前場コメント No.15 出光興産、アドウェイズ、ナブテスコ、椿本チエイン、ＷＡＳＨハウスなど
★10:53 出光興産－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 実質利益予想を上方修正
出光興産<5019.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、円安、石化製品マージンの改善などから実質利益予想を上方修正。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は2300円→3500円と引き上げた。
今17.3期の実質営業利益予想を787億円から974億円へ上方修正。主な要因として、10月以降の石油化学製品マージンが強含んだことや、為替レートの円安、原油価格の上昇などを織り込んだため。来18.3期は1300億円から1410億円へ、19.3期は1371億円から1493億円へ上方修正。為替前提を従来の105円/ドルから115円/ドルに変更したことや、スチレンモノマーなどの石化製品および石炭事業の改善を織り込んだことによるとした。引き続き、昭和シェルとの経営統合作業の進ちょくに注目。
出光興産<5019.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、円安、石化製品マージンの改善などから実質利益予想を上方修正。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は2300円→3500円と引き上げた。
今17.3期の実質営業利益予想を787億円から974億円へ上方修正。主な要因として、10月以降の石油化学製品マージンが強含んだことや、為替レートの円安、原油価格の上昇などを織り込んだため。来18.3期は1300億円から1410億円へ、19.3期は1371億円から1493億円へ上方修正。為替前提を従来の105円/ドルから115円/ドルに変更したことや、スチレンモノマーなどの石化製品および石炭事業の改善を織り込んだことによるとした。引き続き、昭和シェルとの経営統合作業の進ちょくに注目。
★10:54 アドウェイズ－大幅に3日ぶり反発 「予約トップ10」でテストマーケティングサービス提供開始
アドウェイズ<2489.T>が大幅に3日ぶり反発。同社は8日に、同社のリリース前の新作アプリの事前予約ができるサービス「予約トップ10」において、テストマーケティングサービス「先行プレイ」の提供を開始したと発表した。
デプロイゲート（東京都渋谷区）との提携により、「予約トップ10」内において、ゲームデベロッパーはクローズドベータテストのテスター募集と実施、またユーザーアンケートの実施が可能となったという。これにより、事前にユーザー動向を把握することができるようになるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
アドウェイズ<2489.T>が大幅に3日ぶり反発。同社は8日に、同社のリリース前の新作アプリの事前予約ができるサービス「予約トップ10」において、テストマーケティングサービス「先行プレイ」の提供を開始したと発表した。
デプロイゲート（東京都渋谷区）との提携により、「予約トップ10」内において、ゲームデベロッパーはクローズドベータテストのテスター募集と実施、またユーザーアンケートの実施が可能となったという。これにより、事前にユーザー動向を把握することができるようになるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:58 ナブテスコ－みずほが「中立」で調査再開 「種まき」から「収穫期」への移行を見極めたい
ナブテスコ<6268.T>がもみ合い。みずほ証券では、成長への「種まき」から「収穫期」への移行を見極めたいとコメント。投資判断「中立」、目標株価3300円として、カバレッジを再開した。
主なポイントは、（1）産業用ロボット用精密減速機の拡販や、建機向け油圧機器の需要回復による目先の業績改善は、おおむね織り込み済みととらえていること、（2）為替感応度が低く、足元の円安による恩恵は限定的であること、（3）M&A（合併・買収）を含む成長投資の効果発現には、まだ時間を要する公算が大きいことなど。
精密減速機を中心に、ニッチ分野での高い競争力や業績の高い安定性に対する評価は変わらないが、さらなる株価評価向上には、先行投資の刈ち取り時期とそのインパクトを見極める必要があると感じているとした。
ナブテスコ<6268.T>がもみ合い。みずほ証券では、成長への「種まき」から「収穫期」への移行を見極めたいとコメント。投資判断「中立」、目標株価3300円として、カバレッジを再開した。
主なポイントは、（1）産業用ロボット用精密減速機の拡販や、建機向け油圧機器の需要回復による目先の業績改善は、おおむね織り込み済みととらえていること、（2）為替感応度が低く、足元の円安による恩恵は限定的であること、（3）M&A（合併・買収）を含む成長投資の効果発現には、まだ時間を要する公算が大きいことなど。
精密減速機を中心に、ニッチ分野での高い競争力や業績の高い安定性に対する評価は変わらないが、さらなる株価評価向上には、先行投資の刈ち取り時期とそのインパクトを見極める必要があると感じているとした。
★11:01 椿本チエイン－みずほが「中立」で調査再開 非自動車部品での成長ドライバー待ち
椿本チエイン<6371.T>が4日ぶり反発。みずほ証券では、非自動車部品での成長ドライバー登場が待たれるとコメント。投資判断「中立」、目標株価1050円として、カバレッジを再開した。
主なポイントは、（1）主力の自動車エンジン用タイミングチェーンシステムや産業機械用スチールチェーンなど、ニッチ市場における高い競争力は評価すべき事象であるが、（2）成長ドライバーである自動車部品事業は、主要顧客の原価低減要請の強化を背景に、収益性の面で当面踊り場の状態が続くと想定される、（3）また、産機分野では買収した欧米企業をテコにした拡販が依然として顕在化しないことなど。これらにより、向こう数年の利益見通しはセクター内でやや見劣りすると懸念される。
また、超長期的視点では、主力の自動車エンジン用タイミングチェーンにとって、自動車の電動化がネガティブであると見なされ、バリュエーション面での重荷になっていると推察。この観点からも、非自動車分野での成長ドライバーの育成が重要であると考えられるとした。
椿本チエイン<6371.T>が4日ぶり反発。みずほ証券では、非自動車部品での成長ドライバー登場が待たれるとコメント。投資判断「中立」、目標株価1050円として、カバレッジを再開した。
主なポイントは、（1）主力の自動車エンジン用タイミングチェーンシステムや産業機械用スチールチェーンなど、ニッチ市場における高い競争力は評価すべき事象であるが、（2）成長ドライバーである自動車部品事業は、主要顧客の原価低減要請の強化を背景に、収益性の面で当面踊り場の状態が続くと想定される、（3）また、産機分野では買収した欧米企業をテコにした拡販が依然として顕在化しないことなど。これらにより、向こう数年の利益見通しはセクター内でやや見劣りすると懸念される。
また、超長期的視点では、主力の自動車エンジン用タイミングチェーンにとって、自動車の電動化がネガティブであると見なされ、バリュエーション面での重荷になっていると推察。この観点からも、非自動車分野での成長ドライバーの育成が重要であると考えられるとした。
★11:04 ＷＡＳＨハウス－大幅続伸 17年は5割増の出店を計画と日経報道 山口・長崎に営業所
ＷＡＳＨハウス<6537.T>が大幅に4日続伸。3月9日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が3月に、山口、長崎両県に営業所を新設すると伝えられた。
営業網を広げる狙いで、今年は九州を中心に昨年比5割増の152店の出店を計画する。首都圏での直営店の出店も加速させ、今後のFC店展開の足がかりも築いていく構え。コインランドリー市場は共働きの増加や、自宅では難しい布団の丸洗い需要といった背景から成長傾向が続いているため。
ＷＡＳＨハウス<6537.T>が大幅に4日続伸。3月9日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が3月に、山口、長崎両県に営業所を新設すると伝えられた。
営業網を広げる狙いで、今年は九州を中心に昨年比5割増の152店の出店を計画する。首都圏での直営店の出店も加速させ、今後のFC店展開の足がかりも築いていく構え。コインランドリー市場は共働きの増加や、自宅では難しい布団の丸洗い需要といった背景から成長傾向が続いているため。
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