前場コメント No.5 Ｊフロント、東芝、キリンＨＤ、アダストリア、大林組など
★9:07 アインＨＤ－野村が目標株価引き下げ 17.4期予想を下方修正も来期以降の拡大を評価
アインホールディングス<9627.T>が反落。野村証券では、今17.4期予想を下方修正も来期以降の拡大を評価。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は10000円→9900円と引き下げた。
今17.4期は薬価改定影響による調剤売上高の伸び悩みの影響で固定費を吸収できず、野村予想を下方修正した。来18.4期は薬価改定影響は一巡し、今期出店・買収した店舗の通年寄与での成長を想定。
引き続き「Buy」とする理由は以下の通り。（1）1月までのM&A（合併・買収）を含む店舗数増加が野村予想以上で、出店数予想を17.4期165→220、18.4期120→160へ引き上げた、（2）Q3までの処方せん当たり技術料の回復が顕著なため、野村予想を17.4期：前期比50円減→10円減、18.4期：同20円増→30円増とした。
アインホールディングス<9627.T>が反落。野村証券では、今17.4期予想を下方修正も来期以降の拡大を評価。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は10000円→9900円と引き下げた。
今17.4期は薬価改定影響による調剤売上高の伸び悩みの影響で固定費を吸収できず、野村予想を下方修正した。来18.4期は薬価改定影響は一巡し、今期出店・買収した店舗の通年寄与での成長を想定。
引き続き「Buy」とする理由は以下の通り。（1）1月までのM&A（合併・買収）を含む店舗数増加が野村予想以上で、出店数予想を17.4期165→220、18.4期120→160へ引き上げた、（2）Q3までの処方せん当たり技術料の回復が顕著なため、野村予想を17.4期：前期比50円減→10円減、18.4期：同20円増→30円増とした。
★9:10 Ｊフロント－大和が目標株価引き上げ 経営の変化がより注目される局面
Ｊ．フロント リテイリング<3086.T>が反落。大和証券では、経営の変化がより注目される局面と判断。投資判断「1（買い）」を継続、目標株価は1900円→2000円と引き上げた。
通期ガイダンスは据え置きとされたが、4Qに入って、大丸松坂屋百貨店の売上高は高額品、インバウンド需要を中心に回復傾向が強まっており、大和予想は不採算事業・店舗のリストラ発表も踏まえて小幅に変更。営業収益を減額も、17年度以降の営業利益以下を増額。16年度は営業減益を見込むとしたが、17年度以降は投資と回収のバランスが好転し、利益成長が高まる見込み。
17年度は（1）次期中期経営計画（17～21年度）のスタート、（2）指名委員会等設置会社への移行、（3）国際会計基準（IFRS）への変更がそろい踏みとなる。企業価値向上に向けた経営の変化が、より注目される局面にあるとした。
Ｊ．フロント リテイリング<3086.T>が反落。大和証券では、経営の変化がより注目される局面と判断。投資判断「1（買い）」を継続、目標株価は1900円→2000円と引き上げた。
通期ガイダンスは据え置きとされたが、4Qに入って、大丸松坂屋百貨店の売上高は高額品、インバウンド需要を中心に回復傾向が強まっており、大和予想は不採算事業・店舗のリストラ発表も踏まえて小幅に変更。営業収益を減額も、17年度以降の営業利益以下を増額。16年度は営業減益を見込むとしたが、17年度以降は投資と回収のバランスが好転し、利益成長が高まる見込み。
17年度は（1）次期中期経営計画（17～21年度）のスタート、（2）指名委員会等設置会社への移行、（3）国際会計基準（IFRS）への変更がそろい踏みとなる。企業価値向上に向けた経営の変化が、より注目される局面にあるとした。
★9:10 東芝－3日ぶり反落 保有する東芝機械の株式の一部を売却 売却総額は約152億円
東芝<6502.T>が3日ぶり反落。同社は2日に、保有する東芝機械<6104.T>の株式の一部について、東芝機械が実施する自己株式の買い付けに応募すると発表した。
東芝が保有する東芝機械3354万5267株のうち3020万7000株を応募する予定。すべて売却した場合の総額は最大で約152億円となる。
東芝<6502.T>が3日ぶり反落。同社は2日に、保有する東芝機械<6104.T>の株式の一部について、東芝機械が実施する自己株式の買い付けに応募すると発表した。
東芝が保有する東芝機械3354万5267株のうち3020万7000株を応募する予定。すべて売却した場合の総額は最大で約152億円となる。
★9:11 キリンＨＤ－3日続伸 IFRS採用で今期は純利益1200億円超のかさ上げ
キリンホールディングス<2503.T>が3日続伸。3日付の日本経済新聞朝刊で、2017年12月期は、国際会計基準（IFRS）導入とブラジル事業売却が連結純利益を計1200億～1300億円かさ上げする要因になる見通しと報じられた。
現金流入を伴わない会計上の利益だが、日本会計基準ベースの会社予想（前期比42％減の680億円）には織り込まれていないとしている。
キリンホールディングス<2503.T>が3日続伸。3日付の日本経済新聞朝刊で、2017年12月期は、国際会計基準（IFRS）導入とブラジル事業売却が連結純利益を計1200億～1300億円かさ上げする要因になる見通しと報じられた。
現金流入を伴わない会計上の利益だが、日本会計基準ベースの会社予想（前期比42％減の680億円）には織り込まれていないとしている。
★9:12 アダストリア－底固い 2月既存店0.1％増収 既存店客数1.5％増
アダストリア<2685.T>が底固い。同社は2日、2月の国内月次売上高で、既存店売上高が前年同月比0.1％増だったと発表した。1月は1.2％増だった。既存店客数は1.5％増加。既存店客単価は1.4％低下した。全店売上高は同2.7％増だった。
2月は、休日が1日少なく、前年がうるう年であった反動で営業日も1日少なかったにもかかわらず、WEB施策や端境期における品揃えの強化により、客数を確保することができたという。アイテム別では、パンツ類、ブラウス、バッグ、春物のコートやジャケットなどが人気となった。
アダストリア<2685.T>が底固い。同社は2日、2月の国内月次売上高で、既存店売上高が前年同月比0.1％増だったと発表した。1月は1.2％増だった。既存店客数は1.5％増加。既存店客単価は1.4％低下した。全店売上高は同2.7％増だった。
2月は、休日が1日少なく、前年がうるう年であった反動で営業日も1日少なかったにもかかわらず、WEB施策や端境期における品揃えの強化により、客数を確保することができたという。アイテム別では、パンツ類、ブラウス、バッグ、春物のコートやジャケットなどが人気となった。
★9:14 大林組－ＣＳが「UP」へ引き下げ 業績予想を見直し
大林組<1802.T>が3日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、業績予想を見直し。投資評価を「NEUTRAL」→「UNDERPERFORM」、目標株価を1100円→910円と引き下げた。
堅調な業績が続いているが、建設・セメントセクターにおける相対的な投資魅力を考慮して、投資評価を引き下げ。同社は自社株買いを実行する財務基盤を有しているものの、還元性向を引き上げるよりも設備投資や研究開発を増加させると推察。インカムゲインの観点では、大成建設（1801）ほどの魅力はないと判断。来18.3期の同社の配当性向は20％程度、大成建設の総還元性向は48％程度となる見込み。
大林組<1802.T>が3日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、業績予想を見直し。投資評価を「NEUTRAL」→「UNDERPERFORM」、目標株価を1100円→910円と引き下げた。
堅調な業績が続いているが、建設・セメントセクターにおける相対的な投資魅力を考慮して、投資評価を引き下げ。同社は自社株買いを実行する財務基盤を有しているものの、還元性向を引き上げるよりも設備投資や研究開発を増加させると推察。インカムゲインの観点では、大成建設（1801）ほどの魅力はないと判断。来18.3期の同社の配当性向は20％程度、大成建設の総還元性向は48％程度となる見込み。
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