前場コメント No.9 ラウンドワン、デクセリアルズ、ソニーＦＨ、第一生命、ＴＯＫＡＩなど
★9:44 ラウンドワン－反発 2月既存店売上高は2.4％増 バレンタインプランなど好評
ラウンドワン<4680.T>が反発。同社は9日の大引け後に、2月の売上状況（速報）を発表し、既存店売上高は前年同月比2.4％増となった。ボウリング収入は同0.9％増、アミューズメント収入は同4.6％増、カラオケ収入は同5.5％増。
前年のうるう年の影響により営業日が1日少なかったことに加え、土日祝日数も1日減ったことにより約5％程度のマイナス影響があったが、カップルやグループで利用できるバレンタインプランなどが好評だったとした。
ラウンドワン<4680.T>が反発。同社は9日の大引け後に、2月の売上状況（速報）を発表し、既存店売上高は前年同月比2.4％増となった。ボウリング収入は同0.9％増、アミューズメント収入は同4.6％増、カラオケ収入は同5.5％増。
前年のうるう年の影響により営業日が1日少なかったことに加え、土日祝日数も1日減ったことにより約5％程度のマイナス影響があったが、カップルやグループで利用できるバレンタインプランなどが好評だったとした。
★9:44 デクセリアルズ－みずほが目標株価引き上げ 新分野での事業成長に期待
デクセリアルズ<4980.T>がもみ合い。みずほ証券では、新分野での事業成長に期待。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1200円→1300円と引き上げた。
見解に大きな変更はなし。最終製品の成長率鈍化により、同社のコア製品である光学樹脂材料や、異方性導電膜の業績は不振が続いている。みずほでは、光学フィルム事業の成長や車載など新分野での事業の成長に注目。今17.3期の配当金は55円/株の予想を据え置くとしたが、来18.3期以降は45円/株を予想。その場合でも配当利回りは3.6％（3月8日終値ベース）と引き続き高水準であり、株価のサポート要因となる見込み。
デクセリアルズ<4980.T>がもみ合い。みずほ証券では、新分野での事業成長に期待。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1200円→1300円と引き上げた。
見解に大きな変更はなし。最終製品の成長率鈍化により、同社のコア製品である光学樹脂材料や、異方性導電膜の業績は不振が続いている。みずほでは、光学フィルム事業の成長や車載など新分野での事業の成長に注目。今17.3期の配当金は55円/株の予想を据え置くとしたが、来18.3期以降は45円/株を予想。その場合でも配当利回りは3.6％（3月8日終値ベース）と引き続き高水準であり、株価のサポート要因となる見込み。
★9:48 ソニーＦＨ－大和が目標株価引き上げ 金利感応度は相対的に低い
ソニーフィナンシャルホールディングス<8729.T>が4日続伸。大和証券では、金利感応度は相対的に低く、ディフェンシブな位置付けとし、投資判断「3（中立）」を継続した。目標株価は1710円→2000円と引き上げた。
ポイントは以下の通り。（1）市場環境の好転は前向きな材料ではあるが、競合他社と比べてその恩恵は限定的と考える。資産・負債のデュレーションのマッチングが進んでいることもあり、EVの金利感応度は上場生保内で最も低い。株式や外国証券の保有残高は相対的に小さく、円安・株高の恩恵も大きいとは言い難い（一般勘定における外国証券の保有残高は16/12末に約2700億円まで拡大したが、相対的に規模は小さい）。一方、リスクオフの局面ではディフェンシブ性が強みとなる。（2）3Q決算では変額保険のヘッジエラーが2Q決算に続いて損益の下振れ要因となった。ヘッジ損失自体は一過性の損失であるが、特に実物運用資産とヘッジ資産とのかい離部分は今後も損益の変動要因に成り得る。（3）成長の続くライフプランナー・チャネルは同社にユニークな強みであり、被買収期待にもつながると考える。
ソニーフィナンシャルホールディングス<8729.T>が4日続伸。大和証券では、金利感応度は相対的に低く、ディフェンシブな位置付けとし、投資判断「3（中立）」を継続した。目標株価は1710円→2000円と引き上げた。
ポイントは以下の通り。（1）市場環境の好転は前向きな材料ではあるが、競合他社と比べてその恩恵は限定的と考える。資産・負債のデュレーションのマッチングが進んでいることもあり、EVの金利感応度は上場生保内で最も低い。株式や外国証券の保有残高は相対的に小さく、円安・株高の恩恵も大きいとは言い難い（一般勘定における外国証券の保有残高は16/12末に約2700億円まで拡大したが、相対的に規模は小さい）。一方、リスクオフの局面ではディフェンシブ性が強みとなる。（2）3Q決算では変額保険のヘッジエラーが2Q決算に続いて損益の下振れ要因となった。ヘッジ損失自体は一過性の損失であるが、特に実物運用資産とヘッジ資産とのかい離部分は今後も損益の変動要因に成り得る。（3）成長の続くライフプランナー・チャネルは同社にユニークな強みであり、被買収期待にもつながると考える。
★9:51 マツダなど－高い ピストン制御でエンジンの燃費改善図る
マツダ<7261.T>が続伸。日産自動車<7201.T>が3日ぶり反発。10日付の日経新聞朝刊で、マツダが2017年度末にピストンを一部止める機能などを導入し、ガソリンエンジンの燃費を1割改善すると報じられた。
日産自動車もピストンを無段階で制御して燃費と出力を自在に変える仕組みを採用するという。電気自動車（EV）などの開発競争が過熱する一方で、世界市場の中心は当面ガソリンエンジンが占めるとみられ、商品力を磨き、EVなどのエコカーに対抗する考えのもよう。
マツダ<7261.T>が続伸。日産自動車<7201.T>が3日ぶり反発。10日付の日経新聞朝刊で、マツダが2017年度末にピストンを一部止める機能などを導入し、ガソリンエンジンの燃費を1割改善すると報じられた。
日産自動車もピストンを無段階で制御して燃費と出力を自在に変える仕組みを採用するという。電気自動車（EV）などの開発競争が過熱する一方で、世界市場の中心は当面ガソリンエンジンが占めるとみられ、商品力を磨き、EVなどのエコカーに対抗する考えのもよう。
★9:51 第一生命－大和が目標株価引き上げ 短期的には中計見直しの可能性に注目
第一生命ホールディングス<8750.T>が3日続伸。大和証券では、短期的には中計見直しの可能性に注目。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は2240円→2600円と引き上げた。
短期的には中計見直しの可能性に注目。昨年11月の説明会では、金利変動の影響を受けやすい経済価値ベースの経営指標の妥当性に疑問が投げかけられていた。18/3末までにESR：170～200％などの目標は設定時と比べて金利・為替等の経済環境が大きくかい離しており、達成は現実的でないと判断。仮に中計目標の見直しがあれば、中計目標の未達リスクを払しょくするという点で前向きにとらえたいとした。
第一生命ホールディングス<8750.T>が3日続伸。大和証券では、短期的には中計見直しの可能性に注目。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は2240円→2600円と引き上げた。
短期的には中計見直しの可能性に注目。昨年11月の説明会では、金利変動の影響を受けやすい経済価値ベースの経営指標の妥当性に疑問が投げかけられていた。18/3末までにESR：170～200％などの目標は設定時と比べて金利・為替等の経済環境が大きくかい離しており、達成は現実的でないと判断。仮に中計目標の見直しがあれば、中計目標の未達リスクを払しょくするという点で前向きにとらえたいとした。
★9:54 ＴＯＫＡＩＨＤ－3日続伸 株主優待制度を拡充
ＴＯＫＡＩホールディングス<3167.T>が3日続伸。同社は9日、株主優待制度を拡充すると発表した。同社の優待メニューは、所有株式数に応じて3つのランク（100～999株、1000～4999株、5000株以上）を設け、4種類の優待品から株主の好みに合わせて選べる選択制となっている。
今回、従前の1000～4999株の区分の下限を300株へと引き下げる。これにより300株の保有から従前の1000～4999株区分の優待サービスが受けられるとしている。
ＴＯＫＡＩホールディングス<3167.T>が3日続伸。同社は9日、株主優待制度を拡充すると発表した。同社の優待メニューは、所有株式数に応じて3つのランク（100～999株、1000～4999株、5000株以上）を設け、4種類の優待品から株主の好みに合わせて選べる選択制となっている。
今回、従前の1000～4999株の区分の下限を300株へと引き下げる。これにより300株の保有から従前の1000～4999株区分の優待サービスが受けられるとしている。
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