がん研究センター研究所の造血器腫よう研究分野の研究グループは、変異型IDH1/2を阻害することで、IDH1/2変異をもつ急性骨髄性白血病のがん幹細胞が消失することを発見したという。
第一三共<4568.T>が続伸。同社は1日、国立がん研究センターと、悪性腫ように対する新規分子標的薬として変異型イソクエン酸脱水素酵素IDH1に対する選択的阻害剤（DS-1001）を共同開発し、悪性脳腫よう（神経膠腫／グリオーマ）の患者を対象に世界で初めて人に投与するファースト・イン・ヒューマン試験として第I相臨床試験を開始したと発表した。
悪性脳腫よう（神経こう腫／グリオーマ）・急性骨髄性白血病・胆管がん・軟骨肉腫などの悪性腫ようではIDH1/2遺伝子に高頻度に変異が見られる。国立がん研究センター研究所の造血器腫よう研究分野の研究グループは、変異型IDH1/2を阻害することで、IDH1/2変異をもつ急性骨髄性白血病のがん幹細胞が消失することを発見したという。
★9:46 ＤＤＳ－急騰 「改正個人情報保護法」対応版販売開始 生体的特徴点が個人情報に
ディー・ディー・エス<3782.T>が急騰。同社は1日に、5月30日に施行される改正個人情報保護法により、新たに生体認証で利用する生体的特徴点が個人情報として定義されることなどを受け、各府省庁などが策定するガイドラインに従った新たな機能を従来製品に仕様追加し、改正個人情報保護法対応版として販売を開始すると発表した。
改正個人情報保護法において、個人情報保護の対象となる事業者の範囲が大きく拡大されたこと、生体情報の内容である個人の生体的特徴点が個人情報と定義されたこと、個人情報へのアクセスに本人認証が必須とされるようになったことなどの変化を受け、同社は業界に先駆けて改正個人情報保護法施行に準拠した法改正対応を行った。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
ディー・ディー・エス<3782.T>が急騰。同社は1日に、5月30日に施行される改正個人情報保護法により、新たに生体認証で利用する生体的特徴点が個人情報として定義されることなどを受け、各府省庁などが策定するガイドラインに従った新たな機能を従来製品に仕様追加し、改正個人情報保護法対応版として販売を開始すると発表した。
改正個人情報保護法において、個人情報保護の対象となる事業者の範囲が大きく拡大されたこと、生体情報の内容である個人の生体的特徴点が個人情報と定義されたこと、個人情報へのアクセスに本人認証が必須とされるようになったことなどの変化を受け、同社は業界に先駆けて改正個人情報保護法施行に準拠した法改正対応を行った。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★9:46 ＩＨＩ－みずほが目標株価引き上げ 陸上分野における構造改革推進に注目
ＩＨＩ<7013.T>が3日続伸。みずほ証券では、陸上分野における構造改革推進に注目。投資判断「中立」を継続、目標株価は300円→320円と引き上げた。
海洋構造物関連や北米プロジェクトでの採算悪化など、全社収益を下押しするイベントが続いていると指摘。航空エンジン事業で想定以上の収益改善などポジティブな面もあるが、膿を出し切るにはしばらくの時間を要する見込み。19.3期を最終年度とする3カ年の中期経営計画では、事業規模は追わず利益率にこだわるとしており、課題の陸上分野における事業の集中と選択による構造改革推進に注目したいとした。
ＩＨＩ<7013.T>が3日続伸。みずほ証券では、陸上分野における構造改革推進に注目。投資判断「中立」を継続、目標株価は300円→320円と引き上げた。
海洋構造物関連や北米プロジェクトでの採算悪化など、全社収益を下押しするイベントが続いていると指摘。航空エンジン事業で想定以上の収益改善などポジティブな面もあるが、膿を出し切るにはしばらくの時間を要する見込み。19.3期を最終年度とする3カ年の中期経営計画では、事業規模は追わず利益率にこだわるとしており、課題の陸上分野における事業の集中と選択による構造改革推進に注目したいとした。
★9:46 四国電力－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 伊方原発に関する裁判所の動向に留意
四国電力<9507.T>が4日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、伊方原発3号機に関する3カ所の地方裁判所の動向に留意とコメント。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1110円→1120円と引き上げた。
エクイティストーリーは変更なし。引き続き、3カ所の地方裁判所（松山、大分、広島）で伊方原子力発電所3号機の運転差止仮処分の申し立てが審議中であることに留意。株価上昇カタリストは、伊方原子力発電所3号機の安定的な稼働など。原子力利用率は伊方原子力発電所3号機のみを対象とし、原子力利用率の前提は、今17.3期63.5％（従来61.7％）→来18.3期75.0％（従来通り）→19.3期83.0％（従来通り）。
四国電力<9507.T>が4日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、伊方原発3号機に関する3カ所の地方裁判所の動向に留意とコメント。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1110円→1120円と引き上げた。
エクイティストーリーは変更なし。引き続き、3カ所の地方裁判所（松山、大分、広島）で伊方原子力発電所3号機の運転差止仮処分の申し立てが審議中であることに留意。株価上昇カタリストは、伊方原子力発電所3号機の安定的な稼働など。原子力利用率は伊方原子力発電所3号機のみを対象とし、原子力利用率の前提は、今17.3期63.5％（従来61.7％）→来18.3期75.0％（従来通り）→19.3期83.0％（従来通り）。
★9:50 住友化学－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 18.3期の増益確度の高さが魅力
住友化学<4005.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、来18.3期の増益確度の高さが魅力とコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は640円→720円と引き上げた。
3Q決算発表時に据え置かれた今17.3期通期計画は保守的で、上振れの可能性が大きいとみるうえに、来18.3期の増益確度が高いことから、今しばらく良好な株価パフォーマンスが期待可能。
飼料添加物メチオニンや偏光フィルムの市況軟化、国内外の農薬市場低迷、円高の影響を受け、今17.3期は大幅な営業減益が避けられない見通し。他方で、今17.3期下期以降の石油化学と情報電子化学両セグメントを中心とした業績回復の流れを継ぎ、為替が110円/ドルよりも円安で推移すれば、総合化学各社の中で同社が唯一、来18.3期期初時点において、2ケタ営業増益のガイダンスを提示し得るとの見方を示した。
住友化学<4005.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、来18.3期の増益確度の高さが魅力とコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は640円→720円と引き上げた。
3Q決算発表時に据え置かれた今17.3期通期計画は保守的で、上振れの可能性が大きいとみるうえに、来18.3期の増益確度が高いことから、今しばらく良好な株価パフォーマンスが期待可能。
飼料添加物メチオニンや偏光フィルムの市況軟化、国内外の農薬市場低迷、円高の影響を受け、今17.3期は大幅な営業減益が避けられない見通し。他方で、今17.3期下期以降の石油化学と情報電子化学両セグメントを中心とした業績回復の流れを継ぎ、為替が110円/ドルよりも円安で推移すれば、総合化学各社の中で同社が唯一、来18.3期期初時点において、2ケタ営業増益のガイダンスを提示し得るとの見方を示した。
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