前場コメント No.6 アイシン精機、シルバーエッグ、エイチーム、モルフォ、GMOなど

2017/03/13(月) 11:30
★9:09  パナソニックとアイシン-安い 家庭用燃料電池で欧州開拓
 パナソニック<6752.T>とアイシン精機<7259.T>が安い。11日付の日経新聞朝刊で、パナソニックが欧州で家庭用燃料電池の新製品2機種を発売すると報じられた。
 アイシン精機は欧州連合(EU)の実証実験に参加したという。海外でも導入に補助金を出す動きが出ているほか、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」が発効し環境保護意識が一段と高まっているとみられる。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢となっている。

★9:09  松風-小動き インドに子会社設立 歯科材料など輸入・販売
 松風<7979.T>が小動き。同社は3月10日の大引け後に、インドにおける歯科材料および歯科用機器の輸入・販売を行う、「SHOFU DENTAL INDIA」を設立すると発表した。出資比率は99%。市場拡大が見込まれるインドでの事業活動の強化を見据え、顧客ニーズに対応できる販売体制を構築する。

★9:10  シルバーエッグ-岩井コスモが目標株価引き上げ 独自技術とサービスで中期成長に期待
 シルバーエッグ・テクノロジー<3961.T>が続伸。岩井コスモ証券では、独自技術とサービスによる中期成長に期待。投資判断「A」を継続、目標株価を3600円→3800円と引き上げた。
 前16.12期は8割超の営業増益となり、今17.12期も岩井コスモでは営業収益を前期比22%増の9億円、営業利益を銅30%増の1億8000万円と予想。引き続き人材採用や通信インフラ強化に向けた費用が膨らむものの、増収効果による利益成長が続く見通し。
 2017年も国内の消費者向け電子商取引市場は成長持続が見込まれ、利用端末としてスマートフォンの伸びは続く見込み。拡大するEC市場で存在感を高めながら、利益成長が期待できるとした。

★9:10  エイチーム-大幅に4日続伸 上期53.7%営業増益 エンタメで収益過去最高
 エイチーム<3662.T>が大幅に4日続伸。同社は10日、17.7期上期(8-2月)の連結営業利益が10.2億円(前年同期比53.7%増)だったと発表した。
 エンターテインメント事業では継続して新規スマートデバイス向けゲーム開発に取り組みながら、既存ゲームの機動的な運用を進め、過去最高のセグメント売り上げ・利益を達成したという。ライフスタイルサポート事業でも、各サービスのユーザビリティの向上などさらなる充実に注力し、それぞれの産業領域でのマーケットシェアの拡大と安定的な成長に向けて取り組んだことが奏功したという。

★9:11  モルフォ-売り気配 1Qは32.6%営業減益 カメラデバイスでロイヤリティ収入減少
 モルフォ<3653.T>が売り気配。同社は10日、17.10期1Q(11-1月)の連結営業利益が1.9億円(前年同期比32.6%減)だったと発表した。
 カメラデバイス事業で主要顧客からのロイヤリティー収入が減少したほか、ネットワークサービス事業でも、人件費が増加した。

★9:11  GMO-野村が目標株価引き下げ インフラ事業を中心に17.12期の業績見通しは良好
 GMOインターネット<9449.T>が大幅反落。野村証券では、インフラ事業を中心に今17.12期の業績見通しは良好とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は1880円→1710円と引き下げた。
 今17.12期の野村予想の営業利益は前回から不変も、子会社の有利子負債が増加したことによる支払利息の増を新たに業績予想に織り込んだとした。これにより、今17.12期経常利益予想を191.5億円→186.5億円へ見直し、今17.12期予想基準EPSを従来予想比で約9%下方修正。
 本業の業績の見方は不変。株価のカタリストは多く、(1)「.shop」、(2)「minne」、(3)新銀行などが挙げられる。今後、これらの事業の収益寄与が具体的にみえてくれば、株価評価がさらに高まる可能性があるとした。


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