前場コメント No.5 東芝、豊田通商、丸善CHI、積水ハウス、ジャストプランニングなど

2017/03/10(金) 11:30
★9:07  東芝-UBSが目標株価引き下げ そう簡単には決まらない
 東芝<6502.T>が続落。UBS証券では、「そう簡単には決まらない」とコメント。レーティング「Sell」を継続、目標株価を210円→170円と引き下げた。
 経営陣はNAND事業を50%超売却する可能性を示している。確かに銀行からの融資継続を優先すれば、自力で1.6兆円~2.2兆円の資金確保が必要となり、これにはNAND売却が必須となる。その一方で、各種報道内容(2月24日の日刊工業報道)から、経営に対する影響力を残す方法を何とか講じていると推察される。このため、事業売却ではなく数年後のNAND上場などで、経営権を維持しながらも資金回収する方法などが講じられる可能性もあるとした。

★9:08  豊田通商-大和が目標株価引き上げ CFAOを含むアフリカ事業のテコ入れに期待
 豊田通商<8015.T>が続伸。大和証券では、CFAOを含むアフリカ事業のテコ入れに期待。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は2800円→3100円と引き上げた。今17.3期の会社予想は上方修正、今期配当予想も引き上げられた。ただし、必ずしも事業の実態が大きく上向いているわけではないと指摘。

★9:08  丸善CHI-3日ぶり反落 通期最終益を下方修正 退職給付費用5億6400万円の計上などで
 丸善CHIホールディングス<3159.T>が3日ぶり反落。同社は9日、17.1期通期の連結純利益予想を従来の11.7億円から5.3億円(前期比48.3%減)へと引き下げると発表した。
 一部子会社について退職給付債務の算定方法を、従来の簡便法から原則法へ変更したことにより退職給付費用を5億6400万円計上した。さらに店舗・ネット販売事業を取り巻く厳しい市場環境に鑑み、将来収益を保守的に見直したとしている。

★9:08  積水ハウス-3日続伸 自己株式1900万株を消却へ
 積水ハウス<1928.T>が3日続伸。同社は9日、自己株式1900万株を4月28日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は2.68%。

★9:08  積水ハウス-3日続伸 今期4.3%営業増益見込む 前期23.1%増益着地
 積水ハウス<1928.T>が3日続伸。同社は9日、18.1期通期の連結営業利益予想を1920億円(前期比4.3%増)にすると発表した。
 グループ全体で戸建住宅、賃貸住宅、リフォームなどで良質な住宅ストックの形成に資する施策を推進するほか、工場出荷材を生かした事業領域の拡大を図る。
 17.1期通期の営業利益は1842億円(前の期比23.1%増)だった。賃貸住宅事業で、ホテルライク仕様や、設計自由度が高く柔軟な提案が可能な賃貸住宅の販売が順調だった。

★9:09  ジャストプランニング-続落 通期営業益を下方修正 ASP事業におけるシステム投資などで
 ジャストプランニング<4287.T>が続落。同社は9日、17.1期通期の連結営業利益予想を従来の5.3億円から4.1億円(前期比18.4%減)へと引き下げると発表した。
 ASP事業におけるシステム投資、営業力の強化に伴う人員の増加により、売上原価および販管費が増加したことが響く。

★9:09  SBI-続伸 BtoBの国際送金仲介プラットフォームを開発・運営するVeemへ出資
 SBIホールディングス<8473.T>が続伸。同社は3月9日の大引け後に、100%子会社でベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント(東京都港区)が、運営する「FinTechファンド」を通じて、Veem Inc.(米国サンフランシスコ市)へ出資したと発表した。
 Veem社は、中小・零細企業に対してBtoBの国際送金を仲介するプラットフォームを開発・運営する会社。仮想通貨の利用を含む独自のネットワークを構築することで、業界最安値水準の手数料を実現。従来の送金手段も利用することができ、最適な送金手段を選定し実行する自動アルゴリズムを開発している。


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