前場コメント No.2 日精ASB機械、JALUX、学情、住友化学、マーチャントなど

2017/03/07(火) 11:30
★9:01  日精ASB機械-買い気配 大和が新規「2」 海外企業からの受注拡大により収益モメンタム改善へ
 日精エー・エス・ビー機械<6284.T>が買い気配。大和証券では、海外企業からの受注拡大により収益モメンタムは改善すると想定。投資判断「2(アウトパフォーム)」、目標株価2700円として、新規カバレッジを開始した。
 評価ポイントは、(1)海外メーカーからの受注増加により下期から収益モメンタム改善が期待されること、(2)日用品や化粧品のPETボトル化による中長期的な成長性、(3)バリュエーション面の割安感。
 今17.9期1Q(10~12月)実績は前年同期比で減収減益となったが、1Qの受注高は前16.9期4Q(7~9月)比で増加。海外メーカーからの受注が増加しているもよう。2Q以降も受注は増加傾向が続くと予想され、下期から収益モメンタムの改善に期待。中長期的には、日本や欧米で日用品や食品用容器のPET化の進展により成長が続くとみているとした。

★9:01  JALUX-買い気配 大和が新規「1」 航空エンジン事業は成長期に入った
 JALUX<2729.T>が買い気配。大和証券では、航空エンジン事業は整備用部品の需要増とLCC拡大で成長期に入ったと判断。また、リテール事業はインバウンド需要の底打ちに着目し、投資判断「1(買い)」、目標株価2990円として、新規カバレッジを開始した。
 投資論点は、(1)機材から小売まで航空関連産業を幅広くカバー、(2)IHI向
けの整備用部品事業が急成長しており、今後も安定的に拡大する見込み、(3)小売事業はインバウンド需要の底打ちで安定成長へ回復。今後12カ月程度の目標株価は来18.3期大和予想EPSに、過去7年間の平均PER14倍を付与して算出。現在株価は今17.3期大和予想でPER11倍、来18.3期大和予想でPER10倍。大和では、航空エンジン事業の成長性と、インバウンド需要の底打ちを見込み、バリュエーションのディスカウントは解消に向かうと予想しているとした。

★9:01  学情-売り気配 1Q営業赤字拡大 採用広報解禁の12月から翌年3月への変更で
 学情<2301.T>が売り気配。同社は6日に、17.10期の1Q(11-1月)の連結営業損益は2.1億円の赤字(前年同期は0.7億円の赤字)だったと発表した。昨年度から新卒の就活スケジュールが変更され、採用広報解禁が12月から翌年3月となったことなどが響いた。
 併せて、上限20万株・2.5億円の自己株取得枠を設定すると発表した。上限20万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は1.3%となる。

★9:01  学情-売り気配 上限20万株・2.5億円の自己株取得枠を設定
 学情<2301.T>が売り気配。同社は6日に、上限20万株・2.5億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため。取得期間は2017年3月7日~2017年6月30日。上限20万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は1.3%となる。

★9:01  住友化学-反発 スマホ向け曲面パネル3倍に増産
 住友化学<4005.T>が反発。7日付の日経新聞朝刊で、同社が有機ELディスプレーを搭載するスマートフォン(スマホ)向けに、曲げられるタッチパネルを増産すると報じられた。
 韓国の工場で設備を増強するという。2018年初めまでに生産能力を3倍に増やし、年1億台強のスマホに供給可能にするとされる。スマホでの有機ELの採用は、韓国サムスン電子が先行するほか、米アップルも計画しており需要が見込めると判断したもよう。

★9:02  マーチャント・バンカーズ-買い気配 香港における仮想通貨取引所開設へ向け現地に準備室設置
 マーチャント・バンカーズ<3121.T>が買い気配。同社は6日に、香港で仮想通貨取引所を開設するため、現地に準備室を設置すると発表した。
 「BTCボックス」が香港で運営する仮想通貨取引所を中心に、現地金融機関との連携体制のもと、仮想通貨による国際間の決済、送金といったサービスを展開すべく、同社のこれまでの香港における事業を通じて構築してきた金融界・産業界とのビジネスリソースを活かし、現地で準備を進めるとしている。


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