後場コメント No.2 博報堂DY、アドアーズ、モノタロウ、TPR、三菱電機など
★12:40 クックパッド-いちよしがフェアバリュー引き下げ ユーザー当たり売上高に注目
クックパッド<2193.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、国内の月次利用者数は堅調に推移しているが、ユーザー当たり売上高の引き上げが今後の課題とコメント。レーティング「B」を継続、フェアバリューは850円→830円と引き下げた。
前16.12期4Q実績(16年10~12月、IFRS)は売上収益が前年同期比6%増の45.3億円、営業損益でも減損計上前のベースで同9%増の24.6億円(いちよし試算)と堅調に推移。これは従前予想と比べて、予想以上にコストは抑制されている。しかし、前16.12期4Qの事業別売上収益では「会員事業」は前年同期比28%増の24.1億円と、いちよし予想並みであったが、「広告事業」が前年同期比5%減の14.9億円と従前予想には未達。会社側では事業展開のスピードを高める必要があると認識しているもようで、今後は積極的にコスト投下を行うとみられるとした。
クックパッド<2193.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、国内の月次利用者数は堅調に推移しているが、ユーザー当たり売上高の引き上げが今後の課題とコメント。レーティング「B」を継続、フェアバリューは850円→830円と引き下げた。
前16.12期4Q実績(16年10~12月、IFRS)は売上収益が前年同期比6%増の45.3億円、営業損益でも減損計上前のベースで同9%増の24.6億円(いちよし試算)と堅調に推移。これは従前予想と比べて、予想以上にコストは抑制されている。しかし、前16.12期4Qの事業別売上収益では「会員事業」は前年同期比28%増の24.1億円と、いちよし予想並みであったが、「広告事業」が前年同期比5%減の14.9億円と従前予想には未達。会社側では事業展開のスピードを高める必要があると認識しているもようで、今後は積極的にコスト投下を行うとみられるとした。
★12:42 博報堂DY-小幅高 表情で広告変わるシステムを試作 日本マイクロソフトと
博報堂DYホールディングス<2433.T>が小幅高。9日付の日経新聞朝刊で、同社と日本マイクロソフト(MS)が、カメラで撮影した人の顔の表情などを読み取って広告を出し分けるシステムを試作したと報じられた。
近く実証実験を始めるという。鏡をのぞき込む人の顔の状態に合った広告を表示することで広告価値を高めるとされる。
博報堂DYホールディングス<2433.T>が小幅高。9日付の日経新聞朝刊で、同社と日本マイクロソフト(MS)が、カメラで撮影した人の顔の表情などを読み取って広告を出し分けるシステムを試作したと報じられた。
近く実証実験を始めるという。鏡をのぞき込む人の顔の状態に合った広告を表示することで広告価値を高めるとされる。
★12:42 アドアーズ-底堅い 「VRパークトーキョー」で宙づり型アトラクション稼働
アドアーズ<4712.T>が底堅い。9日付の日経新聞朝刊で、同社が東京都渋谷区の仮想現実(VR)施設「VRパークトーキョー」で宙づり型のVRアトラクションを稼働させると報じられた。
ゴーグル型端末を装着してブランコ状のイスに座り、足場のないところでつられた状態で利用するという。
アドアーズ<4712.T>が底堅い。9日付の日経新聞朝刊で、同社が東京都渋谷区の仮想現実(VR)施設「VRパークトーキョー」で宙づり型のVRアトラクションを稼働させると報じられた。
ゴーグル型端末を装着してブランコ状のイスに座り、足場のないところでつられた状態で利用するという。
★12:46 モノタロウ-いちよしがフェアバリュー引き上げ eコマース業界で物流・配送費用が拡大
MonotaRO<3064.T>が反発。いちよし経済研究所では、eコマース業界では物流・配送費用が拡大とみて、レーティング「C」を継続した。フェアバリューは1500円→1700円と引き上げた。
現状の業績については、前16.12期4Q実績(16年10~12月)が会社計画やいちよし予想を若干上回っているほか、今17.12期通期会社計画についても、いちよしの従前予想を上回る水準。今17.12期について会社側は為替前提を115円/ドルとして、少なくとも今17.12期上期(17年1~6月)までは円高による原価低減効果が、いちよしの従前予想を上回る可能性がある。また、17年1月度の単体売上高についても予想以上に底堅い推移となっており、今17.12期以降の業績予想を上方修正。
MonotaRO<3064.T>が反発。いちよし経済研究所では、eコマース業界では物流・配送費用が拡大とみて、レーティング「C」を継続した。フェアバリューは1500円→1700円と引き上げた。
現状の業績については、前16.12期4Q実績(16年10~12月)が会社計画やいちよし予想を若干上回っているほか、今17.12期通期会社計画についても、いちよしの従前予想を上回る水準。今17.12期について会社側は為替前提を115円/ドルとして、少なくとも今17.12期上期(17年1~6月)までは円高による原価低減効果が、いちよしの従前予想を上回る可能性がある。また、17年1月度の単体売上高についても予想以上に底堅い推移となっており、今17.12期以降の業績予想を上方修正。
★12:52 TPR-いちよしがフェアバリュー引き上げ 中期利益予想を上方修正
TPR<6463.T>が続伸。いちよし経済研究所では、グループの稼働率上昇とファルテックの小幅改善を見込み、中期利益予想を上方修正。レーティング「B」を継続、フェアバリューは3700円→4700円と引き上げた。
グループの数量増、製品構成の良化、子会社ファルテック(7215)の採算改善を織り込み、来18.3期以降の営業利益予想を引き上げ。エンジンという伝統的な技術分野ではあるが、グローバルでの需要拡大に伴った成長率の高まりを評価、いちよしの自動車部品セクター平均(18.3期予想PER10倍程度)を上回る評価は可能と判断。
TPR<6463.T>が続伸。いちよし経済研究所では、グループの稼働率上昇とファルテックの小幅改善を見込み、中期利益予想を上方修正。レーティング「B」を継続、フェアバリューは3700円→4700円と引き上げた。
グループの数量増、製品構成の良化、子会社ファルテック(7215)の採算改善を織り込み、来18.3期以降の営業利益予想を引き上げ。エンジンという伝統的な技術分野ではあるが、グローバルでの需要拡大に伴った成長率の高まりを評価、いちよしの自動車部品セクター平均(18.3期予想PER10倍程度)を上回る評価は可能と判断。
★12:54 三菱電機-5日ぶり反発 半導体・デバイス製造でマルチファブ化拡大 万が一備える
三菱電機<6503.T>が5日ぶり反発。9日付の日刊工業新聞で、同社がパワー半導体などの半導体・デバイス製品で、量産工場を2カ所以上用意する「マルチファブ化」を拡大すると報じられた。
熊本県と兵庫県にある生産拠点を活用し、マルチファブの対象品目を増やすという。同社は2016年4月に起きた熊本地震で熊本県内の工場が被災しており、有事の際でも別の工場で迅速に量産できるよう、強固な事業継続体制を構築するとされる。
三菱電機<6503.T>が5日ぶり反発。9日付の日刊工業新聞で、同社がパワー半導体などの半導体・デバイス製品で、量産工場を2カ所以上用意する「マルチファブ化」を拡大すると報じられた。
熊本県と兵庫県にある生産拠点を活用し、マルチファブの対象品目を増やすという。同社は2016年4月に起きた熊本地震で熊本県内の工場が被災しており、有事の際でも別の工場で迅速に量産できるよう、強固な事業継続体制を構築するとされる。
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