前場コメント No.10 ジャフコ、HIS、はるやま、昭和電工、モブキャストなど

2017/03/09(木) 11:30
★9:42  ジャフコ-5日ぶり反発 配当の基本方針発表 株主資本の3%をめどに
 ジャフコ<8595.T>が5日ぶり反発。同社は8日に、今後の配当の基本方針として、当期の配当から株主資本(期首期末の平均値)の3%をめどとすると発表した。
 今後は、この指標をめどとしつつ、プライベート・エクイティ投資事業を継続して行くための裏付けとなる強固な自己資本や財務基盤を維持し、いかなる環境にも対応できる投資体制と収益基盤を確立しながら、株主還元とのバランスをとっていくとしている。

★9:46  HIS-ジェフリーズが目標株価引き下げ 海外旅行の収益性悪化が悩みの種に
 エイチ・アイ・エス<9603.T>が続落。ジェフリーズ証券では、海外旅行の収益性悪化が今17.10期の悩みの種とコメント。投資判断「BUY」を継続も、目標株価は4100円→3800円と引き下げた。
 1Q決算のネガティブ要因のうち、日本人海外旅行の収益性悪化は、一部一過性では済まされない要素を含んでおり、今17.10期の市場の期待に対するダウンサイドとなりそう。目先は短期のダウンサイド懸念と中期の成長期待の間で、株価は伸び悩む展開になりそうだが、HISはそれらを徐々に改善させていくことを期待しているとコメント。来18.10期以降の中期的な成長見通しに変化はないとした。

★9:49  GMOインターネット-ジェフリーズが「HOLD」へ引き下げ 次のカタリストを待つ
 GMOインターネット<9449.T>が3日続落。ジェフリーズ証券では、次のカタリストを待つとコメント。投資判断を「BUY」→「HOLD」、目標株価を1700円→1660円と引き下げた。
 同社の中期戦略に対するポジティブな見解を据え置き。しかし、今後12カ月間(17.12期)の利益見通しを底上げするようなカタリストは特に見当たらない。2017年度は新規事業への投資、.shopおよびminneの市場シェア拡大、ならびに全社売上高の成長に注力する年となる見込み。
 モバイルゲームにとって重要な年で、2017年度は3タイトルの新規配信を予定:GMOは下期に配信予定の新タイトルのうち1本はヒットすると予想。同社はこれまでに累計で50億円近く投資してきた。2017年度は再び純損失、営業利益は2億円の赤字と予想。

★9:51  はるやま-3日続伸 着て痩せるスーツを発売
 はるやまホールディングス<7416.T>が変わらずを挟み3日続伸。9日付の日経新聞朝刊で、同社が着るだけで痩せる効果が期待できるスーツを9日に発売すると報じられた。
 裏地に人の細胞の動きを活発にする成分を加工し、消費カロリーが増えることで体脂肪を落ちやすくするという。肥満を気にするビジネスパーソンらを対象に年3万着の販売をめざすとされる。

★9:53  昭和電工-ジェフリーズが目標株価引き上げ 石化マージンとハードディスク出荷が想定以上
 昭和電工<4004.T>が続伸。ジェフリーズ証券では、投資判断「HOLD」を継続、目標株価は1145円→1800円と引き上げた。
 石化マージンとハードディスクの出荷が想定以上で為替前提を変更したことから、同社の業績を修正。ナフサクラッカーを持つ会社の利益率のプロクシーとなるエチレン-ナフサのスプレッドが上昇し始めており、しばらく高い状態が続くとみられる。バリュエーションは前16.12期予想BPSの0.9倍で目標株価を算出。

★9:55  モブキャスト-急落 「Project OK」は「キングダム 乱 -天下統一への道-」 2017年夏配信予定
 モブキャスト<3664.T>が急落。同社は9日に、スマホ向け新作ゲーム「キングダム 乱 -天下統一への道-」を、岡本吉起氏がゲームプロデューサーを務めるでらゲー(東京都渋谷区)と共同開発の下、2017年夏に配信予定と発表した。
 同ゲームは大人気作品「キングダム」の世界観を体感できる、タクティカルRPGという。これまで「Project OK」と呼ばれていたが、今回情報解禁となった。ただし株価は材料出尽くしから売りが優勢となっている。


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