前場コメント No.7 レンゴー、明治機械、三井化学、川崎汽船、すかいらーくなど

2017/03/07(火) 11:30
★9:15  レンゴー-大和が目標株価引き下げ 年明け以降のシェア・価格修正の動きなどを注視
 レンゴー<3941.T>が変わらずを挟んで4日続落。大和証券では、年明け以降のシェア・価格修正の動きなどを注視するとコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は730円→700円と引き下げた。
 原燃料高の影響を勘案し、16~17年度の大和利益予想を減額。17年度、上期は減益ながら、通期では増益確保を予想。軟包装などの続伸、板紙・紙加工の17年度下期値上げを想定するとした。

★9:16  千代田化工建設-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 北米プロジェクトの採算動向を注視
 千代田化工建設<6366.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、当面は北米プロジェクトの採算動向を注視とコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は790円→700円と引き下げた。
 エクイティストーリーに変更はなく、業績ドライバーであるLNGでの成長鈍化と事業リスクの高まりから、「Neutral」を継続。LNGの受注環境に大きな回復感は見られず、今後3カ年では受注残の前年比低下が続くと想定し、19.3期には既存大型プロジェクトの完工による売上高の減少から、減益局面へ入ると予想。また、事業リスクの観点からは、従来の見方どおり北米案件での採算低下リスクが当面の懸念材料と判断。持ち分法適用会社EMAS CHIYODA Subsea は、今3Qの減損実施で、いったんは悪材料を織り込んだと推測されるが、経営再建の方向性について不透明感が払しょくされる必要があると考えるとした。

★9:16  明治機械-急騰 復配で今期配当金2円
 明治機械<6334.T>が急騰。同社は7日取引時間前、従来ゼロとしていた期末配当金を2円とし、復配すると発表した。
 1971年9月期から無配を継続していたが、昨年度後半から実施したプロジェクト収益管理などによる収益改善や低収益案件の減少など、黒字定着のための体質改善策が推進され、財務体質の改善が図られているという。

★9:19  三井化学-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 18.3期は基盤素材の減速で減益を予想
 三井化学<4183.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、来18.3期は重点3領域は順調も、基盤素材の減速で減益を予想。投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は540円→570円と引き上げた。
 重点3領域は順調な拡大を予想。モビリティに含まれるタフマー、EPT、機能性コンパウンドでは多数の製品がフル稼働になっているほど需要が強い。ヘルスケアでは、不織布やレンズモノマーが堅調に増加するほか、営業体制を立て直し中であるヘレウス社の収益改善を想定。フード&パッケージでは、今17.3期中に立ち上がったエボリューの新プラントが徐々に収益化してくる見込み。

★9:22  川崎汽船-野村が目標株価引き上げ 株価は業績回復をすでに織り込んでいる
 川崎汽船<9107.T>が反発。野村証券では、株価は業績回復をすでに織り込んでいるとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は250円→290円と引き上げた。
 決算とコンテナ船、ドライバルク船の市況前提の変更を反映させ、野村予想を上方修正。ただし、コンテナ船の3社統合によるシナジー効果による費用削減が見込まれる19.3期の経常利益は195億円と、15.3期に届かないとみられ、すでに来18.3期予想基準PBRは2010年以降の水準で高い水準にあると指摘。

★9:23  すかいらーく-4日続伸 2月度の既存店売上高1.0%減 前年がうるう年の影響などで
 すかいらーく<3197.T>が4日続伸。同社は6日の大引け後に、2月度の既存店売上高が前年同月比1.0%減、総売上高が同0.1%減だったと発表した。前年2月と比べると、休日の日数が1日少なかったこと、前年はうるう年であたため営業日が1日少なかったことなどが、マイナスに影響した。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,460.08 +907.92
TOPIX 2,710.73 +44.50
グロース250 655.60 +4.96
NYダウ 38,503.69 +263.71
ナスダック総合 15,696.64 +245.34
ドル/円 154.90 +0.07
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ