前場コメント No.7 豊田織機、インヴァスト、ヤマトＨＤ、マキタ、グリー など
★9:53 豊田自動織機－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 需要予測再考で業績予想を修正
豊田自動織機<6201.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、需要予測再考、為替前提変更などで業績予想を減額修正。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は5900円→6000円に引き上げた。
17/3期は1,290億円から1,250億円（新ベースで前期比-7.2％）、18/3期は1,420億円から1,350億円に減額修正した。3Qまでの実績から採算性に優れる自動車部門のコンプレッサと産業車両のフォークリフト需要が想定よりも弱いことが主因としている。想定以上の円安進展からどちらも売上高予想に変更はないとしながらも、利益貢献度が高い事業であり、両事業の需要減が営業利益の減額要因と考えている。一方、18/3期の為替前提を110円/USDから115円/USDに変更。これに伴い営業外の為替差損縮小を見込んだ。
豊田自動織機<6201.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、需要予測再考、為替前提変更などで業績予想を減額修正。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は5900円→6000円に引き上げた。
17/3期は1,290億円から1,250億円（新ベースで前期比-7.2％）、18/3期は1,420億円から1,350億円に減額修正した。3Qまでの実績から採算性に優れる自動車部門のコンプレッサと産業車両のフォークリフト需要が想定よりも弱いことが主因としている。想定以上の円安進展からどちらも売上高予想に変更はないとしながらも、利益貢献度が高い事業であり、両事業の需要減が営業利益の減額要因と考えている。一方、18/3期の為替前提を110円/USDから115円/USDに変更。これに伴い営業外の為替差損縮小を見込んだ。
★9:54 エスライン－大幅続伸 3月10日付けで東証2部に重複上場
エスライン<9078.NG>が大幅続伸。同社は3月3日の大引け後に、3月10日付けで、東証2部に重複上場すると発表した、現在は、名証2部単独上場。
エスライン<9078.NG>が大幅続伸。同社は3月3日の大引け後に、3月10日付けで、東証2部に重複上場すると発表した、現在は、名証2部単独上場。
★9:55 インヴァスト証券－4日続伸 米国「500 Startups」が運営するファンドへ出資
インヴァスト証券<8709.T>が4日続伸。同社は3月3日の大引け後に、米国「500 Startups」が運営するファンドへ出資したと発表した。500Startupsは、米国のシリコンバレーを拠点に、シードステージのスタートアップ起業を対象にして、グローバルに投資活動を行う世界で最もアクティブな投資ファンド。
インヴァスト証券<8709.T>が4日続伸。同社は3月3日の大引け後に、米国「500 Startups」が運営するファンドへ出資したと発表した。500Startupsは、米国のシリコンバレーを拠点に、シードステージのスタートアップ起業を対象にして、グローバルに投資活動を行う世界で最もアクティブな投資ファンド。
★9:55 富士通－3日続落 「ひらめき」分野でのAIを開発 5年で20億円投資
富士通<9064.T>が3日続落。4日付の日経新聞朝刊で、同社が想定外の状況に陥っても適切な対応策を練れる次世代の人工知能（AI）の開発に乗り出すと報じられた。
基礎技術を持つ理化学研究所と共同研究拠点を設置するという。同社が5年間で総額20億円強を投じるとされる。「暗記」が得意な現在のAIと異なり、いわば、「ひらめき」で勝負するAIの実現を目指すとされ、米国勢が先行するAI研究の勢力図を塗り替える成果を出したい考えのもよう。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
富士通<9064.T>が3日続落。4日付の日経新聞朝刊で、同社が想定外の状況に陥っても適切な対応策を練れる次世代の人工知能（AI）の開発に乗り出すと報じられた。
基礎技術を持つ理化学研究所と共同研究拠点を設置するという。同社が5年間で総額20億円強を投じるとされる。「暗記」が得意な現在のAIと異なり、いわば、「ひらめき」で勝負するAIの実現を目指すとされ、米国勢が先行するAI研究の勢力図を塗り替える成果を出したい考えのもよう。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
★9:59 マキタ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 生産調整と為替による増益効果の遅れを織り込み
マキタ<6586.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、生産調整と為替による増益効果の遅れを織り込み下方修正。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は7700円→7300円に引き下げた。
現地通貨ベースの売上高予想に大きな変更点はないといた一方、17/3期4Q以降の為替前提は1ドル=旧110円→新115円、1人民元=旧16.1円→新16.5円、1英ポンド=旧137円→新140.74円、1ブラジルレアル=旧33円→新36.94円、1カナダドル=旧85.8円→新86.09円、1豪ドル=旧85.1円→新86.89円に変更している。理論上の為替効果は上方修正サイドに効くとしながらも、上記以外の通貨における為替影響をより慎重に見込んだことや、在庫に伴う為替効果の遅れを織り込み、為替による減益影響を旧90億円→新97億円としている。
また、生産調整の影響による収益性の低下を織り込み、全体として業績予想を下方修正している。しかしながら、17/3期通期会社計画の営業利益605億円はやや保守的とみている。
マキタ<6586.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、生産調整と為替による増益効果の遅れを織り込み下方修正。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は7700円→7300円に引き下げた。
現地通貨ベースの売上高予想に大きな変更点はないといた一方、17/3期4Q以降の為替前提は1ドル=旧110円→新115円、1人民元=旧16.1円→新16.5円、1英ポンド=旧137円→新140.74円、1ブラジルレアル=旧33円→新36.94円、1カナダドル=旧85.8円→新86.09円、1豪ドル=旧85.1円→新86.89円に変更している。理論上の為替効果は上方修正サイドに効くとしながらも、上記以外の通貨における為替影響をより慎重に見込んだことや、在庫に伴う為替効果の遅れを織り込み、為替による減益影響を旧90億円→新97億円としている。
また、生産調整の影響による収益性の低下を織り込み、全体として業績予想を下方修正している。しかしながら、17/3期通期会社計画の営業利益605億円はやや保守的とみている。
★10:01 グリー－三菱ＵＦＪＭＳが投資判断引き下げ けん引役となるヒットタイトル待ち
グリー<3632.T>が8日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、全社収益のけん引役となるヒットタイトル待ちと判断。投資判断を「Neutral」→「Underweight」に引き下げた、目標株価は540円を継続。
16.10-12期は、前四半期比では4年ぶりの増収（3.0％増）となったが、けん引役は16年10月に買収したPerBlue社の「DragonSoul」の新規連結が主因とみており、国内ネイティブのコイン消費は前四半期比マイナス。加えて、「DragonSoul」も17年1月からは売上ランキングが低下している。さらに、2月2日に買収を発表した3ミニッツ社のファッション動画マガジン「MINE BY 3M（マインバイスリーエム）」のユーザー獲得コスト次第では、17.4-6期以降、全社の営業利益を押し下げる可能性があると指摘している。
グリー<3632.T>が8日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、全社収益のけん引役となるヒットタイトル待ちと判断。投資判断を「Neutral」→「Underweight」に引き下げた、目標株価は540円を継続。
16.10-12期は、前四半期比では4年ぶりの増収（3.0％増）となったが、けん引役は16年10月に買収したPerBlue社の「DragonSoul」の新規連結が主因とみており、国内ネイティブのコイン消費は前四半期比マイナス。加えて、「DragonSoul」も17年1月からは売上ランキングが低下している。さらに、2月2日に買収を発表した3ミニッツ社のファッション動画マガジン「MINE BY 3M（マインバイスリーエム）」のユーザー獲得コスト次第では、17.4-6期以降、全社の営業利益を押し下げる可能性があると指摘している。
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