前場コメント No.10 日野自動車、豊田自動織機、ラクス、クルーズ、きんでんなど
★9:54 日野自動車-丸三が「中立」継続 高い増益期待の一方でコスト増加への不安も残る
日野自動車<7205.T>が3日続伸。丸三証券では、高い増益期待の一方でコスト増加への不安も残るとし、投資判断「中立」を継続した。
今17.3期4Qから営業増益に転じて、来18.3期・19.3期は高い増益率が期待できると想定。国内販売の好調持続、ASEANの回復、米国のインフラ投資・景気拡大といったトップラインの伸びに加えて、生産性の高い古河新工場への移転効果が利益を押し上げる見込み。ただし、来18.3期の大幅増益がすでにコンセンサスとなっている一方で、コスト増加などへの不安も残ること、同業他社比でのPERの割安感が乏しいことから、しばらく様子を見るスタンスとした。
日野自動車<7205.T>が3日続伸。丸三証券では、高い増益期待の一方でコスト増加への不安も残るとし、投資判断「中立」を継続した。
今17.3期4Qから営業増益に転じて、来18.3期・19.3期は高い増益率が期待できると想定。国内販売の好調持続、ASEANの回復、米国のインフラ投資・景気拡大といったトップラインの伸びに加えて、生産性の高い古河新工場への移転効果が利益を押し上げる見込み。ただし、来18.3期の大幅増益がすでにコンセンサスとなっている一方で、コスト増加などへの不安も残ること、同業他社比でのPERの割安感が乏しいことから、しばらく様子を見るスタンスとした。
★9:57 豊田自動織機-丸三が「中立」継続 4Q以降は営業増益に転じると予想
豊田自動織機<6201.T>が続伸。丸三証券では、4Q以降は営業増益に転じると予想。投資判断は「中立」を継続した。
(1)産業車両(フォークリフト)では堅調な販売動向に加えて、Eコマース市場拡大に伴う需要増やトータルソリューション提案による差別化といった中長期的な成長材料も見えつつあること、(2)カーエアコン用コンプレッサーで着実な数量成長が続く可能性が高いと思われることはポジティブ。しかし、丸三予想に基づくPERが自動車業界の中では相対的に高いことから、投資判断「中立」を継続。
豊田自動織機<6201.T>が続伸。丸三証券では、4Q以降は営業増益に転じると予想。投資判断は「中立」を継続した。
(1)産業車両(フォークリフト)では堅調な販売動向に加えて、Eコマース市場拡大に伴う需要増やトータルソリューション提案による差別化といった中長期的な成長材料も見えつつあること、(2)カーエアコン用コンプレッサーで着実な数量成長が続く可能性が高いと思われることはポジティブ。しかし、丸三予想に基づくPERが自動車業界の中では相対的に高いことから、投資判断「中立」を継続。
★9:58 ラクス-大幅続伸 2月度23%増収 楽楽精算64%増
ラクス<3923.T>が大幅続伸。同社は9日、2月度の全社売上高(単体)が4億5200万円で、前年同月比22.9%増だったと発表した。メールディーラーは同16.6%増、楽楽精算は同64.4%増だった。
ラクス<3923.T>が大幅続伸。同社は9日、2月度の全社売上高(単体)が4億5200万円で、前年同月比22.9%増だったと発表した。メールディーラーは同16.6%増、楽楽精算は同64.4%増だった。
★10:02 クルーズ-SMBC日興が目標株価引き上げ プロモーション戦略による利用拡大に期待
クルーズ<2138.T>が3日続伸。SMBC日興証券では、全方位的なプロモーション戦略による利用者数拡大に期待。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を2920円→3400円と引き上げた。
スマートフォンアプリ投入(16.3期2Q)による増収効果の一巡に加え、プロモーション投下量の抑制、商品単価の下落もあったため、インターネットコマース事業の増収率モメンタムは低下傾向にあった。しかし、足もとではテレビコマーシャル投下をきっかけに再度成長モメンタムが上向きになっていると考えられる。来18.3期以降についても年率25%超の売上成長実現が可能であると想定。株価は2月の下落により今17.3期の営業減益を織り込んだ格好になっていることから、今後は改めて、来18.3期以降の利益成長力を評価する局面に入ると想定。
クルーズ<2138.T>が3日続伸。SMBC日興証券では、全方位的なプロモーション戦略による利用者数拡大に期待。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を2920円→3400円と引き上げた。
スマートフォンアプリ投入(16.3期2Q)による増収効果の一巡に加え、プロモーション投下量の抑制、商品単価の下落もあったため、インターネットコマース事業の増収率モメンタムは低下傾向にあった。しかし、足もとではテレビコマーシャル投下をきっかけに再度成長モメンタムが上向きになっていると考えられる。来18.3期以降についても年率25%超の売上成長実現が可能であると想定。株価は2月の下落により今17.3期の営業減益を織り込んだ格好になっていることから、今後は改めて、来18.3期以降の利益成長力を評価する局面に入ると想定。
★10:06 J-TEC-大幅に3日続伸 やけど患者の培養皮膚移植を計画 京大と
ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774.T>が大幅に3日続伸。10日付の日経新聞朝刊で、同社と京都大学が、重いやけどの患者への培養皮膚移植を計画していると報じられた。
医師主導の治験か臨床研究を検討し、京大病院が効果などを確かめるという。移植した皮膚の細胞から出る物質によって1週間ほどで皮膚の再生が始まるとされる。費用は100万~200万円と従来の4分の1以下で済むとした。今後の業績の伸びが期待され、買いが入っている。
ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774.T>が大幅に3日続伸。10日付の日経新聞朝刊で、同社と京都大学が、重いやけどの患者への培養皮膚移植を計画していると報じられた。
医師主導の治験か臨床研究を検討し、京大病院が効果などを確かめるという。移植した皮膚の細胞から出る物質によって1週間ほどで皮膚の再生が始まるとされる。費用は100万~200万円と従来の4分の1以下で済むとした。今後の業績の伸びが期待され、買いが入っている。
★10:09 きんでん-SMBC日興が目標株価引き上げ 業績は順調も資金活用が課題
きんでん<1944.T>が10日続伸。SMBC日興証券では、業績は順調も資金活用が課題として、投資評価「2(中立)」を継続した。目標株価1400円→1500円と引き上げた。
目標株価引き上げは、業績予想の見直しや資本コスト算出前提の変更に伴うもの。建築需要増加と完成工事総利益率の向上により、来18.3期に過去最高営業利益(95.3期366億円)を更新すると予想。今後は、資金の有効活用や、増配などの株主還元の強化に期待。なお、関西電力の厳しい経営環境は続いているが、原子力プラントが再稼働しなくても配電工事が減少傾向に転じる可能性は小さいと想定。
きんでん<1944.T>が10日続伸。SMBC日興証券では、業績は順調も資金活用が課題として、投資評価「2(中立)」を継続した。目標株価1400円→1500円と引き上げた。
目標株価引き上げは、業績予想の見直しや資本コスト算出前提の変更に伴うもの。建築需要増加と完成工事総利益率の向上により、来18.3期に過去最高営業利益(95.3期366億円)を更新すると予想。今後は、資金の有効活用や、増配などの株主還元の強化に期待。なお、関西電力の厳しい経営環境は続いているが、原子力プラントが再稼働しなくても配電工事が減少傾向に転じる可能性は小さいと想定。
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