前場コメント No.9 日本スキー、大東建、共英製鋼、スターツ、ＪＶＣＫＷ、稲葉製作など
★10:22 日本スキー場開発－急騰 上期営業益28.2倍 天空の天体ショー好評などで
日本スキー場開発<6040.T>が急騰。同社は3日に、17.7期上期（8-1月）の連結営業利益は1.7億円（前年同期比28.2倍）だったと発表した。
HAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根において、八方うさぎ平天空牧場を新規開設し、ゴンドラリフトの夜間運行を行い天空の天体ショーを開催し好評だったことや、竜王マウンテンパークにおいて、テラスおよびカフェ「SORA terrace」を拡張し、ツアー会社に積極的に営業を実施したことなどが寄与した。なお、通期の会社計画6.0億円（前期比5.6倍）は据え置いた。
日本スキー場開発<6040.T>が急騰。同社は3日に、17.7期上期（8-1月）の連結営業利益は1.7億円（前年同期比28.2倍）だったと発表した。
HAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根において、八方うさぎ平天空牧場を新規開設し、ゴンドラリフトの夜間運行を行い天空の天体ショーを開催し好評だったことや、竜王マウンテンパークにおいて、テラスおよびカフェ「SORA terrace」を拡張し、ツアー会社に積極的に営業を実施したことなどが寄与した。なお、通期の会社計画6.0億円（前期比5.6倍）は据え置いた。
★10:22 ＩＨＩ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 海洋構造物事業のリスクは減少し構造改革にも注目
ＩＨＩ<7013.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、海洋構造物事業のリスクは減少、構造改革に注目とコメント。投資評価「3」を継続、目標株価は150円→160円に引き上げた。
17/3期4Q以降の為替前提を1ドル=旧110円→新115円に変更したことに加え、17/3期は新型エンジンの増産が遅れている（収益上はプラス要因）航空・宇宙・防衛事業の営業利益予想を引き上げた（旧455億円→新562億円）。
一方、海外プロセスプラントにおいて採算悪化が顕在化していることから、資源・エネルギー・環境事業の営業損益予想を引き下げた（旧59億円→新▲97億円）。全体として17/3期営業利益予想に大きな変更はないとしている。
一方、18/3期については、基本的に17/3期に計上された追加費用等が収束する前提で業績予想を行っており、為替前提の変更による上方修正が主な要因であるとコメント。しかしながら、引き続き海外プロセスプラントについては進捗を注視する必要があるとみている。
ＩＨＩ<7013.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、海洋構造物事業のリスクは減少、構造改革に注目とコメント。投資評価「3」を継続、目標株価は150円→160円に引き上げた。
17/3期4Q以降の為替前提を1ドル=旧110円→新115円に変更したことに加え、17/3期は新型エンジンの増産が遅れている（収益上はプラス要因）航空・宇宙・防衛事業の営業利益予想を引き上げた（旧455億円→新562億円）。
一方、海外プロセスプラントにおいて採算悪化が顕在化していることから、資源・エネルギー・環境事業の営業損益予想を引き下げた（旧59億円→新▲97億円）。全体として17/3期営業利益予想に大きな変更はないとしている。
一方、18/3期については、基本的に17/3期に計上された追加費用等が収束する前提で業績予想を行っており、為替前提の変更による上方修正が主な要因であるとコメント。しかしながら、引き続き海外プロセスプラントについては進捗を注視する必要があるとみている。
★10:23 共英製鋼－大和が目標株価引き上げ 海外鉄鋼の収益環境は3Q底に回復
共英製鋼<5440.T>が反発。大和証券では、海外鉄鋼事業の収益環境は3Qを底として回復に向かう見通しだとし、目標株価を2080円→2280円と引き上げた。投資判断「3（中立）」を継続。スクラップ価格上昇による利益計画下方修正は想定の範囲内とした。
共英製鋼<5440.T>が反発。大和証券では、海外鉄鋼事業の収益環境は3Qを底として回復に向かう見通しだとし、目標株価を2080円→2280円と引き上げた。投資判断「3（中立）」を継続。スクラップ価格上昇による利益計画下方修正は想定の範囲内とした。
★10:24 スターツコーポ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 免震マンションなど建設事業が好調
スターツコーポレーション<8850.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、免震マンションなど建設事業が好調、ホテルも堅調と判断。投資判断「Hold」を継続、目標株価を2040円→2490円と引き上げた。
同社は17.3期営業利益予想を前回予想比15億円増額、内訳は建設事業が10億円増、分譲不動産事業が3億円増、ゆとり事業が2億円増。分譲不動産事業はREITへの売却益のため一過性とみるが、建設事業の受注拡大、ゆとり事業のホテルの高稼働は中期的に続くと考え、18.3期以降の三菱ＵＦＪＭＳ予想に利益上積み要因として織り込む。同社の賃貸マンションは好立地案件が多く、アパートに比べて競争力が高いと指摘している。
スターツコーポレーション<8850.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、免震マンションなど建設事業が好調、ホテルも堅調と判断。投資判断「Hold」を継続、目標株価を2040円→2490円と引き上げた。
同社は17.3期営業利益予想を前回予想比15億円増額、内訳は建設事業が10億円増、分譲不動産事業が3億円増、ゆとり事業が2億円増。分譲不動産事業はREITへの売却益のため一過性とみるが、建設事業の受注拡大、ゆとり事業のホテルの高稼働は中期的に続くと考え、18.3期以降の三菱ＵＦＪＭＳ予想に利益上積み要因として織り込む。同社の賃貸マンションは好立地案件が多く、アパートに比べて競争力が高いと指摘している。
★10:28 ＪＶＣケンウッド－みずほが目標株価引き上げ 国内オートモティブは堅調も全体では利益水準は低位
ＪＶＣケンウッド<6632.T>が反発。みずほ証券では、国内オートモティブ事業は同業他社比堅調も全体では利益水準は低位とコメント。投資判断は「中立」」を継続。目標株価は230円→265円と引き上げた。
みずほ証券では、主力のオートモティブ(AM)は、i-ADAS関連の損失計上を除けば、国内市販やディーラーオプション(DOP)を中心に同業他社比では堅調に推移していると言及。ただしパブリックサービス(PS)での低調持続などから全社ベースでの利益水準は低位にとどまっている点に注目している。また、メディアサービス(MS)はコンテンツ販売のヒット次第で変動が大きい上、ここ数年、特別損益の変動が大きく､業績が安定しない印象は否めないとしている。株価変動要因となっていたZMP関連のニュースフローは上場延期で一旦は一巡したが､本業面からの評価余地も限定的と判断している。
ＪＶＣケンウッド<6632.T>が反発。みずほ証券では、国内オートモティブ事業は同業他社比堅調も全体では利益水準は低位とコメント。投資判断は「中立」」を継続。目標株価は230円→265円と引き上げた。
みずほ証券では、主力のオートモティブ(AM)は、i-ADAS関連の損失計上を除けば、国内市販やディーラーオプション(DOP)を中心に同業他社比では堅調に推移していると言及。ただしパブリックサービス(PS)での低調持続などから全社ベースでの利益水準は低位にとどまっている点に注目している。また、メディアサービス(MS)はコンテンツ販売のヒット次第で変動が大きい上、ここ数年、特別損益の変動が大きく､業績が安定しない印象は否めないとしている。株価変動要因となっていたZMP関連のニュースフローは上場延期で一旦は一巡したが､本業面からの評価余地も限定的と判断している。
★10:33 稲葉製作－続落 通期営業益を下方修正 価格競争で小型物置売れず
稲葉製作所<3421.T>が続落。同社は3日、17.7期通期の連結営業利益予想を従来の17.4億円から6.3億円（前期比69.0％減）へと引き下げると発表した。
上期で、価格競争の影響で銅製物置の小型製品の売り上げが伸び悩んだほか、オフィス家具も軟調だった。
稲葉製作所<3421.T>が続落。同社は3日、17.7期通期の連結営業利益予想を従来の17.4億円から6.3億円（前期比69.0％減）へと引き下げると発表した。
上期で、価格競争の影響で銅製物置の小型製品の売り上げが伸び悩んだほか、オフィス家具も軟調だった。
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