後場コメント No.3 ＳＣＳＫ、マブチモーター、モノタロウ、キヤノン、ＴＨＫなど
★12:56 ＪＸ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 経営統合による業界・個別の体質改善に期待
ＪＸホールディングス<5020.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、経営統合による業界・個別の体質改善に期待。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を620円→660円と引き上げた。
2017年4月より新会社（ＪＸＴＧホールディングス）が発足する見込み。統合を踏まえた新中期計画は、今17.3期4Q決算公表時に発表される可能性が高い。今後、過剰設備の削減が進み、販売の過当競争が解消されて需給バランスが構造的に改善すると考えられる。統合後3年以内で1000億円の統合効果を目指す方針。製油所の閉鎖や一体運営など供給設備の集約や、省エネ投資、コスト削減、東燃ゼネラルの効率的な運営ノウハウの横展開などが考えられ、株主還元も現行のＪＸＨＤより積極化する可能性があるとの見方を示した。
ＪＸホールディングス<5020.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、経営統合による業界・個別の体質改善に期待。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を620円→660円と引き上げた。
2017年4月より新会社（ＪＸＴＧホールディングス）が発足する見込み。統合を踏まえた新中期計画は、今17.3期4Q決算公表時に発表される可能性が高い。今後、過剰設備の削減が進み、販売の過当競争が解消されて需給バランスが構造的に改善すると考えられる。統合後3年以内で1000億円の統合効果を目指す方針。製油所の閉鎖や一体運営など供給設備の集約や、省エネ投資、コスト削減、東燃ゼネラルの効率的な運営ノウハウの横展開などが考えられ、株主還元も現行のＪＸＨＤより積極化する可能性があるとの見方を示した。
★12:57 ＳＣＳＫ－反発 「Add-Value」がSAPジャパンのパートナーソリューション第一号として承認
ＳＣＳＫ<9719.T>が反発。同社は9日に、「Add-Value」シリーズの1つである製造業向け「Add-Value for Manufacturing」が、「SAP Business All-in-One for SAP S/4HANA, on-premise edition」のパートナーソリューション第一号としてSAPジャパンに承認されたと発表した。
「Add-Value for Manufacturing」 は、組立/プロセス製造業で必要となる販売、購買、生産、財務会計、管理会計などの多岐にわたる業務をカバーするトータル・ソリューションという。業務カバー範囲の広さ、実現ソリューションが日本の製造業に貢献できる点を評価され、パートナーソリューションの第一号としてSAPジャパンに承認されたとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
ＳＣＳＫ<9719.T>が反発。同社は9日に、「Add-Value」シリーズの1つである製造業向け「Add-Value for Manufacturing」が、「SAP Business All-in-One for SAP S/4HANA, on-premise edition」のパートナーソリューション第一号としてSAPジャパンに承認されたと発表した。
「Add-Value for Manufacturing」 は、組立/プロセス製造業で必要となる販売、購買、生産、財務会計、管理会計などの多岐にわたる業務をカバーするトータル・ソリューションという。業務カバー範囲の広さ、実現ソリューションが日本の製造業に貢献できる点を評価され、パートナーソリューションの第一号としてSAPジャパンに承認されたとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★13:02 マブチモーター－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 会社計画は保守的との見方
マブチモーター<6592.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、会社計画は保守的と判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を7100円→8200円と引き上げた。
今17.12期会社計画が保守的だったために決算発表直後の株価は下落したが、会社計画の為替前提が1ドル＝108円であること、グローバル自動車販売台数の前提が1.0％増としていることが要因であり、懸念すべき内容ではないと判断。マークラインズによれば、1月のグローバルライトビークル（車両総重量6トン以下の乗用車と小型商用車）の販売は、752万台（前期比+4.3％）と同社前提を上回るベースで進ちょく。自動車向けアナログ半導体や受動部品の動向からして同社の「1.0％増」の前提は明らかに保守的で、今17.12期1Q決算発表で懸念は払しょくされると考えるとした。
マブチモーター<6592.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、会社計画は保守的と判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を7100円→8200円と引き上げた。
今17.12期会社計画が保守的だったために決算発表直後の株価は下落したが、会社計画の為替前提が1ドル＝108円であること、グローバル自動車販売台数の前提が1.0％増としていることが要因であり、懸念すべき内容ではないと判断。マークラインズによれば、1月のグローバルライトビークル（車両総重量6トン以下の乗用車と小型商用車）の販売は、752万台（前期比+4.3％）と同社前提を上回るベースで進ちょく。自動車向けアナログ半導体や受動部品の動向からして同社の「1.0％増」の前提は明らかに保守的で、今17.12期1Q決算発表で懸念は払しょくされると考えるとした。
★13:06 キヤノン－3日続伸 「生物多様性保全」評価する指標を独自策定
キヤノン<7751.T>が3日続伸。9日付の日経産業新聞で、同社が森林破壊や地球温暖化で生物の生育環境が損なわれていることを踏まえ、生物多様性を評価する指標を独自に策定すると報じられた。
自社とグループ会社の拠点に飛来する鳥類を観測してデータ化するという。国内外で調査を実施し、3年以内に指標を本格的に運用する考えとされる。企業による生物多様性保全の先行事例としても注目されるとした。業績へのポジティブな影響が期待され、買いが入っている。
キヤノン<7751.T>が3日続伸。9日付の日経産業新聞で、同社が森林破壊や地球温暖化で生物の生育環境が損なわれていることを踏まえ、生物多様性を評価する指標を独自に策定すると報じられた。
自社とグループ会社の拠点に飛来する鳥類を観測してデータ化するという。国内外で調査を実施し、3年以内に指標を本格的に運用する考えとされる。企業による生物多様性保全の先行事例としても注目されるとした。業績へのポジティブな影響が期待され、買いが入っている。
★13:07 ＴＨＫ－反発 直動部品の値上げ確認 「買い」継続
ＴＨＫ<6481.T>が3日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、直動部品の値上げ確認とコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を3500円→3600円と引き上げた。
ＧＳでは台北国際工作機械見本市（TIMTOS）を訪問、10社超の工作機械/FA企業/代理店/販社などへ取材を実施。各社のトーンはおおむねポジティブ。地域構成の違い、売価の絶対水準の差異、為替動向など諸条件を考慮する必要があるものの、業界環境好転と値上げの可能性は総じてポジティブ。直動部品→値上げの試み自体が過去数年間の下降サイクルとは明らかに異なる事業環境を予感させるとした。
売価前提をグローバルで-0.5％と置いていた従来予想を±0％へと変更。中国では値上げを織り込む一方、台湾勢と競合が少ないその他地域では従来通りの売価前提を織り込んだとした。ＴＨＫの営業利益予想を来18.3期以降、3％/2％増額。
ＴＨＫ<6481.T>が3日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、直動部品の値上げ確認とコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を3500円→3600円と引き上げた。
ＧＳでは台北国際工作機械見本市（TIMTOS）を訪問、10社超の工作機械/FA企業/代理店/販社などへ取材を実施。各社のトーンはおおむねポジティブ。地域構成の違い、売価の絶対水準の差異、為替動向など諸条件を考慮する必要があるものの、業界環境好転と値上げの可能性は総じてポジティブ。直動部品→値上げの試み自体が過去数年間の下降サイクルとは明らかに異なる事業環境を予感させるとした。
売価前提をグローバルで-0.5％と置いていた従来予想を±0％へと変更。中国では値上げを織り込む一方、台湾勢と競合が少ないその他地域では従来通りの売価前提を織り込んだとした。ＴＨＫの営業利益予想を来18.3期以降、3％/2％増額。
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