前場コメント No.6 スタートトゥデイ、ジェイテクト、トレファク、ＭＳ＆ＡＤ、ＤＭＧ森精機など
★9:09 スタートトゥデイ－5日ぶり反発 「ゾゾタウン」に海外ブランドが相次ぎ出店
スタートトゥデイ<3092.T>が5日ぶり反発。9日付の日経新聞朝刊で、同社の衣料品ネット通販サイト「ゾゾタウン」に、海外ブランドが相次いで出店していると報じられた。
イタリアのジョルジオ・アルマーニは9日、若者向けのブランドを出店するという。米カルバン・クラインも既に開設しており、年間570万人を超える購入者を持つゾゾタウンを通じて、店舗を持たない地方でも顧客層を広げる考えのもよう。
スタートトゥデイ<3092.T>が5日ぶり反発。9日付の日経新聞朝刊で、同社の衣料品ネット通販サイト「ゾゾタウン」に、海外ブランドが相次いで出店していると報じられた。
イタリアのジョルジオ・アルマーニは9日、若者向けのブランドを出店するという。米カルバン・クラインも既に開設しており、年間570万人を超える購入者を持つゾゾタウンを通じて、店舗を持たない地方でも顧客層を広げる考えのもよう。
★9:09 ジェイテクト－みずほが新規「中立」 下流アシストや軸受の改革に注目
ジェイテクト<6473.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、コラムEPS成長期は一巡し、下流アシストや軸受の改革に注目。投資判断「中立」、目標株価2000円として、新規カバレッジを開始した。
主なポイントは、（1）為替動向や国内ベアリング事業の構造改革効果により、18.3期は2ケタ営業増益を見込むものの、（2）こうした事象は相応に株価に織り込まれているととらえている。（3）他方、過去数年の業績けん引役であったコラム式電動パワステの普及進展、下流アシストへの成長分野シフトなどを背景に、向こう1～2年は客先生産台数に沿ったものにとどまる公算が大きいことなど。
今後の焦点は、（1）ステアリングに事業における下流アシストへの対応、（2）ベアリング事業における産機・市販の強化加速など。下流アシスト分野は、同社はすでに主力顧客向けでラックパラレル式の大口受注を獲得しているものの、収益性や競争環境の観点から今後の動向を注視したいとした。
ジェイテクト<6473.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、コラムEPS成長期は一巡し、下流アシストや軸受の改革に注目。投資判断「中立」、目標株価2000円として、新規カバレッジを開始した。
主なポイントは、（1）為替動向や国内ベアリング事業の構造改革効果により、18.3期は2ケタ営業増益を見込むものの、（2）こうした事象は相応に株価に織り込まれているととらえている。（3）他方、過去数年の業績けん引役であったコラム式電動パワステの普及進展、下流アシストへの成長分野シフトなどを背景に、向こう1～2年は客先生産台数に沿ったものにとどまる公算が大きいことなど。
今後の焦点は、（1）ステアリングに事業における下流アシストへの対応、（2）ベアリング事業における産機・市販の強化加速など。下流アシスト分野は、同社はすでに主力顧客向けでラックパラレル式の大口受注を獲得しているものの、収益性や競争環境の観点から今後の動向を注視したいとした。
★9:10 トレファク－小安い 2月既存店売上高6.3％減 生活家電、衣類など前年下回る
トレジャー・ファクトリー<3093.T>が小安い。同社は8日の大引け後に、2月の月次売上概況を発表し、既存店売上高は前年同月比6.3％減となった。全店では同1.0％減。
2月は生活家電、衣類、ブランド品などが前年売り上げを下回ったことなどから、既存店売上は前年を下回った。また、前年がうるう年で営業日が前年より1日少なく、既存店売上前期比に対して-2.8％程度の影響があったと推測されるとしている。
トレジャー・ファクトリー<3093.T>が小安い。同社は8日の大引け後に、2月の月次売上概況を発表し、既存店売上高は前年同月比6.3％減となった。全店では同1.0％減。
2月は生活家電、衣類、ブランド品などが前年売り上げを下回ったことなどから、既存店売上は前年を下回った。また、前年がうるう年で営業日が前年より1日少なく、既存店売上前期比に対して-2.8％程度の影響があったと推測されるとしている。
★9:11 ＭＳ＆ＡＤ－三菱ＵＦＪＭＳが「Neutral」へ引き下げ 株価上昇により割安感が後退
ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、株価上昇により割安感が後退したとして、投資判断を「Overweight」→「Neutral」と引き下げた。目標株価は4200円→4300円と引き上げた。
株価上昇により割安感が後退していることに加え、一部で報道されている自動車保険の参考純率引き下げにつき、現時点で影響は不透明だが、自動車保険料収入の大きい同グループ（16.3期国内自動車保険料収入：同グループ1.32兆円、東京海上1.03兆円、ＳＯＭＰＯ1.07兆円）は利益に対するマイナス影響が競合各社と比較して大きくなる可能性が高く、当面の株価は上値が重い展開が想定されるとした。
ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、株価上昇により割安感が後退したとして、投資判断を「Overweight」→「Neutral」と引き下げた。目標株価は4200円→4300円と引き上げた。
株価上昇により割安感が後退していることに加え、一部で報道されている自動車保険の参考純率引き下げにつき、現時点で影響は不透明だが、自動車保険料収入の大きい同グループ（16.3期国内自動車保険料収入：同グループ1.32兆円、東京海上1.03兆円、ＳＯＭＰＯ1.07兆円）は利益に対するマイナス影響が競合各社と比較して大きくなる可能性が高く、当面の株価は上値が重い展開が想定されるとした。
★9:16 ＤＭＧ森精機－みずほが「中立」で調査再開 シェア上昇を確認したい
ＤＭＧ森精機<6141.T>が続落。みずほ証券では、直販強化やソリューション強化によるシェア上昇を確認したいとコメント。投資判断「中立」、目標株価1800円として、カバレッジを再開した。
主なポイントは次の通り。（1）前期に着手したリストラクチュアリングおよびその費用計上の反動による今期の大幅増益は、すでに相応に株価に織り込まれていると考えること、（2）それでも、販売面・製造面双方で固定費負担が相対的に重く、利益率が見劣りすること、（3）一層の株価評価上昇には、他を上回る業績拡大（＝シェア上昇）や利益率改善の本格化を確認することが必要と考えることなど。
長期的な視点では、数量面で厳しさ増す環境下、直販体制強化に伴うエンジニアリング・アフターサービスの取り込み、工作機械用標準インターフェース・CELOSを軸にした独自のソリューション展開等は、ポテンシャルの大きい取り組みだと期待。ただし、持続的な企業価値向上には、市場シェア上昇や収益性改善の顕在化が求められるとした。
ＤＭＧ森精機<6141.T>が続落。みずほ証券では、直販強化やソリューション強化によるシェア上昇を確認したいとコメント。投資判断「中立」、目標株価1800円として、カバレッジを再開した。
主なポイントは次の通り。（1）前期に着手したリストラクチュアリングおよびその費用計上の反動による今期の大幅増益は、すでに相応に株価に織り込まれていると考えること、（2）それでも、販売面・製造面双方で固定費負担が相対的に重く、利益率が見劣りすること、（3）一層の株価評価上昇には、他を上回る業績拡大（＝シェア上昇）や利益率改善の本格化を確認することが必要と考えることなど。
長期的な視点では、数量面で厳しさ増す環境下、直販体制強化に伴うエンジニアリング・アフターサービスの取り込み、工作機械用標準インターフェース・CELOSを軸にした独自のソリューション展開等は、ポテンシャルの大きい取り組みだと期待。ただし、持続的な企業価値向上には、市場シェア上昇や収益性改善の顕在化が求められるとした。
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